言の葉
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| 2003年12月22日(月) |
泣きたくなるような恥ずかしさとともに |
ふと自分の過去を振り返ると 全部が全部じゃないとしても 過去というものは恥ずかしさとともに 記憶の中に混在している
自分で憶えている一番幼い時は 幼稚園にいってしまう姉を 「いっちゃいやだ」って駄々こねている姿
2歳年上の姉が 2年保育の幼稚園に行き始めた頃だから ボクは2歳だったんだろうか 記憶は定かではないけれど 小学校と幼稚園は隣同士だったし 当時は集団登校が確立していたから 一緒に通っていた だからどう考えてもボク自身は まだ幼稚園にも通ってなかったに違いない
つい先日まで毎日一緒に時を過ごしていた姉は その日くらいから 朝出掛けてしまい自分と遊んでくれなくなる どこへいくのかも 何しにいくのかもほとんど理解していないボクは 家の玄関の戸にすがりついて 「いっちゃいやだ。ボクと遊んでよぅ」と 泣き叫んでいたことだけは どうにも忘れられない
これがおそらくボク自身がもつ 一番古い記憶なのであって 以来記憶は恥ずかしさの中に 色濃く存在している 楽しかったこととかも一杯あるはずなのに なぜか恥ずかしかったことばかり思い浮かぶ
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そしてそれはこれからもずっと続く
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