気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
ドラ映画みました。フー子と聞いて目玉台風を思い出す。来年はイチか。のび太が「わんとなくから、日本語でイチだ」と名づけた、アレか。
その夜、明かりの消された部屋に、主は転がっていた。 「起きてください」 それを誰かが蹴り起こした。 「ヌウ、オマエ、マテイノ……」 「それはいいですから。イーリスさんに余計なこと教えないでください」 「ソレナラモウ、オソイ。オシエタ」 「その過程も?」 「サスガニ、ソレハチョット」 「良かった」 「オイ、オマエノチシキクレ」 「はいはい、後でね」 魔王は、そこを去った。逃げるように。 「マア、イイヤ。モウカエロウ」 主はそこから消えた。
「はーい、久しぶり」 「げっ、魔王」 「げっ、てなんですか?」 「いや、なんとなく」 「それよりも、魔力集めは、どうですか?」 魔王はベッド脇のイスに座った。寝ていたというより、寝付く前のブロードは特に驚きはしなかった。ベッドから起き上がる。 「うん、あの神殿にはある。だけど……」 「どこにあるのかわからない、ですね」 「そうなんだ」 「まあ、いいでしょう。引き続きがんばってくださいね」 「あいよ」 魔王が去ろうとすると、ブロードはそれを呼び止めた。 「あの、タラシにも挨拶していくのか?」 「タラシ……ああ、グオンさんね。あの人は用ないときに行っても相手にしてくれないから。行きません」 「そうか、そうだよな」 魔王は、今度こそ去った。
|