今日、メガネを購入した。 フレームは前の日曜に選び、僕に合うレンズができるのを今日まで待っていた。 今までのものは2年使っていた。 レンズにも傷が目立ってきていたので、替え時だった。 普通、今まで使っていたものを捨てるか、どこかにしまう時、愛着がなかったとしても、名残惜しい気がするものだ。 ただ今回、メガネに関しては全くそんな感情を抱かなかった。 今まで使っていたメガネは新しいものと度数が同じことも合って、新しいメガネが万が一壊れた場合に使えるようにとっておくのだが、だから名残惜しいとは思わなかったのか。 いや、違う。 メガネは僕にとって、モノではないのだ。 言ってしまえば、体の一部に近い。(この場合の<体の一部>は、例えば恋人の存在が体の一部のように感じる場合のソレとは違う) 体の一部、例えば爪を切る時に、いちいち爪に別れを告げる奴がいるだろうか。 僕にとって、使わなくなったメガネは、切った爪に等しい。
―END―
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