気まぐれ日記
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2004年01月15日(木) さてと、

 やりますか。

 「そんなことがあったのか?」
 アニムは留守中に起こったことを聞いた。
 「しかし、例の魔力を欲しがる魔族か。魔王は知っておるのかのう」
 「ああ、多分知ってるだろうな」
 と、バルク。
 「また、お前に助けられたな、セルヴェス」
 バルクは剣をなぜた。
 バルクを主としたかったドラゴンの長セルヴェス。しかし寿命には勝てず、その身を剣と変えた。今のところバルクのみが持てる剣で、語りはしないが意思を持っていて、バルクを守っている。
 「でも、なんでこの世界に来なかったスノムウェインが?」
 「魔力があるからだろ?」
 「まったく、そろそろ魔力について知らんと、えらいことになりそうだ」
 「誰っ!」
 ルイが叫んだ。空間に向かって。
 「あー、俺だよ俺」
 三人とも聞き覚えのある声だった。それは何もないところから急に現れる。
 「よう。やっと見つけた」
 「ブロード!」
 「なんだか皿に人間離れしてるのう」
 「魔族化がさらに進んだみたいね」
 ブロードは三人の顔を見て、息をついた。
 「お前らに会うと、緊張ってものがどっかにいっちまう」
 「この間より、元気になったみたいね」
 「ああ、あのスノムウェインとかいう、気障な野郎に魔力を盗られたうえに変な細工までされてな。むかついて腹が減るわで……」
 「スノムウェイン!」
 「ここにも来たようだな」
 「うん、あたしが取り込んだ魔力を奪って行ったわ」
 「ルイちゃんは変な細工されなかった?」
 「わからない。でもまだ魔力を取り込んでいるのに体が楽なのよね」
 「……調子悪かったの?」
 「そうなのよ、あの魔力、体に合わなくて寝込んでいたのよ」
 「もしかして、あのスノムウェインって奴に魔力送っているよ、きっと」
 「それ、どうゆうこと?」
 ブロードは自分がされたこと、そしてルイもされたのではないかということを話す。
 「きもちわるいー。なんだかつながっているって感じ」
 「……だろ。魔王の奴が細工の解き方を探すって言ってるけど、時間がかかるだろうな」
 「しかし、魔力を集めているということは、例の魔力には何かあるということだろう?」
 アニムの言葉に皆黙る。
 「……そうだな」
 「そうよね……」
 「俺はどうやら糧になるらしいけど」
 「……」
 しばらく黙ってバルクが切り出す。
 「これから、どうする?」


草うららか |MAIL

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