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「九十九十九」舞城王太郎
2005年03月19日(土)
清涼院流水のJDCトリビュートということで、ずっと敬遠してました。私には清涼院流水は無理だろうと思って(笑)
でも、本家を知らなくても大丈夫と書かれているのを見かけたので、今回読んでみることにしました。知っていたら楽しめるネタがけっこうあったんだろうけど、知らなくてもかなりおもしろかったです。

見るものを気絶させてしまう超絶美形の探偵「九十九十九」の魂の遍歴。
なんというか、すごいです。どこまで突っ走るんだ、と思いました。
物語は、生い立ちから語られ始めます。かなりあり得ない虚構のお話なんですが、流れるような文体にぐいぐい引きずり込まれました。「ほうな〜♪」(産声)が好きです。
それからどんどん構造が複雑になっていって、おしまいの方ではなにがなにやらって感じです。章立てが途中逆になってるし。なんで、6で終わるんだ?と目次を見て思ったけど、読み終わるとなんとなく納得してしまうんですね。

読んでよかった。
トリビュートのくせに、今まで読んだ舞城王太郎の中でいちばん好きです。いつになくストレートな愛情表現であると思う。
「苦しさを感じるなら、僕なんて愛さなくていいんだ」名言です。
★★★★☆


「20世紀少年 18」浦沢直樹
いやあ、ほんとにすごいよね……。
どこまで謎が続くんだろう? ひとつ明かされると、また違う謎が出てきて。

今回は「いいかげんなもんか。そういうのが、普通に生きるということだ。」「歌なんか歌ってたって、撃たれる時は撃たれる。」のあたりがよかった。


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