言の葉
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春休みっていうのは 妙に不安定だった気がする 1年間を終わって 次の1年間へのわずかな助走期間 これまでのクラスから 新しいクラスへ そんな思いと春の気だるさが ボクをなんとも陰鬱にしていたんだ
春ってなぜか苦手だった 若い時は特にそう感じていた なぜかっていうと 季節は冬から春へと だんだん視界がひらけるように 明るい世界に向かっているのに 自分だけが取り残されてしまったように 感じたりしていたんだ
その置いてけぼり感が なんとも苦手だった 春がくると 「早く夏が来ないかな」って ずっと祈るような気持ちで暮らしていたっけ
ましてや今回は 彼女に手紙を送って その返事を今か今かって 待っていたから なんともやるせない毎日だった
そんな春休みも あと1日で終わりっていう4月の始め
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一人部屋にこもって おそるおそる封を切る そこには見慣れた彼女の文字 読み終わったボクは 知らず知らず煙草を口にくわえていた ↑ 押すと言葉がかわる投票釦
嫌われたほうが 何倍も楽だったと思う 以来ボクは常に相手にとって 自分がそんな存在になっていないかって 臆病になってしまったんだ
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