ESSAY
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2003年05月07日(水) 連休は道後温泉でこんなこと。

連休が終わりましたが、ワタシたちは道後温泉に行ってきました。

つか、ダンナの実家が道後温泉に近いので、 うちに風呂がないのです。
(松山市内の65歳以上の老人は半額、85歳以上の老人はタダなのだそうです)
もう毎日道後です。
おかげでダンナは膝の痛みがなくなったようです。


道後温泉ですが、本館と新館があるんですよ。
本館は、ガイドブックにある、あれですよあれ。
せっかくなので、初日は本館にGO!


男湯は、『坊ちゃん およぐべからず』とかって、粋な看板があるそうなのですが、
女湯はないです。風呂の真ん中にある、湯がどぼとぼでてくる石灯籠(みたいな奴)に
書いてある文字は万葉仮名で、読めません。ちっ

あいかわらず、どぼどぼでてくる原液(ていうのか?)に股間や尻をつきつけてるおばさんが。
だからさー、あんたの股間を通った湯につかってると思うと、なえるからやめてよ。
なんで肩じゃなくて下半身なのか一度、小一時間ほど問い詰めたい。


連休なのですごい混みようです。
たいして広くないんですよ、道後本館は。
もう、タマちゃん(あざらし)が、ゴロゴロいます。

そんでもって、蛇口の奪い合いです。目を光らせて、空いた蛇口に突進していきます。
温泉でゆっくりストレス解消!なんて生易しいもんじゃない!
戦争ですよ奥さん!
これならうちの風呂で温泉の素でリラックスして方が…とよぎったご婦人はおそらく80%

ワタシはスポーツジム(の風呂場)で鍛えた

空いた蛇口にさっと体を割り込ませるの術 <そんなの鍛えるなよ

でカランを確保できました。ほっ。



カランを確保できなかったひとは、床で体を洗ってます。
もしかして、ばあさんたちにとっては普通なのかな?
そんで、温泉に入ってるひとの肩と肩との間に桶をつっこみ、ばしゃばしゃ体を洗う。


石鹸が湯の中に入ってもおかまいなしなんです。
肩に桶があたってもおかまいなしなんです。
人が歩いてる床にべったり股間をつけるのもおかまいなしなんです <これが一番びっくり!

ある意味、人生の達人です。真似できません。



脱衣所で服を着てると、お嬢さんが出てきてロッカーへ。
向かおうとしたら、常連のおばさんが

『ちょっと、おねえさん! あんた体がびしょびしょじゃないの!
 それでここにあがったら、他のひとの靴下が濡れちゃうでしょ!
 家ではそういうことしないでしょ普通。 体を拭いてからあがるもんなの!』

と、注意。ま、普通ですけれども。

おねえさん、どうしていいかわからず、硬直してます。素っ裸で。

その横を、太ったおばさんがびしょぬれのまま脱衣所にあがってきました。
……おばさんには注意しないのか、アノおばさんは…

おばさんはおばさんに甘いのか?
それとも、弱いものには強いのか?


おねえさんは、濡れたタオルで軽くふいてあがってきました <それが普通だけど
きっと道後にいい思い出もなく帰ることなのでしょう。 合掌。


そうこうしてると、『おーい!おーい!』とオヤジの声が出口から。
ひたすら『おーい!おーい!』と呼んでます。
きっと夫婦できて、先に出て待っていて、遅いから呼んでいるのかな、と
思ってたんですけど、家に帰って、おかあさんに『こういうひとがいたんだよ』って
言ったら


『ひとりいるのよ、頭のおかしいひとが。おーいおーいって呼びながら
 女風呂に入ってきちゃったりするのよ。そんでもって、にやって笑って出てったり。
 素っ裸で(アソコを)ぶらぶらさせながら廊下をあるいて女風呂に入ろうとしたりする、
 変なひとがひとり!』

えー! としたら、あのとき
『どなたを呼んでるんですか? お名前は?』っとかって出てったら
もしかしたら、ブラブラさせてるオヤジとご対面だったってことですか?


-------- 惜しいことした <激しく違うから!




↑18時ごろがタマちゃんラッシュですごかったです。

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