言の葉
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「それじゃ、心の居場所を どこか外に求めるしかないね」
わずかに結論めいたつぶやき こうありたいという欲求が自分を押しつぶす前に なんとかなりたいと藻掻くボクには それすらも確かなことでないかもしれない
求めることと求められること 人には幾つもの欲求があり 幾つもの想いが交差する
それはある時狡猾な計算を生み また無防備な姿をさらけ出す
なしえないかもしれない未来を いつの日かと夢見ることすら 自分に残されていないのだろうか
「アナタは全てを手にしてるじゃない! それ以上、何が欲しいっていうの? あまりにも欲張りだと思う」
昔突きつけられた言葉は 幾度となく胸を刺す 今自分が手にしているものが 本当にそうならば 今自分が感じていることは どこからわき上がってくるのか
想いはいつも昔に帰る 未来にも自分にも 何も感じなかったあの頃へ 自己嫌悪を誇りとさえ感じた 恥すらしらぬあの頃へ
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