言の葉
DiaryINDEX|past|will
さて 板きれを割ろうとして怒られた家から さらに小学校に向かうと 国道1号線のバイパスとの交差点にでます 立体交差になってて そこに側道があって バイパスに乗ったり降りたりする ICみたいになっているんだけど 高速道路と違ってループになってるわけでもなく まっすぐ斜めに道がくっついていて 結構車がが飛ばしているから 危険な場所だったな 実際事故もあって よく小学校の朝礼で報告があって 気をつけるよういわれてました
そんな事をボーッと考えていたら 突然思い出したKくんのこと 4年生の時に引っ越してきて 5年生で同じクラスになって 結構親しくなって家に遊びにいったり してたんだけど 5年生の夏休み明けに いきなり学校に来なくて どうしたのかと思ったら・・・
学活で先生から 「亡くなった」って発表があったんだ
まだ死ぬってどういうことかよくわからなかった自分は 「もう、二度と会えない」ってことだけが 胸にギュウーときて 彼の言動を思い出すたびに涙がこぼれたっけ
白血病で亡くなったみたいなんだけど 当時はそれでなんで死ぬのかわからなくて 喉に箸が刺さって血をはいて苦しんでしんだんだとか 本当はバイパスで自転車で事故にあったんだとか いろんな噂が友達の間でささやかれていたんだよね それで思い出したというわけ
今の自分の歳を思うと 本当に遠いところに来てしまったんだなぁって 思ったんだけどね
ふと問いかけることがある 何も知らず 何も考えないで 笑ったり泣いたりしていた 子どもだった自分に対して 恥ずかしいって思う生き方してないよね?
実際はそんな事は起きないとは思うんだけど 当時の自分と向き合う時 堂々と語りかけることのできない自分だけは嫌だ
My追加
|