井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
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2003年11月30日(日) アジアンカンフージェネレーションにあえて期待してみる

井ノ本です。
ヒネリもなく

アジアンカンフージェネレーションっていうバンドがメジャーデビューしまして。
なんかタワーレコードとかではプッシュされまくっています。
略してアジカンらしいです。
正しく略すならアジカンジェかアカジェとかじゃないのか?
まあもともと略称はきらいですが

アジアンカンフージェネレーションを試聴したときすっごいびっくりしました。
なにこれ。
まんまくるりじゃんまんまナンバーガールじゃん。
あきれてものがいえません。

好きなあまり影響を受けるってのはまあよくあることだと思います。
別にそれは悪いことでは必ずしもないと思います。
好きで好きでCDがすりきれるくらい聞いて自分の血液に流れ込んでしまった!
というくらい好きならなんというのかなあ、自分なりの解釈とかも入ってくると思うんですよね。
影響を受けてそして自分だったらこうするこうなるっていう結果が生まれるつうか。
または好きすぎてわけわかんなくなっちゃったりね。
それもそれでおかしいのでありではないかと。

でもなー。
いくら好きだからってぱくっちゃあかんでしょう。
気志團が「行こうぜピリオドの向こうへ」っていうのは確信犯だけど、
アジアンカンフー略が「残像」っていうのはそのまんますぎて笑えないというか。
こんなものつくって本人の前で「好きです」っていえるのかなあ。
いえるんだろうなあ。
いっちゃうんだろうなあ。
うわあ…
なんかもうわたしにとっては想像の及ばない世界だ。
そういうことできちゃうひとがいるのは知ってるんだけどわたしにはできないしやりたくないことナンバー3に入る。

とまあ、正直音楽性にはおおいに疑問があるんですが、
実際売れてはいるようですね、アジアン以下略。
売れるのならそりゃデビューしますよね。
売れるのならそりゃ売りますよね。
音楽性がどうのってレコード会社からしたら実は最優先じゃないからなあ。
と思いつつとあるわたしは大好きだけどまったく売れてないバンドのCDを買いながらふと思いあたりました。

ああ、アジア以下略は売る担当なのか。

なんつうか、いいものだから売れるとは限らないのですが、
それでもレコード会社にはやっぱどっかしら良心みたいなものがあると思っています(そう思いたいという部分もありますが)。
利益があまり出なくてもぶっちゃけ赤になったとしてもとりあえずこのひとたちのレコードは出してあげたい、とか。
そういう、いいものをつくってても売れないひとたちのレコーディング費用とかジャケット制作費とかって、アジ以下略とかの売り上げから出るんだよなー。
そうかそういうことか。
わたしが●●や△△のメジャー盤を買えるのもア以下略のおかげか…
なるほど。

というわけで井ノ本はレミオロメンとかア以下略とかを応援することにしました。
キミらが売れれば●●や△△が新曲をレコーディングできるのだー
つうことでみなさんア以下略とかレミオロメンとかを買ってください。
わたしは買いませんが。

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