気まぐれ日記
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今日、ホーマックにて、キュウバンはどこにありますか、とたずねたら、店員さんが、救バン(絆創膏)のところに案内してくれた。違うのよ、私が求めていたのは、「吸盤」なんだよー! その後、ちゃんとそこに案内してくれました。(笑)
「じゃあな、兄貴」 バルクは城の出口の前まで見送る国王に言った。 「ああ。放蕩に馬車などはいらないのだな」 「レトが酔うからな。フレクアは?」 「夕べから部屋に閉じこもっていてな。何、そのうち出てくる。気をつけてな」 「ああ」 「あ、そうだ。フォーランズに行くんだってな。これを頼む」 国王が小さな箱を差し出した。バルクが受け取る。中から宝石が出てきた。 「こりゃ、『神の瞳』じゃねえか」 ザックのオークションにて登場した代物。フォーランズの真の国宝。 「まさか、これを返しに行け、と」 「そうだ。私はここから出られん」 「わかったよ」 バルクは新調した鞄に箱を閉まった。 「じゃあな、兄貴」 「いってきます、だろ」 「おう、行ってくるぜ」 「他の奴ら(兄弟)にあったらよろしくな」 「おう」 バルクたちが城を出て行くと、国王はやれやれと肩をならし、自室に向かった。その前にフレクアの部屋に寄る。 「フレクア。ヒーガルは行ったぞ」 ドアは鍵がかかっていなかった。開けると、そこは、ものけのからだった。 「あ、あいつ、まさか!」 ビアソーイダ国王は、なんだかとても脱力した。そして、深いため息をついた。
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