2020年09月21日(月) |
ずっと変わらずに来たのに、ここに来て変わったこと。 |
おはようございます、ぼむでございます。
なぜ私がこんな朝から(といっても更新日時とか出ないわけですが)久々の日記を書いているのかというと。
Aさんが
結婚すると
言い出したからです。
しかも今まで付き合っていた女ではなく、私も知っている仲間内の女の子と。
いやね。
いつかそうなるんじゃないかって、予感はしてた。
元々、結婚はしてみたいと言っていた人で。
私がバツイチで、自分が結婚経験がないのも、何故か「お前の方が人生経験が上だ」という風に捉えていた彼。
いや、きっと壮絶な過去があるんだろうに、それを生き延びてきたあなたの方が全然凄いし人生経験もあると私は思っているのですが、どうも彼の中ではそうではないらしく。
結婚をしたことがないことに、引け目を感じているのは分かっていたし、当時付き合っていた女(あまりいい女ではない)と自棄とか寂しさで結婚するとか言い出したらどうしよう、とは思っていました。
だから、仲間内の女の子(Eちゃんとします)であるだけ、全然いいのですが。
うん。
良くはないな。(自分に正直に生きることに決めています)
6月頃、自分の人生はこのままでいいのかふと考える、結婚とか、誰でもいいわけじゃないし……というLINEがAさんから来て。
おっ珍しく気弱だな?? これもしかしたら私がここで「私と付き合う?」とか言えば付き合えるのでは? とか思ったりもしたのですが、私にはBさんがいて。
変に期待を持たせるわけにもいかん、とあっさりした返信を送り。
8月、「飲もうぜ」という彼の誘いに、「コロナだからどう飲むのがいいか検証する」と返信して、2週間待たせている間に。
何か、そういうことになったらしいです。
私たち、本当、タイミングがさあ……。
本日は、2月に飲んで以来、半年以上ぶりにAさんと遊ぶ日でした。
しばらくバタバタしてた、人の死が重なって……というメッセージとともに、20日ぶりに来たLINEに返信して、決まった日取り。
一日空けるというので、お昼に集合してカラオケに行き、その後飲みをしました。
カラオケでは他愛のない話をして。
飲みの席で、それは起こりました。
A「お前、BとLINEしてるの?」
私「してるよ。一応、1週間に1回電話して、話し合ってる」
A「ふーん」
私「Aさんはどうなの?」
A「あー……。新コロナでさあ、一人になる時間が増えたじゃん? それで否が応でも将来のこととか、親のこととか、考えざるを得なかったわけよ。 それで、色々考えてたときに、俺はさあ……今まで、逃げてきた訳じゃないけど、考えないようにしてたこととか、考えて『面倒だ』ってなって思考だけして行動しなかったこととか、そんなんばっかだなって。 仲間も結婚して子供がいて、俺だけ何も行動出来てないなって。新コロナで新しくインターネットで商売とか始めたやつとかいてさ。俺は口だけで、何も行動してないなって。 行動してみて、それがうまくいってもいかなくても、それは経験になるじゃん。結果はやってみなきゃわからないから、とりあえずやってみようと思ってさ。 それで、結婚することにした。相手はお前が想像してる人じゃねえよ。本当は今日もつれてこようかと思ったんだけど、そいつが置いてきぼりになると悪いし、まずは俺とお前だなって思って」
私「誰? 私の知ってる人?」
A「ああ。お前も知ってる」
私「Eちゃん?」
A「(私の問いかけには否定も肯定もせず)←この時点で多分当たったな、とは思った私。 それでさ、もう結婚する日取りも大体決めた。年内には結婚する。何か、もう何年もの付き合いで良く知ってるし、今更付き合うとか無駄だしな。 幸い、相手から結婚するかって言ってくれて、話が早くてありがたかった」
私「そうなんだ。で、誰? Eちゃん?」
A「ああ。そうだよ」
私「いつから?」
A「8月の10日前後あたりからかな。8月に始まって、8月に終わらせたわ。(単なる付き合っているという期間を、の意と思われる)」
私「へえ。どれくらいのペースで会ってるの?」
A「ほぼ毎日」
私「そうなんだ。その前からお互い好きだったの?」
A「好きは好きだったな。けど、お互いにずっと彼氏彼女や不倫相手がいたし。一線は越えてなかった。 付き合うってなったら、お互い一応綺麗になっとくかって、(不倫相手などと)別れたけど。そうじゃなきゃ(不倫相手と)別れられないだろってEに言ったら、あいつ本当に別れてさ。 それでEの不倫相手がさ、俺に土下座してきて『Eを返してください』って。そんなんで「はいどうぞ」って返すやついないだろ。『筋が違いますよね。別れてから言ってください』って。俺ずっと笑ってたわ」
私「おおう……それは公衆の面前で?」
A「ああ。Eと、Eの不倫相手が偶然同じ最寄り駅でさ。何かあいつじゃね? ってやつがいて、スーパー寄って、出てきたらさ」
私「そっか。不倫とかEちゃんに失礼な奴。(←Bさんのことは棚上げ) Aさんはさ、あの異常に執着してた彼女とは無事に別れられたの? Eちゃんが刺されたりしない? 大丈夫?」
A「ああ。あいつとは色々あってさ……コロナで緊急事態宣言が出てからは、一度も会ってないし連絡も取ってない。それまでにも、もうお互い不倫相手がいて、それはバレてないけどお互い分かってて。その前後に喧嘩もしてないけど、お互いソーシャルディスタンスでちょっと離れていようかって別々の家に帰って、そこからLINEを送っても未読スルーだから、これはブロックしてるなって。俺はしないけど」
私「ああ、じゃあ自然消滅みたいな感じなんだ。別れようって話はしてないんでしょ?」
A「してないね。まあそれで、お互いに彼氏彼女がいない時期がたまたまEと重なってさ」
私「タイミング、だね……」
A「正直さ、Eとお前なら、前に合コン(※相席屋です)一緒に行ってたって聞いてたし、何か男紹介したこともあるんだろ?」
私「うん。Eちゃんのセフレを借りたの。でもそんなに上手くな……いや、微妙で」
A「あいつがさ、だから疎遠になっちゃったのかなって気にしててさ」
私「いや、そんなことはないよ。むしろ私の方がセフレ借りといて失礼だなって。あと、私はセフレとか全然楽しくないから、そういう意味で話が合わなくて、Eちゃんの方が楽しくないかもって思ってた。 だから私と話したいって思ってくれてるなら嬉しい」
A「ああ。だからEってのもあって。俺はお前とは積み重ねてきた絆があるわけ。前の女はさ、お前嫌いだろ」
私「うん。私を刺すとか言ってくる女を好きになれるわけがないよね」
A「だからさ、俺は皆でわいわいやりたいわけ。ギスギスしたくないの。Eなら仲良くやれると思ったし、俺がお前と飲んでくるって言ってもご自由にって感じだしさ。楽なんだよな」
私「うん。Eちゃんって言われたらさ、悪口も言えないわ……。私Eちゃん好きだもん」
A「悪口ww 言うのかよ。何かさ、俺が大切にしてるものを切れって言うなら、俺はお前を切るわって感じでさ。だから前の女は切った」
私「うん」
A「俺はさ、お前にまだまだ伸びしろがあると思ってる。俺は50で死ぬって思ってたけどさ……20年後の、俺たちが60歳の頃まで、お前を見てたいなって思ったんだよ。思っちゃったの。 お前をもう少し、泳がせておこうと思ってさ」
私「何それ。褒めてるのけなしてるの」
A「けなしてはないだろ」
私「私が今Aさんと付き合ったら、私の成長が止まるってこと?」
A「ああ」
私「安定するから? ……確かに、安定はすると思うけど。けど私の生きづらさや、色んなことを考えるところは別に変らないと思うけど……。まあ、Bさんとのあれこれがあって、もう少しは確かに成長するかも知れないけど」
A「俺はさ、お前に人生経験で負けてると思ってる。お前のレベルまで行ってみたい。お前が見てる景色を見て、自分がどんなことを思うかを感じたい。だから、俺がちょっと精神と時の部屋に入ってるから、待っててな」
私「買いかぶりすぎだよ、私を」
A「いいや、そんなことはないね。それでさ……ヤ〇ザの、誓いの盃って訳じゃないけどさ……。60歳になったら結婚しようぜ。かなり性質の悪い誓いだけど」
(日本酒のおちょこで乾杯)
私「……前は私が40歳になっても独身だったら、貰ってくれるって言ってたのに」
A「あー。それは、40歳でなく60歳(になった)。俺たちの関係はさ、ずっと変わらないと思うんだよな。ずっと続くと思う」
私「私もそれには異論ないけどさ。ないけど……」
A「俺はお前に追いつきたいんだよ。Eに話していないことはほとんどないけど、話してないのはこの盃のことぐらいだな(笑)」
私「Aさんの方が、私より優れてるとこいっぱいあるじゃん」
A「ないね。俺がお前より優れているとこなんて、〇〇の一つしかない。(〇〇が思い出せず) 俺はリアルになりたいんだよ。口だけじゃない、本当のリアルに」
私「……Aさんがさ、私のこといいって思ってくれてるのはさ、私が物事の本質や真実が好きっていうか、本質と真実以外興味ないじゃん、そういうところだと思うんだよね。リアルっていうのも、そういうことでしょ。そこを分かって、私のことをいいって言ってくれるのが、本当に貴重だしありがたいよ」
A「ああ……。でも不思議なのはさ、今まで、付き合ってて結婚してもいいなって思える奴には会わなかったんだけどさ。Eに対しては、自然と、あ、こいつと結婚してもいいな、って思ったんだよな。あれは何なんだろう」
私「(最後の最後でEちゃんの話かよ)そうなんだ。でも、そう思える人がいて良かったよね。あのことは知ってるの?」
A「いや、話してない。だって出てきてねえもん。あいつが違和感を感じて聞いて来たら、話す。害を与えてないから、別にいいだろ」
私「そうだね。Aさんが安定してるのかも知れないしね」
A「Eはさ、薬飲んでてさ。けど俺と付き合ってからは、調子が悪い日しか飲ませてない。それで平気になってるし。俺に感謝しろよ、って言ってる」
私「Eちゃんうつなの? いつから?(心配)」
A「一年前かな」
私「そっか……(知らなかったな、何もできなかった)。職場のストレスとかかな。っていうか、Eちゃんも闇が深いもんね」
A「誰だって闇は深いだろ」
私「いや、深くない人もいるよ。Eちゃんもきっと、色々あったと思うけど……。(Eちゃんは確か元旦那との間に子供もいた筈だけど、その話題は結局せず)でもまあ正直、Aさんとさ、ファッションも同じだし、共通点も多いし、お似合いってやつだよね……。二人が並んでたらしっくり来るもん」
A「まーな。前にさ、お前の元旦那と飲んだ時あっただろ。その時、お前と、お前の元旦那と、俺の嫁とかで一緒に飲めたら楽しいだろうな、って思ったんだよな」
私「だから……だからさ。60歳で、って言っても、その時になったら『俺はEが大事だし』ってなるかも知れないよね。 今、こうして盃を交わしてたことも、『あの時はそんなことしたねー』って、笑い話になってるかも知れない。 最近私、元旦那に『今の嫁が大事だから、連絡を取りたくない』って言われてさ。私は元旦那を家族のように思ってたし、一度縁を繋いで大切になった人は、何があっても変わらないけど、元旦那は違ったんだなって。 今そばにいる人が一番で、それを最優先にする人もいるんだよね。私は、自分の大切な人も込みで自分といてくれる人じゃなきゃ嫌だけど。だからその時点で、元旦那とはやっぱり価値観が違ってたんだなって。それが相性なのかなって」
A「それはさ、そうなるかも知れないし、ならないかも知れないだろ。お前はBに行くって決めたんだから、うまくいってもいかなくても、やれるだけやってこいよ。絶対はないんだし。だけど、この関係はそうは変わらないって」
私「うん。だけど、優先順位は変わるかも知れないよね。それが悲しい」
A「泣くなよ」
私「泣く。(断言)自分の感情を感じるって、我慢しないって決めたの。悲しい時には泣く。あと怒ってる。だってそうじゃない!? 私が向き合って欲しいって言った時はスルーで、いきなり他の女と結婚するって言われてさ。これで怒らずにいられようか。 私、3人で飲むのは嫌だな。だって、この二人付き合ってるんだーって思う訳でしょ。Bさんと4人ならいいよ(その日が来るかは分からないが)」
A「(ちょっとバツが悪そうに)まあさ……。けど、そういう素直な感情を言える関係性ってことだよな」
私「そりゃそうでしょ。……私たちの関係性って、どうEちゃんには説明してあるの? 好きってことは言ってある?」
A「お前が俺のこと好きなのは言ってるよ」
私「そうじゃなくて、Aさんが私のことを好きなことは、言ってある?」
A「はっきりとは言ってない。好きだったかもな、ぐらい」
私「やったことは?」
A「言ってない」
私「そうなんだ。……ちょっと待って、私数年前にEちゃんと話した時に、Aさんからキスされたって話を聞いてて、あー好意を持ってるんだな、くらいには思ってて、その時に何かEちゃんにも話したんだけど、両想いだって言ったような言ってないような……。やったということを話したかどうか……マジで記憶がない。あの頃荒れてたから」
A「あー。まああいつも勘づいてるかも知れないし」
私「いや、(私もAさんも)言ってないなら完全に私がAさんに片思いしてる、で終わる話でしょ。(Eちゃんと話すとき、やったことがあることは話してない気がするから、両想いが勘違いだったって言えば穏便にいくかな) 私、Eちゃんと二人で飲もうっと」
A「なんでだよ。それは俺が嫌だ」
私「嫌って言っても、私と飲むか飲まないかはEちゃんが決めることでしょ。Eちゃんをつまんない女にしないでよ」
A「お前がいらないことをあいつに言いそうで嫌なんだよ……。気にせず話してることでも、あいつが気になっちゃうかも知れないだろ」
私「(Eちゃんを優先して庇うAさんの態度に内心傷つきながら)へえ、Eちゃんのことを思いやるから、一緒に飲むなってことなんだ」
A「そうだよ。俺の女だからな」
私「ふーん。まあ、Eちゃんを誘って断られたら、Aさんの差し金だって思っておくわ。あと結婚のこと、Bさんにはーなそっと」
A「何で俺が言うことをお前が言うんだよ。口軽すぎだろ。だからEと二人では飲ませたくないんだよ」
私「何よ、じゃあこんなことをずっと黙ってろっていうの。直接会えるのなんて、いつになるかわかんないじゃん。じゃあ今電話してよ、Bさんに」
A「やだね、俺が言いたいタイミングで言うよ。それはお前の言ってることがおかしいだろ」
私「Aさんの仰る通りですよ……。じゃあ、Bさんに言ったらすぐに私にLINEしてね。今から解禁です! って知らせて」
A「めんどくせーやつだな」
私「いいじゃんー。あー、Tちゃんにも話せないのがきついなー」
A「お前、2番目に話してやったんだぞ。最初に話した人は、たまたま一緒に飲む機会があったからだけだし。SNSとかでは言わないけど、会う機会があったら皆に話していこうとは思ってる」
私「あー。結婚式とか、子供とかどうすんの」
A「結婚式はやりたいって言われればかな。子供はさ、俺は前にも話したかも知れないけど、俺の遺伝子が入ってて欲しくないんだよな……。まあでも作るなら作るし。年内入籍なら、親の挨拶もしなきゃねって、あいつが言ってくれて。マジ話が早くてありがたいわ」
私「私、Aさんの結婚式では泣くだろうなー。私がAさんのこと好きなのは皆に知られてるし、絶対ざわざわされる気がする」
A「お前、親族席に入れるよ。そんで俺のおかんと弟と一緒に泣いてればいいじゃん」
私「泣くわー。周囲ドン引きだよ」
A「まあ、やるかどうかわかんねえけどな。けど、こういうのを皆越えてきてるんだよなって思って」
私「んー、まあそうだけど、私は結婚したくてしたし、そういう儀式的なのも全然嫌じゃなかったからなー」
A「俺は全てがめんどくさいよ」
私「まあでも、前さ、ちょっと気持ちが荒れてるって言ってたじゃん? そういうのが収まったなら、幸せなら、いいよね」
A「ああ? 全然幸せじゃねえよ。今、あいつ猫飼ってるから俺と自分の家を行き来してて、夜道は危なくて歩かせたくないし、一緒に住もうってなってるけど引っ越し先とかさ。あと、俺の地元に戻るのなら、あいつの仕事をどうするかとか、考えなきゃいけないことがいっぱいある。しんどいことばっかだよ。独身の方が何も考えずにいられるから、全然楽だ」
私「そうなんだ。(何かムキになってる感じだけど、今はそうでも落ち着いたら、Eちゃんといて本当に幸せだな、ってなるかも知れないじゃんね……)」
(続きます)
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