気まぐれ日記
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2003年12月05日(金) あわてて訂正

 カルミアの親父のことを書くにあたって、前に、彼女の両親はすでにいないって書いたんだっけ……。覚えていませんでした。だから、彼女は成人してから養女となった、変な人生を送ることになったのです。(←ちゃんとメモっておけよ、バーカ・泣)

 「このお茶、おいしいー」
 ビスケットと出された紅茶を飲みながらルイは感嘆の声をあげる。
 「へえ、ビアソーイダでそんなことがあったの」
 ブロードからある程度の話を聞いてカルミアは楽しそうにしていた。
 「カルミアは元気だった?」
 「ええ、風邪も引かずにいたわ。でも、ここの生活はつまらない。仕方ないことなのだけどね」
 巫女には制度に基づいた生活が強いられる。カルミアがクレンムに赴いていた時には見られなかったが(サボっていたらしい)、彼女も例外ではない。
 「そろそろ、掃除の時間なの。失礼していいかしら? お茶のおかわりは自分でやってね。帰るときは、いつでも帰ってね。カップはそのままでいいから」
 それじゃ、と言って彼女は消える。

 「珍しいね」
 「なにが?」
 ルイは最後の一枚のビスケットを口に入れた。結局彼女が全部食べた。
 「ナンパしないの?」
 「好みじゃない女以外はね」
 ルイがしばらくビスケットをぼりぼりと噛み砕いていた。飲み込むと、続ける。
 「……それって、好みじゃない女の子にはナンパするってこと」
 「そう」
 「……かなりひねくれた性格だと思うけど、それって、カルミアは好みだからナンパしないってことだよね」
 「うん」
 「……ひょっとして」
 ルイは、ブロードが頬杖ついて、上の空になっていることに気づく。紅茶は砂糖を大量に入れてあふれていた。
 「ちょっと、何やってるのよ!」
 ルイの怒鳴り声により、彼は多量に砂糖の入った紅茶に気づいた。
 「全部飲みなさいよ」
 目が覚めるほど甘い紅茶を彼は渋い顔で飲んだ。


草うららか |MAIL

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