気まぐれ日記
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| 2003年12月29日(月) |
急いで書いていたとはいえ |
昨日のひでえ文章だなあ。おい。まあいいや、今日もがんばろう。 ランタルナの港町、ザングルはほどほどに栄えていた。しかし、人々が行きかうのはやはりビアソーイダの方が多い。フレクアはそう思いながら町を歩いていた。一緒に神殿主見習いのゼヂューと。 「こっちです。この道を行けば街道です」 彼の案内で彼女は街道の入り口までたどり着く。 「ここから二、三日歩くとぼくが勤める神殿があります」 「で、ここに盗賊団が現れたりするんですね」 「はい、できればお会いしたくないんですが」 「そうね」 街道は広々として、たまに馬車が通る。人間が普通に歩いて夕方になるころを計算してか必ず簡易な宿がある、とゼデューが言った。何事もなくもう少しで神殿につくというころ、お約束どおり盗賊団に会った。 「おめでとうございマース! あなた方で1千人目の被害者デース!」 ひげもじゃの一番図体のでかい男が道をふさいでいる。ふざけた挨拶をしたのは、その横の小柄で細い男だった。 「出たわね、盗賊団」 「あなた方が喜ぶものは何も持ってません」 「おいおい、今のに突っ込みナシか?」 小柄な男が言った。 「ええっ! ボケだったんですか?」 と、フレクア。ゼデューは表情を崩さずに、うなずく。そうだったのか、と言いたげだった。 「じゃあ、一千人目には何か特典でもあるの?」 「もちろん、もれなく身包み全部いただきます!」 「それは、いつものことじゃ……」 小柄な男の言葉に子分Aがつっこんだ。すかさず、げんこつをはる。 「うーん、じゃあ私たちのどちらが一千人目なんですか?」 フレクアが聞いた。ゼデューもうんうんとうなずく。 子分全員(フレクアたちの背後に回っていたのが前に出た)と大男と小柄な男たちは顔を見合わせる。そして、こしょこしょと相談を始めた。
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