気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
購入! 今までのは初期版(あの、アメリカのなんとかってやつが見れるやつ。結局そのままで取り外していない)で、スタオー3をやると止まる止まる。臨時収入も手伝った勢いで買ってしまったんです。一代目も次の行き場が決まっているので安心してます。もらわれても元気で達者に暮らせよ、一代目。
「そうだ、元人間。お前の名前も聞こう」 「名乗るほどの名前じゃない」 ブロードはつまらない顔で言った。そして、用を聞いた。 「名乗らないのか? まあいいか。用は一つだ。例の魔力をもらいに来た」 スノムウェインが宙に浮いたまま座っているような格好で言う。 「それをどうするつもりだよ?」 「糧にするんだ。それで私は更に強くなる」 「悪いけど、俺が魔族になった時にそれを使っちまったらしくてな、それまで溜め込んだやつならもうない。それにどうやら、俺は魔力をえり好みするような魔族じゃないらしくてな、その辺に浮いている魔力も自然に取り込んでいるんだ。あんたにやる魔力はないよ」 「そうか、それは残念だ。ならば、少し付き合ってもらおうか? その体から魔力を引き出してやる」 ブロードが立っている地面から蔦が飛び生える。 「うおッ!」 彼の足に絡みそこから動けなくなる。 「なんだよ、これ?」 「魔力を吸い取る植物みたいなものだ。私が生み出したものだ」 「へえ……」 ブロードが何かつぶやいた。人間であった時の魔法は使えるだろうか、と思ったが魔族であるから有効だった。 (陽を絶ち水を絶ち土を絶て) そんなような言葉。魔力と言葉が合わさることで生み出る魔法。彼の魔法は全部オリジナルであり、いい加減である。それは彼が複雑な魔力を持つからであった。 巻きついていた蔦が一気に枯れる。 「ほお、やるじゃないか?」 「こんなちゃっちいので足止めできるのか、魔族って?」 「それが、できるんだよなあ」 スノムウェインはあの銀髪の魔王を思い出す。 「そりゃ、まぬけだなあ……」 ブロードは露知らず、そんなことを吐いた。
|