気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
クレーンで取るゲームで500円くらいで山が崩れた。ラッキー。ところで、そのチョコバーにプレゼントキャンペーンとかいてあるんだけど、その詳しい内容は何も書いてない。
翌朝、バルクが目を覚ます。アニムはまだ寝ていた。レトは起きている。 「お前、早いな」 「ああ、明るくなったら起きれるようになっている」 それも、獣人であるためだろうか。レトは耳以外は人間の姿をしていて、バルクにはあまり想像できなかった。ただ、獣人は危険を感じたり、力を発揮する時には姿を変えるといわれている。 「そうか」 「何だかんだいって、あんたたちには世話になったよ」 「まだ、妹さんは助けてねえぜ?」 「実を言うと、妹を助けたらまた船に乗ることを考えると、つらい」 「あ、そう」 ドアをノックする音が聞こえた。返事を待たず開く。 「おっはよーみんなー」 ルイが飛び出してきた。 「ずいぶん、騒がしいのう……ルイ」 アニムが目を覚まして起き上がる。 「あれ、まだ寝てたの?」 「なんだ、ルイ。朝っぱらから」 「チョコレートよ。ビアソーイダ名物の。あれを食べられると思うといてもたってもいられないのよ」 「ルイ……」 「じゃあ、もうラナが朝食の準備できたっていうから先行くね」 ルイが出て行く。 「そうか、もう朝食か」 アニムがベッドから降りて着替える。バルクも着替えた。
|