井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
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2003年07月26日(土) お買いもの的�◆前貔犬飽貪戮里�買いもの

まーめみむめもー。井ノ本です。

表参道のへんで買いものなどをしておりました。
ウインドーショッピングは楽しいですねい。
ふだん縁のないものとか店とかでも思いもよらぬものがあって。
ルーララルーラー
とか歌を口ずさんだりし
てはないですがまあそんな気分で青山通りをホップステップジャンプそしてドロップしてたんですけども。

ふと通り過ぎようとしてわたしの足が止まりました。

そこにはなんと
マス大山Tシャツが。

マス大山すなわち大山倍達。
極真空手創始者。
ていうか空手バカ一代。
バカの顔だっ!byつのだじろう。
一瞬のうちにいろんなことが頭の中をめぐります。
めーぐるーめぐるーきせつのなかーでー
なぜ千春?

プロレスグッズとかが大量に売られている昨今べつにマスTシャツ(以下マスT)があったとしてもとくに不思議はございません。
なんでそんなに固まったのか胡乱に思われる方もいらっしゃるかと。
なぜか。

マスTはキミジマブティックの店頭に飾られていたのです。

キミジマブティック。
そうそれはかつて昼メロも裸足で逃げ出すお家騒動跡目問題でワイドショーを騒がせたあの君島一郎ブティックの現在の姿。
君島といえば十和子。
玉の輿かと思いきや昼メロ騒動でとんでもはっぷんだった十和子。
フェラガモの靴をやたらたくさんもってた十和子。
十月十日の十に一和会の和と書いて十和子。
最近不死鳥のよーによみがえりカリスマダムになった十和子。
あきらかにお手伝いさんが作った子供のお弁当を自作としてネイルアートバシバシの爪で紹介していた十和子。
十和子…!
まあいいんですけどわたし十和子好きなんで。

そんなキミジマブティックに興味はありました。
なにせほらなんでしたっけセレブつうの?
そんなひとたち御用達。
かつて雅子様もお召しになってたキミジマ。
そりゃ興味はありますよ。
買う気はないけど。

そんなブティックになぜマス大山。

気ーにーなーるー

好奇心には勝てません。
井ノ本Rはついにキミジマブティックの扉を叩いたのでした。
「アイズ・ワイド・シャット」のトム・クルーズのように。
てことはわたしトムなの?
それもどうか。
まあいいただでさえ話が進まないんだ。

お店の中はまあきらびやか。
あのーいかにもマダミー(マダムの形容詞形)なアトモスフィアがですね。
ピアノの発表会といけばなの展覧会がいっしょにやってきたような。
語彙が貧弱なのはわたしがふだんデストローイな日々を送っているからです。
そんなわたくしすら包み込むマダミーオーラ。
気がつけばわたくしも山の手言葉でオホホホホ
なわけはないのですが。

接客してくださったお店の方もなんかPTAの会長さんのような物腰で。
わたしのよーなデストローイなやつにまでていねいに。
ああすばらしきかな接客。
しかし値段を聞かねばなりません。
マスTは欲しいがキミジマプライスでは買えません。
ジャケットだけで18万とかすんですよ。
ドキドキですよ。

で、尋ねてびっくり3500円。
うそ?
マジ?
リアリィ?
しかし何度尋ねても3500円。

そりゃ買うでしょう。
そして訊くでしょう。

「あのーなんでまた大山Tシャツを売ることになったんですか?」

PTA会長女史いわく。
「あの、習っているんですね、それで、(マスTを指差しながら)娘さんの関係で」

はあ。
まったくわかりません。
しかしなんとなく「ああ、なるほど」といってしまうアトモスフィアがそこに(もういい)
脳内超訳装置を起動させたところによるとおそらくキミジマの息子(どっちか忘れましたが跡目を継いだほう)が極真に通ってて、で、極真の会長の娘さんがキミジマのお客さんで、ってことなんじゃないかと。
実際どーだかしりませんが。
いいじゃん別に。

買うとなったらお会計です。
PTA会長女史はうすい白いふわふわした紙(シャツとか買うと包んでくれるアレ)を取り出して。
マスTを。
それはていねいに。
つつんでくださいました。
そしてキミジマの紙袋に。
マスTを。
いれてくださいました。

アーなんとゴージャスなラッピングでしょう。
しかし中身はマスTさんぜんごひゃくえん。
きっと会長女史の店頭人生の中でもっとも安い商品だろうに。
しかしきっちり包む。
なぜならそれがキミジマだから。

と、なんともいえない気分のままお会計をするわたくし。
すると女史は
「領収書出して参りますのでお待ちくださいませ」
出す?
え?
わからん。
なに?ダイイングメッセージ?
いや死んでないし。

と思ってたら女史が。
手書きの
領収証を
わたくしに。

税込3675円の手書きの領収証をわたくしに。

思わずわたくしが
「恐れ入ります」
と呟いてしまったとしてもなんの不思議もなかろうかと。

そんなふーにしてわたくしの人生最初でたぶん最後のキミジマブティックでのお買いものは幕を閉じたのでした。

なお、女史は入り口まで恭しく買ったものをもって傅いてくださいました。
税込3675円のマスTを。
そしてわたくしにこう言ってくださいました。

「またぜひお立ち寄りくださいませ」

ありがとう女史。
あなたのプロヘッショナリズモに乾杯。

でももう来ないと思う。

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大山倍達公式サイト(マスTはOfficial Goodsに載ってます)

http://www.mas-oyama.com/

マスTは横浜でも買えるみたいですね…

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