気まぐれ日記
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2003年12月19日(金) さてと、いきますか

 ドラ映画みました。フー子と聞いて目玉台風を思い出す。来年はイチか。のび太が「わんとなくから、日本語でイチだ」と名づけた、アレか。

 その夜、明かりの消された部屋に、主は転がっていた。
 「起きてください」
 それを誰かが蹴り起こした。
 「ヌウ、オマエ、マテイノ……」
 「それはいいですから。イーリスさんに余計なこと教えないでください」
 「ソレナラモウ、オソイ。オシエタ」
 「その過程も?」
 「サスガニ、ソレハチョット」
 「良かった」
 「オイ、オマエノチシキクレ」
 「はいはい、後でね」
 魔王は、そこを去った。逃げるように。
 「マア、イイヤ。モウカエロウ」
 主はそこから消えた。

 「はーい、久しぶり」
 「げっ、魔王」
 「げっ、てなんですか?」
 「いや、なんとなく」
 「それよりも、魔力集めは、どうですか?」
 魔王はベッド脇のイスに座った。寝ていたというより、寝付く前のブロードは特に驚きはしなかった。ベッドから起き上がる。
 「うん、あの神殿にはある。だけど……」
 「どこにあるのかわからない、ですね」
 「そうなんだ」
 「まあ、いいでしょう。引き続きがんばってくださいね」
 「あいよ」
 魔王が去ろうとすると、ブロードはそれを呼び止めた。
 「あの、タラシにも挨拶していくのか?」
 「タラシ……ああ、グオンさんね。あの人は用ないときに行っても相手にしてくれないから。行きません」
 「そうか、そうだよな」
 魔王は、今度こそ去った。
 


草うららか |MAIL

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