矛盾スルニモ程ガアル
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2020年09月26日(土) やっぱり一緒にいたいと気付いて、でも。

こんばんは、ぼむでございます。


気付きたくないけど、気付いちゃった気付いちゃったわーいわーい(血涙)(古すぎる)


結局、引力なんですよ。(何が)




引力がね、強すぎる。Aさんの。




5年だけでもそばにいられるなら、Bさんとの一生を棒に振ってもいい、正直そう思ったりして。



もう、こんな気持ちでBさんと付き合うのはアウトじゃない?

どっちにしても別れた方がいいんじゃない?



くらいには思ったりもしていました。





だけど。




定例の土曜日、お話の時間。







Bさんの、


「俺は愚痴が嫌いだから、愚痴っぽいぼむと一緒にいられるか不安だ(要約)」



という命題。もう数週間引きずっておりますが。




何かね、Aさんのところに行きたいって思ったら、それまで「自分はBさんなんだから」と我慢してきたBさんへの苛立ちがね、割とストレートに出てきちゃいまして。


「嫌われたくない」って、まだどこかで思ってたんでしょうね。(それもびっくりですが)


けど今は、「嫌われたら嫌われたで、ただひたすらAさんを待てるからそれでもいいや!」みたいな心境になってましてね。(最低)



っていうか、テレビ電話も、正直初めの方はきつくて。
失恋した直後に人と話すのはきついな、みたいな感覚で。


ぱっと画面に映ったBさんを見て、「カッコ良くないな……無精ひげ、やだな……」って、本当の本音を言えば、思ってしまいました。
最悪オブ最悪な女ですね(遠い目)



いや、本当に最悪な自分をさらけ出しますと、「なんだこの人」って思いました本当に申し訳ございません(土下座)
これ、逆の立場でBさんにこう思われてたら私なら死んでる。



怖くないです?? 人の心が。(怖いのは人じゃなくて私って話ですが)




それでまあ、

・「愚痴が嫌だ」という反応がちょっと過剰じゃない?
・確かに私も愚痴は多かったけど、もう言わないようにするから解決じゃない?
・ちょっとでも愚痴を聞くのが嫌って、なんかそれ過去にあるんじゃない? 親の影響とか、ちょっと感じてみてよ

という先々週の課題(?)に対して、彼が考えてくれたのですが。


・親の影響はあまりない。愚痴を言うなと言われた覚えもない
・ただ、「人に迷惑をかけてはダメ。人に不快な思いをさせてもダメ」という風に何度も言われた覚えはある。愚痴を言うこと=人を不快にさせること、と考えているなら、そういう意味では親の影響はあるのかも


という話をしてくれました。


んで、途中私がつい話を遮ってしまって、

「え、人を不快にさせるのがダメって思ってたら、何で昔は時間守らなかったの? なんで不倫してるの? それっていいことなの?」

と聞いてしまい、「それは人を不快にさせることだね」という彼のセリフとともに、何か彼が考えているようだったのですが。


どうやら、私が「なんで?」と聞いたことが、「それ話が矛盾してない? 迷惑をかけるから愚痴が嫌いだっていうことじゃなくない?」という意見に聞こえたらしく、「じゃあ何が影響してるんだろう」と考えてたと。


それに対し、慌てて
「いや、影響がないとは言ってないじゃん。影響はあるかも知れないよね。ただ、Bさんは小さな迷惑はめっちゃ気にするのに、巨大な迷惑や不快な思いにはスルーだよなあと思って。それってなんでなんだろうって思って。
 っていうか、Bさんはさ、勿論沢山考えてくれてるし、すっごく今は向き合ってくれてるよ。だけど、以前はもっとふわふわしてたし、自分の感情を感じてって言ってもどこか真剣味が足りなかったように感じる。今もまだ、何ていうか。
 私ね、もう限界だってずっと言ってるんだよ。正直、私がもう愚痴を言いません、ってなったら別居、離婚出来るんじゃないの。何が引っかかってるの。
 また別れを切り出すところまで私が追い詰められないと、あなたは私が嫌だって気持ちを感じてくれないの?」
と言いながら最後はもう詰め寄る私。(自分の都合100%な理由で別れた方がいいのかなとか思いながら、離婚を迫っているこの矛盾たるや)


本当に、今までずっと思ってて言えなかったことをズバズバ言っております(当社比)。


で、彼も少し強くなったので、私の疑問にはスルーの上、



「でさ、もう一つ言いたいことがあってさ。俺が愚痴を言う時はさ、その物事がリアルタイムに起きてる時じゃなくて、大抵は終わってて、自分の中で消化できた後に、ネタとして話す感じなんだよね。
 なるべく軽く話すようにしてるし。笑える話っていうか。
 ……なんだけど、ぼむにはどう見えてた?」


と。


どうやら、先々週に私が

「でもBさんも愚痴言ってたじゃん。まだ友達の頃とか、残業があって大変でさー、とか」

と言ったことを気にしている様子。



容赦ない私「んーー。私は多分他の人以上に、『言い方』じゃなくて『その人が何を言わんとしているのか』ってところを見てるからさ、どういう言い方だろうと中身が愚痴なら愚痴を言ってるな、って認識するよ。だから愚痴を言ってたと思ってる」


Bさん「あーー。うーん。それって愚痴って言うのかな……。俺はさ、軽い言い方にしてるし」


イラっときた私「Bさんはさ、
自分が愚痴を言ってるって思いたくないんでしょ。ただそれだけだよ。自分で線引きしてるだけじゃん。ここからは愚痴、ここからは愚痴じゃないって。自分が愚痴を言ってるって認めたくないだけだよ、それ」




Bさん「そうかも……。そう思ってるかも知れない。当時は残業すればするほどお金になってたから、不満とかは思ってなかったつもりだったけど、今思えばそう思おうとしてたのかも」



私「(お、素直に認められたな、と思ってる)うん。私たちがまだ友達の時はさ、いきなり電話がかかってきて、3時間くらい、Bさんは自分の話してたよ。私は主に聞いてるだけだった。残業が大変で、とかも言ってたし、何か仕事量が多くて大変みたいな話はしてたよ。それは愚痴の一種だと思うよ。(少なくとも、お互いが楽しい話題ではないわけだし)」



Bさん「(泣いてる)ごめん……俺、確かに自分に向き合えてなかった」


私「そこに、気付いてくれるだけで嬉しいよ。多分、いきなりそんな自分を認めろっていうのは無理だからさ。まずは、『愚痴を言ってたってことを認めたくない自分』がいるんだな、って認識から始めて欲しいよ。そこから、自分の感情をまた感じていってくれたら嬉しい。
 Bさんはさ、昔私が妊娠したらどうするって話をしたとき、顔色も変えずに『それは俺が困るから、堕ろして』って言ってたんだよ。まあクズだったわけですよ。でも今はそう思わないでしょ? そのことを後悔してるでしょ? それで充分だよ」


Bさん「……うん(泣いてる)。ごめんね……。ぼむが言ってたのは、こういうことだったんだね」



私「うん。気づいてくれて、素直に認めてくれてありがとう。何度も言ってるけど、それが出来る男って、本当に一握りだからね。少なくとも、私の周りでは(←単に私の男運が悪かったという話も)」



Bさん「そうかな……」



私「だからやっぱり、Bさんはいい男だよ」




この辺りでですね。



Bさんが





凄い





イケメンに見えてですね。







心って怖いなって





Bさんがね、超キラキラしてる訳ですよ。



何ていうか、多分悪い部分に注目している状態から、いい部分を見るように視点がスライドしたのでしょうね。


鼻高ーい、目が綺麗、そんなことを思ってちょっとうっとりして。







髭とか全然目に入らない訳ですよ。







怖い。人間が怖い。←怖いのはお前だ





あばたもえくぼって、真理だなって思いました。
(今読み返してみてこの表現凄い失礼なことに気付きましたが)



イッツアマジックだなって。





それで、つい1時間前まで別れすら頭によぎっていたのに。


「やっぱりこの人とも生きていきたい」


と思いました。



当てにならないAさん待って、独り身に戻るのは勿体無さすぎるな、と。



まあ不倫なので、今も昔も私はそもそも独り身なんですけど(遠い目)





なんかもう、万が一Bさんとうまくいかなくなっても、60歳での希望があるだけ今までよりマシになったじゃん、と(血涙)






ただ、本当にBさんとうまくいったとき、60歳で私が全て捨てられるのか?
というと、答えは限りなくNOに近い気がします。


そんなこと言って、そうなったら全部捨てるのかも知れませんが。



少なくとも、こんなに純粋に、私と向き合ってくれるBさんに酷いことをしたくない。


それが、20年間寄り添って生きてきたなら尚更。


それが、今思うこと。




だから本当は、Aさんと一緒になるのなら、今しかないのかも知れません。


今そのチャンスを、私はまた見ないふりしようとしてるのかも知れません。





だけど、やっっっっとAさんは今、自分に向き合おうとしているところで。



いきなりラスボス(私)に挑め、って言っても無理な話である可能性が高くて。







Aさんの40代も50代も、私はきっとほとんど知ることは出来なくて、そのまま人生が終わるということを。



めちゃくちゃ辛いけど、受け入れなくてはいけないのだと、今、気付いてしまいました。





受け入れられるのかなあ? 

でも、どうしようもないよな。



どうしようもないって誰が決めたの?

でも何か今までのパターンで、分かるでしょ。



「Bさんと別れたよ」って、ぶつかってみる?

勝率5%で? そんな無謀な賭けはしないよ。



私の覚悟が足りないから、今まで物事が動かなかったんじゃないの?

だけど、私の覚悟だけじゃダメなんだよ。





そうやって、ずっと禅問答をして。





若干の裏切りにはなるけれど、Aさんには私の今の正直な気持ちを伝えようと思いました。




もしかしたら、お互いに揺るぎない愛を求めているから、お互いに自分から動けないだけで。


私が全部捨ててぶつかれば、動く何かがあるかも知れない、のですが。





今振られることは怖くなくても、そのためにBさんを失うのはリスクが大きすぎて。




だから、気持ちを伝えるだけ。




卑怯かな? 卑怯でもいい。




自分の感情を感じて、本当にまずは、自分のしたいようにする。



そうでないと、もっと大きなところで、人のことを傷つけてしまうから。




自分が我慢した分、他人にも我慢しろって言ってしまうから。




今、私が本当はAさんといたいという気持ちを自分の中で認めることで。



もし将来、Bさんが「俺、やっぱり嫁といたい」と言ってきたとしても。


「めちゃくちゃ悲しいし残念だけど、正直に話してくれてありがとう。分かったよ」



って、言える気がするんです。

それは、私にAさんがいるとかいないとか、関係なく。




それで、話はちょっと変わるのですが、Aさんの中でEちゃんが私を超えるか、超えないかを考えていた時に。




Aさんは昔から、「俺が救ってやった」みたいなのが好きで。

前の前の彼女とかも、「本当に人を好きになったことがない、って言うから『俺が教えてやるよ』って言った」って、謎のカッコいい話にしてたし。



前の彼女のそういうエピソードは聞いたことないですが、私のことを刺すって言ってたぐらいだから相当アレな女なことは間違いないし。


Eちゃんも、鬱で病んでるらしく。
「俺と一緒にいるようになってから、薬はしんどい時しか飲ませてない」ってAさん自信満々だったし。(あの時言えなかったけど、断薬は徐々にしなきゃダメだし医師の指示に従って!!)


今回も、きっとそのパターンで。



まあ、「こいつとなら結婚してもいいかもなって思った」ってことなので、もしかしたらEちゃんが彼の一番になる可能性は全然ある訳ですが。




私とEちゃんの違い。




それは、依存で彼と一緒にいたいかどうか。




一緒にいてくれるなら、誰でもいいのか、どうか。




Aさんじゃなきゃ、ダメなのかどうか。





そこかな、と。




Eちゃんが、私ほど「Aさんじゃなきゃダメ」と思っているか、この先そう思うかという可能性は、低い気がして。



きっとEちゃんにとっては単なる救世主で、今まで好きになった男の人と、そう変わらなくて。(と思いたい)





Eちゃんは、依存も兼ねてAさんといたい。



私は、依存してないけどAさんといたい。



私はきっと、依存じゃないけど、Aさんを必要としていて。






どっちの女が本当に良いか、どっちの女にAさんは惹かれるか、を。



多分私は、後者(私)だと思うから、信じているから、こんなにAさんに惹かれている訳で。




普通の男は、多分自分がヒーローになれる女を選ぶんですよね。



Cさん(元カレ)といい。



「この女には俺がいなきゃダメだ」みたいに思わせる女が結局は選ばれるわけじゃないですか。




それって、この世の真理なわけじゃないですか。





まあだから、AさんがそのままEちゃんとずっといたとしても、それはそれな訳です。




何ていうか、気付いてしまったんです。(先日から気付き過ぎている)





Aさんがこのまま、自分の気持ちとも現実とも向き合わない人だったとしても。








私の気持ちが、何ら変わらないことに。








怖。









究極の愛過ぎて怖くないです??




Bさんにはクズを脱却しろと励ましておきながら。





AさんにはクズでもOKという、この矛盾。





私が矛盾してないの、この日記のタイトルだけなのでは、もしかして。






ああーでも、マジで本当に今までを振り返って、「私、成長したな」って思ってたのに。


またこの事件で成長しちゃいましたよ。



たった1週間で。




どうしてくれるんだ。




責任取ってよ、って、言えたら楽なのに。






……しばらくは泣くしかないな。




Aさんにとって、Eちゃんは万が一失っても立ち直れるけど、私のことはきっと立ち直れないから。


だから、手に入れるのが怖いんだって。




そう思って自分を慰めるしか、ないです。


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