2001年05月27日(日) |
松本人志&ダウンタウン&爆笑問題 |
松本は、ギリギリのところでやってきた人だと思う。 いろんな先輩達に嫌われながらも(?) その実力で、お笑いに対するストイックなまでの情熱を持ってここまでやって来た人。
例えば彼に対してはこう感じている人もいるだろう… 中傷し、嘲笑って笑いをとっているからイヤだ!と。 でも僕は、彼のそんなような発言に対してほとんど嫌悪感をもったことがない。 やっぱり、<怖い>っていうイメージがあるからなのか?彼はそんなに失礼な奴なのか? 僕はセンスのいいつっこみにしか思えないのである。そう、彼はボケでありながら、
例えば「ヘイヘイヘイ」などでは、ゲストに対して<いいところに目をつけたねぇ!>と言いたくなるような、 微妙にボケの香りさえも漂わせたつっこみを放つ。センスをもった発言ならば、 人を傷付けるどころか、逆に相手をも笑わせ、その場の雰囲気が良くなってしまうのである。 そしてゲストは、むしろダウンタウンに対し親近感をもち、その場がさらに盛り上がる、というわけである。 もちろんそれでも癪に障ったり、生理的に合わん!という人もいるだろう。 それは人の好みだからしょうがないけれど、少なくとも彼らは自分の仕事にプライドを持ち、 自分の正しいと思うことを実行し、時には世の中に対して吠えたりもする。 そういう真の部分を、戦っている彼を、少しでも感じてほしいなーと思う、 アンチ松本、アンチダウンタウンの人には。僕は彼らに対してそんなイメージを持ってるし、 そういう考えを持っている人たちだと思う。
僕は爆笑問題とダウンタウン、それにナイナイの三組が主に好きです。 ここではナイナイのことについては置いときます。で、二組に関して書きます。
<主にコントについて>二組とも、どっちかというと不条理な、シュールな(?)コントをやる。 爆笑は、設定がリアルでやっていることがチグハグというパターンが多い、かな? ダウンタウン(ごっつええ感じ)でのコントは、状況が日常的でない、というか… 明らかにリアルでない主人公であったり、状況そのものがそうでなかったりするものが 多かったように今思えば感じる。それはセットに金が掛かっていたというのもあるし、 日曜のゴールデンタイムということもあって、番組的にもそれだけこだわることができたのであろう。 でも決してお金の問題ではない。こんなことをやってみたい!と松本が思って、 それをやろうとするには結局これだけお金がかかってしまう、という感じなのである。
<ごっつ>のコントは今でもレンタルビデオで楽しめる。 友達の家で、皆そろって大笑いをしたこともあった。少々マニアックな話になってしまうが、 僕はそのビデオの中のものでは「ミラクルエース」「しょうた」「ボウラー仁義」が好きです。 (次点:「ゴレンジャイ」)。
あと、松本のコントといえば、「ビジュアルバム」というのが (そのうちDVDもでるかな?)三巻ある。これは僕を唸らせた。 どちらかというと短編映画に近い感じもする。「ワッハッハ!」と笑えるものではない、正直。 でも、心の中でかみ締めるようなおもしろさが、このビデオには詰まっていた。 その中のコントでは「寿司」「巨人殺人」「システムキッチン」などが面白いと思った。 (特に「寿司」が…)
爆笑のコントは、舞台の上でやるようなのをテレビで二つ見たことがある。 あと「大爆笑問題」というコントビデオがシリーズで四巻、それに「爆笑問題のハッピータイム」という、 CMのパロディのようなコントビデオを一巻見た。
舞台形式のコントは、何より二人の芝居、特に太田の芝居がうまいので、 なんだか芝居を見ているような感じでもある。それにコントは、オチの台詞や状況が来るまでの 芝居がきちんと出来ていれば出来ているほどオチが引き立ってギャップが生じ、 そのズレみたいなのが面白い。だから二人のコントはおもしろい。キャラ的なことで言うと、 太田が田中をばかにしているパターンでの、その太田のすっとぼけたキャラがたまらない。
「大爆笑問題」は以前、テレ東の深夜でやっていた番組のものである。 このビデオのコントは好き嫌いが分かれやすいと思う。 どちらかというと「クスクス」と笑える感じのものだ。 ある僕の友達は、「爆笑の(大爆笑問題の)コントはつまんない」と言っていた(悲)。 やっぱり、このビデオでも一番多いのが、太田扮するボケキャラが 田中扮する普通のキャラを戸惑わせる感じのパターンで、それがまた絶妙におもしろい。
オススメなのはさっきも言ったようにCMのパロディのようなコントビデオ 「爆笑問題のハッピータイム」だ。このCM調のコントは一つ一つがとても短い。 「長いコントはちょっと…」という人はぜひご覧あれ!
因みにひとつ気になることがある。 <爆笑問題、ゴールデンでコント番組!>ということはアリエールのか? でもやんないような気がするなぁ。でもみてみたいなー。無理にはやってほしくないので、 ファンとしては複雑な気持ちである。
と、ここまでとりとめもなく書き綴ったが、この二組のコントに感じるのはこんなような事です。 また二組の漫才については、何かを感じた時に、またツレヅレと書こっかな!という次第です。 なのでこれからも二組のネタには敏感に反応していきたいです。
−END−
ついしん:ぢぇん君、もう少し彼女を見習って、お笑いの知識をつけなさい。 でもちょこちょこっと知りつつあるよね、若手のお笑いコンビとか。それも彼女の影響かな(笑) ついしんスペシャル:僕は映画の仕事に憧れている。特に監督という職業に。 今現在、それに似た状況になっている。まさにぢぇん君が経営する映画会社の元で、 僕が自由に映画を撮っている感じに。(今のところ、自分ではホームページを作る気にはなれない)。 まあギャラは発生しないけどね(笑)
[ぢぇんのコメンヨ] それもある。が、別に影響はきっかけに過ぎないよ。趣味となりえるかどうかはね。
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