2003年07月25日(金) マンガ的�ァ阻眈襯�ッデム観光ツアー
タロイモー。井ノ本です。 巷は給料日で金曜日なもんだからモー浮き足立ってることこの上なし。 うっかりわたしも買い物をモガガガ そして魅惑のお化粧直しサービスで地獄を見てきましたよ。 窒息するかと思った。 まあそれは今度書きます。
マンガは相変わらずいろいろ読んでいます。 ジャンプの打ち切りマンガとか。 「画☆ROW」という伝説の(これは伝説としかいいようがない)打ち切りマンガとか。 悪趣味かもしれませんが打ち切りマンガが好きです。 なんで打ち切られたか分析しながら読んでみたり。 作者のよさと改善点を考えながら読んだり。 打ち切りが決まってからのむちゃくちゃな展開に涙しつつ爆笑したり。 個人的にはだいすきだったのにぶったぎりに打ち切られたものについて思いを馳せたり。 まあおもしろいですよ。 ここ数年の中での個人的なお勧めは「画☆ROW」「ドルヒラ」「武士沢レシーブ」「チャイルドラゴン」「純情パイン」「GUN BRAZE WEST」「サバイビー」あたりでしょうか。 「サバイビー」は内容はよかったんだけど地味すぎたマンガです。 「チャイルドラゴン」「ドルヒラ」はつまらなすぎて却って記憶に。 「純情パイン」は載る雑誌を間違えた典型として。 「画☆ROW」はトンデモマンガでなおかつつまらないというある意味画期的なマンガ(ふつうトンデモだったらそれなりに笑えるんですけどねえ…) 「武士沢レシーブ」は打ち切りそのものをネタにしたというすごい最終回が。 「GUN BRAZE WEST」は大ヒットを出した漫画家の次回作はたいていつまらん、のいい例。
しかし最近一番おもろかったのはなんといっても「ソードブレイカー」ですなあ。 これ読まないのはもったいないですよ。ほんと。
「ソードブレイカー」の前に作者の梅澤春人氏についてちょっとだけ。 梅澤氏のマンガはえーとなんというかロッケンロールです。 というかパンクか? とにかく登場人物全員シド・ヴィシャスを煮詰めてエキスを取ってテレビをホテルから放り出してたころのストーンズに注射したあとフリーズドライして以下略以下略。 そんなような感じです。 前作「無頼男(とかいて「ブレーメン」。はいそこ退かない!)」はロックバンドものだったんですがえーとあのー劇中に出てくる「PSYCLOPS」というバンドがもう脱力するほどロッケンロールで。 歌詞がえっと、
===以下引用===
「殴(や)れ! 刺(や)れ! 犯(や)れ! 殺(や)れ! 壊(や)っちまえ―――――――!!! 愛? 平和? 正義? 自由?
そんなもの…クソ喰らえだ! そんなものは見えやしね―――――――!!
「PSYCLOPS(サイクロプス)」の目にうつるものは ただ一つ!! 破壊――――――(デストロ――――――イ)!!!」
===引用ここまで===
っていう…。 実物見るとさらに腰が砕けますがまあそのへんはマンガ喫茶などでチェックしてください。
そんなような作風の梅澤氏の新作「ソードブレイカー」なんですが。 なぜか ファンタジー。 わけもなく ファンタジー。 剣とか魔法とかで戦っちゃうの。 最初読みきりで載ったんですけど、あまりにフツーで思わず「どうした梅澤」と呟いてしまったほどです。 それが連載になっちゃって。 読んだときアンテナ立ちましたよ。 打ち切り注意報打ち切り注意報。 だっていきなり梅澤ワールドなんだもの! ファンタジーなのにロッケンローすぎる台詞回し! ファンタジーなのにロッケンローすぎるキャラクター! ファンタジーなのに以下略!!
連載第三回目にはわたくしすっかりトリコ人でした。
だっておかしいんだもん。 根がロケンローのひとがなぜかファンタジー描いてるもんだから、 もうとちゅうからロケンローなファンタジーという摩訶不思議ワールドが。 五木ひろしがラップをやっているようなむちゃくちゃさ。 梅澤氏はベテランだからストーリーはオーソドックスに進んでるんです。 だけど瑣末なところがおかしい。 悪役のキャラデザインとか絵的におかしい。 マジでおかしい。 小学生のキン肉マン超人コンテストでもありえないようなロケンローなデザイン。 これはねーほんとに見ないとわかんない。 文字の限界。 しかも名前がおかしい。 だってさー、悪いやつらのいる城の名が 「魔城ガッデム」 っていうんスよ… ガッデムてあーた。 ここで笑わんでどこで笑うの。 しかもこのガッデムにいるやつらの姿が小学生の(以下略) もう涙目。 ジャンプにアンケートハガキ出しちゃおうかと思ったくらい好きになってまちた! でも終わっちゃったけど。 あまりにロケンローすぎてかなりの数の読者は置き去りだったようです。 でも梅澤氏はすごくて、ストーリー自体を決定的に破綻させることなくソフトランディングで終わらせたんです。 そのちゃんとした終わり方もある意味ロケンローではありますが。 いやーほんとに終わるのが切ない漫画でしたよ。
しかしやっぱりソードブレイカーのトリコ人はわたしだけではなかったようで。 ネットをめぐってみるとソドブレサイトがかなりあります。 フルCGで魔城ガッデムを再現してる人とかいてどびっくり。 CGのほうがかっこよかったりしてモガガガガ
なんつーかやっぱ漫画でもなんでも人の心に残ってナンボだと思います。 そういう意味ではソドブレはいいマンガだったと思います。 おもしろくもつまらなくもないままだらだら続くより、 メーターぶちきれたままかっとばしていくほうが読み手としてはしびれます。 (もちろんかっとばしたまま続いていくのがいちばんですけど)
というわけで、「ソードブレイカー」全2巻。 一家に1セット、是非。
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ソードブレイカー リンク集 http://www.homoon.jp/users/www/goddamn/ |
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