ESSAY
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2003年05月13日(火) 小心者の痴漢

仕事帰りの電車で3回ほどおみかけしました。


痴漢デス。

なんつーの? ちょっとオーラが違うんだよね。
毛色っていうのかな。普通のサラリーマンっぽいんだけど、
ワタシのアンテナにざらりとひっかかる、嫌な感じのオーラ。


電車は夕方のラッシュ。
女の子の後ろ側を陣取る彼(推定45歳)。

こいつ、やるかな、と思ったら、案の定動き出しましたよ、手が!

肌が青白いんで、余計目立ちます。


それも、ペタッてお尻にタッチするんじゃなくって、中指を手の甲側に反らせて、
指先で触るというか、ふれる、というか。

なんてマニアックなんだこのオヤジ!


触ってる?ボク、今、指先でおしりに触ってる? というドキドキなスリルを
味わってでもいるんでしょうかね。 ………わからない。


オヤジの指は、ワタシの方にも伸びてきました。
巧妙に、自分のバッグの下から(上から見られないように) 指を伸ばしてきたんですけど
オヤジウォッチングしているので(笑) まるわかりです!


俺様に触れるな!!

とばかりに、さらにワタシもバッグでガード。
ガードというか、圧力で指を折ってしまえ!とばかりな勢いだったかも。
頑丈な通勤バッグでよかったわ。

あきらめたオヤジは、また、ねぇちゃんの尻に向かって指を伸ばし始めました。



ぺったり触ってるようなら、ワタシも合気道初段の腕がありますし、
周りの勇気あるサラリーマン諸君(だといいなぁ…) と協力して捕まえられるのでしょうけど、
指先で触ってるようなケツの穴が小さい痴漢だと、それもできない。


あーーー。
それにしても気持ち悪い。
絶対このオヤジに背後に立たれないようにしなくては。
最悪、向かい合わせだよな。でなければ防御できない。
違う車両に乗れば…とも思うのだが、オヤジ自体がランダムに乗車するんだよなチクショー。
RPGゲームのきまぐれ敵キャラのごとし。


男の人は、たかが痴漢と思ってるのかもしれないけど。
すっっっごく嫌悪感(吐き気をともなう)が湧き出てくるんだよね〜。
女性only車両ができるのもうなづけます。



さてオヤジですが。
線路の切り替えポイントで、大きく車両が揺れる場所があるんです。
そこで、ぐらりと傾いた体と、くっきりできたスペースに取り残されました。

尻に伸ばされた、ピンとそらされた中指が。
あまりの不審な行動に、乗客の視線が集中しましたよ!



E Tだよ! E Tの変形バージョンだよ!



とツッこむワタシ(内心)。


そういや、アレ以来みたことありません。
さすがにあぁまで目立ったら、しばらく乗れないのでしょう。
小心者め! ぺっぺっ! だったら痴漢すんな!
↑や、痴漢を奨励してるわけじゃないですよ、念のため。


↑見知らぬひとの体を触りたいという、男性の心理がよくわかりません

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