言の葉
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「あなたという存在は私には重すぎるのです」
こういわれてしまったら もう何も言えないよね 正直よくいってくれたとも思ったけど…
ボクの中にあった想い それは決して急速に消えてしまったわけじゃないけど でも「いけないんだ」という考えが それを抑制していった
どんなに好きで 相手を望んでも それは単に自分の独りよがり そう文字通り独りよがりであって 何ものでもない
「告白」することは 確かに勇気をいることかもしれないけど でもそれすらできないでいることに ガマンできなかっただけ
ここでボクが考えたことは 相手を失うのは仕方ないことだとしても 「想う気持ち」を失いたくはないってこと いやそれは特定の相手に対してではなくて 異性を想う気持ちを持つことに 臆病にならないことだったんだ
行き場のない「好き」という気持ちを 抱えながら高校生活は淡々と過ぎ去っていった
クラスが離れて たまに廊下で彼女とすれ違ったりすると お互いにさりげなく挨拶を交わしたりもしたけど それは「まだ好きなんだなあ」って 自分の未練を確認するだけのことでしかなかったんだ
高校を卒業して ボクは東京で浪人生活に 彼女は地元の国立大学へと進み 1か月に一回くらい手紙を送って お互いの近況報告などしていたっけ それもいつの間にか疎遠になってしまって 今彼女はどうしているんだろうって たまに思い出すだけの存在になってしまった
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行き場の無い想いは そしてずっと生き続けるのかもしれない
長らくのご愛読ありがとうございました
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