気まぐれ日記
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2003年11月30日(日) ひさしぶりの日曜の休み

 なので、続きを書くの休みにしようと思ったけど、やっぱり書いているのが楽しいので書いてます。でも、忙しいのでここに来て書いたら即電源を切ってしまうのが日課に。せっかくいろいろな場所にいけるのにね。(泣)

 「ああ、やっぱり、あんたか」
 ブロードはため息混じりに言った。整った顔の軍人らしき男は、彼の顔を見るなり首をかしげた。
 「どこかで見た顔だな」
 「どうせ、野郎の顔は覚えねねえだろ、あんたは」
 「よくわかったな」
 「ふん、俺がナンパしようとするとすぐ邪魔しやがって」
 「いや、違う。彼女たちが決めてくれるのが私だからだ。お前はただ単に断られた、ということだ」
 「それは、あんたがしゃしゃり出てくるからだろうに!」
 「その辺にしよう、グオン」
 そうつぶやいたのはイーリスだった。
 「話がすすまねえぜ。そういえば、ヘネシーは?」
 「王女なら、アンギルスに行っている。そういえば、久しぶりだな、ヒーガル」
 「おう」
 「リュレイミア嬢も、久しぶりですね」
 「そうね。おばあちゃんから貴方のことを聞いたわ」
 「そうですか」
 グオンがメイドになにかを頼んだ。すぐにメイドが出て行く。
 「さ、座って」
 イーリスがソファーをさした。
 「そうだ、先に国王に用があるんだ」
 「親父に?」
 「そうだ。ちょっとな」
 「いいよ」
 「悪いな」
 ちょっと、そこで待っててくれと、バルクは他の皆に言った。
 「そういえば、この間着たとき、国王になんか会わなかったのう」
 「そうね」
 アニムが自然とグオンに目をやる。グオンがため息をついた。
 「国王は足が悪くてな。あまりお歩きにならない」
 ヒーガルとは友人関係だ、と付け足す。他にも何かいいたげだが、言わない。その代わりに戻ってきたメイドに更に何かを頼んだ。
 「紅茶とクッキーです」
 メイドはそれを置くと、すぐ出て行く。
 「どうせ、イーリスは泊めるつもりだから、ゆっくりするといい。リュレイミア嬢、もしどこかご覧になりたい場所があれば、案内します」
 「そう、そうねえ。あ、巫女ってどこにいるの?」


草うららか |MAIL

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