井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
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2005年01月17日(月) 胸を張ってジャパニーズ・イングリッシュ(そのに)

(前回までのあらすじ)
稲垣メンバーの金田一耕助シリーズをなぜか欠かさず見ているのですが、
「女王蜂」は映画版のほうがいいナーと思いました。
冒頭の仲代達矢こそがすべてです
中井貴恵?そんなこと達矢の前では小さなことです

で、英会話です。
井ノ本は英語があまり話せません。
この「あまり」つーのがアレです。
まあ受験英語とかやってましたし、仕事で英文メール書いたり英文レポート読んだり書いたりしてますから、
読み書きは多少はなんとかなっちゃうわけです。
それがまずい。
ヘンな色気が出てくる。
なんかこうね、小粋にしゃべりたいぜ、的な。

読み書きと会話はやっぱ別もんだよなあ、と思います。
大作家が能弁かつーとそんなことないわけですしね。
しかし読み書きできるとなんとなく会話も同程度できなきゃいけんような気になってきてしまいます。
ゼロベースに戻れない。
しかし読みとか書きとかって話すのに比べてワンクッションありますから、やっぱうまくはいかないわけです。
音楽でゆーとスタジオ収録とライブの違いというか。
SMAPのCDではいかにうまく処理されていたってコンサートでは中居くんのマイクは音を絞らざるを得ないわけです。
まあ中居くんにはがんばっていただきたいものですが私もがんばらねばなりません。
しかしがんばろーとすればするほどモヨモヨしたしゃべり方になるわけです。
ほんとにモヨモヨする。
フランス人の覚えたての日本語のよう。
なんかこう腰が引けてます。
へたれです。
いけてない。
なんかいや。
いやすぎてついに逆切れです。
いや!
いやー!!
こんなのわたしじゃない!
わたしは日本人なんだもの!
日本人らしくしゃべりたい!
アメリカ人がアメリカ人らしくしゃべるのならわたしは日本人らしくしゃべってやる!
日本人でなにが悪い!
うがー!
ハロー!グラッドトゥーシーユー!アイムイノモト!

…あっ。
通じた。
なーんだこれでいいのかー。

実情はあっちがわたしのあまりにあんまりな英語をいっしょうけんめい理解してくれてたんだろーなーとかいうのはうっすらとわかるんですが、
もうそんなことはいいんです。
通じればいいの。
通じさえすれば!
小粋な会話なんかできなくたっていいの!
だってわたし日本人だもん!
アメリカンジョーク理解できなくったっていいじゃん!
アメリカ人に大喜利が理解できるか!
エレビエンにスタカンが理解できるかあ!
どんがらがっしゃーん
ひるむな我らにはガウダマシッタールタの教えがある
英語だとこういう小ネタを挟めなくてストレスがたまるんだよな
つっても日本語でもこれの元ネタ分かってくれる方が何人いるのやら
スーパー民族シリーズ最高
おおっといけない話がそれた

もうねーふっきったというかある意味居直ったらちょっと楽になりました。
日本人だものジャパニーズイングリッシュでも仕方がないのよ!
中途半端にLとRにこだわるくらいならカタカナのほうがましよ!
単語なんか単純でいいのよ!
伝わればいいの!
コミュニケーションってそういうことでしょ!?
わかりあうってそういうことでしょ!?
おかしいなあこんなキャラ思い当たらないなあ誰なんだろう

とまあそんなこんなで井ノ本は半ば開き直ってジャパニーズイングリッシュで日々覚束ないコミュニケーションをしています。
いわゆる受験英語を通過してる方で、かつ、英会話が苦手…という方はいっそジャパニーズイングリッシュ化を推進してみてはいかがでしょう。
きっとわたしなんかより流暢にしゃべれるようになりますよ。
もっと単純に!もっとシンプルに!もっとしなやかに!もっとたおやかに!
こんな言葉の無駄遣いも英語でならしないですみますしね!ニコッ!
いいのよ日本語同士だと変に行間読んじゃったり読めなかったりしてややこしいんだし!

と無駄にテンションが高いまま今日はこれにて

でもやっぱ英会話学校いこうかなあ

弱い

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