こんばんは、ぼむです。 早速ですがご報告にあがりました。
彼と、別れました。
左手がもう、軽くて軽くて。
心がもう、軽くて痛くて。
それでも必要な判断だと思ったので別れたのですが。
本日はその別れの理由について、書かせていただきたいと思っています。
今までに、どれだけ彼が私の当然の要求に対して逆ギレを繰り返してきたかをお伝えしてまいりましたが、しかしそんな逆ギレとかされて黙っている訳がないのが私でございます。
当然、「逆ギレしないで」と切れて、キレられた分はきっちりお返ししています。むしろ倍返しの勢いです。
しかし、私の「逆ギレしないで」という割と当然の要求が、これまた彼にストレスを生んでいたのでした。
そのことに薄々は気付いていたのですが、決定的に分かったのは私達が「普通の」「ケンカ」をした時でした。
とあることに彼の態度が悪く、私はそれに不満を持っていたのですが、彼も私に不満があったらしくケンカになったのです。そのケンカの理由は結局、二人の意志の疎通が出来ていなかったためで、この時は両方が悪かったことでした。 が、普段ならケンカをした後「今回はお互いが悪かったよね」で済むようなことが、その時は売り言葉に買い言葉でただ自分の苛立ちをぶつけあうだけの、酷い言い合いになってしまったのです。
彼は確かに言い過ぎでした。私もそれに対してとても悪い態度をとりました。 けれど言い合いをしながら、私は「何かおかしい」と感じていました。
確かに私も説明不足だったのかも知れませんが、それに対する彼のこの怒り方は異常だと思ったのです。普段の彼ならばもっと冷静に、「あ、そうだったんだ。じゃあそれを言ってくれれば良かったのに」ぐらいで済むことが、 この時は本当におかしいぐらいに歯止めがかからず、けれど私も今までの不満が積もりに積もっていたため自分の非を素直に認められず、事態はどんどん泥沼にはまっていきました。
結局はあまりに言い過ぎた彼に「もう逆ギレしないって言ったじゃない!」と私が叫び、彼は「悪かった」と謝ったのですが、それもどこか本心では無いと言うか、しぶしぶそうしていて決して彼自身が納得していないと言うのが見えてしまうのです。
「別れたい」
そう、言いました。
私はもう、気付いていました。
今までに浮気のせいで要求されたさまざまな、彼が「やりたくないこと」のストレスが結局はこのような形で噴出しているのだと。
彼だってどこかでおかしいぐらいに逆上してしまう自分に気付いている筈です。けれど、それを止められない。そしてそのことを私に責められて、自分には止められなくてどうしようもなかったことだけに更にストレスがたまり、また私に当たってしまう。
私達はお互いに悪循環を起こしていたのでした。
「彼女と連絡とらないで」と私が言い「それは出来ない」と彼が拒んだあの時から、この図式は始まっており、それはどう考えても 私は悪くないような気がするんですが、ともかく、
浮気の代償を私が求める(彼女と会うな、飲みには行くな、など)→彼が嫌がる→私が泣くか怒るかして彼に詰め寄り、彼は逆ギレした挙句渋々行動を起こす
→結果、私にも彼にもストレスが溜まる(彼は「やりたくなかったのにやらされた」というストレス、私は「やって欲しかったのに(自発的には)やってくれなかった、しかも嫌がられた」というストレス)
という感じで今までずっとやってきて、私も限界なら彼にも限界が来ているといことのようなのです。
彼は勿論、後から「あの時の自分(彼女と友達でいたいと言ったことなど)はありえなかった」と反省しており、その時は渋々でも後から思えば自分でもやるべきだった、と思うこともあるのでしょうが、その時に受けたストレスと言うのはそれとは別で彼の中に溜まっていたのだと思います。
けれどその不満を直接私にぶつけることは出来ず(←というかそんなことされたら別れています)、しかし解消も出来ず、それが結局普通のケンカの時に当社比200%ぐらいで出てしまう、と。
性質が悪い。
と思うのですがそのへんどうなのでしょうか…。
ともかく私も、その彼のストレスと言うのは分かったのですが、かといって自分の方ももう彼の逆ギレに一杯一杯で、彼の放つ一言一言がひどくこたえる状態だったので、彼の事を思いやることは出来ませんでした。
というか、根本を考えますに私って悪くないのではありません?
だって、彼は当然の報いを受けているだけなのに、それを私に当たるなんて、悪くないどころかちょっとひどい話なのではございません?
結局浮気をしておきながら「だけど自分は何も失いたくない」という彼の甘さが、彼と私を苦しめているのです。 自分のしたことの重さを分かっていないから、「彼女と友達でいたい」とか「グループを壊したくない」とか言えるのですし、私が傷ついていることを本当に理解しているならすぐに出来た筈のことを、一年半もかかって更に私を傷つけた挙句にやっと出来るのですよ。
確かに成長してきていてくれるんです。 あの、「彼女は僕の大事な友達なんだよ!?」と逆ギレされた悪夢の日から考えたら、本当に随分と進歩してくれています。
けれどやっぱり、私がまだ頑張れる、まだ頑張れると踏ん張るのも限界があって、本当にもうほとほと彼の逆ギレに疲れてしまった、というのが別れの理由の一つです。
その逆に、彼のほうも辛かったんだろう、という気持ちもあります。 だからこそ別れた、と言うのも変ですが、私の方もかなり抑えがきかなくなっており、これ以上付き合っていても今は悪循環で繰り返し相手を傷つけるだけ、いいことなど何も無いと思い今回の結論に至りました。
別れて一週間、彼からの連絡はありません。
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