矛盾スルニモ程ガアル
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2003年10月16日(木) 後悔するがいい。

夢でも何でも見ればいい。

こんな私の悲しい気持ちが、あなたには一つも伝わらない。

見ようともしてない。


自分勝手な自己満足で、別れを綺麗な思い出にしようとしてる。


いい加減気付いて。


あなたの気が済めばいいの?
私の気持ちはどうでもいいの?


「自分が全て悪いんだ」
って地に足がついてないあなたが言うから、本当に本当に嫌になる。

悲劇のヒーロー気取ってないで、もっと現実を見てくれればいいのに。

私の中の甘い部分が、「可哀想だよ」って囁くけれど、その甘さとバカさがあなたをダメにした。





あなたにはもう二度と戻らない。
だけど。





「私、あなたと付き合ってきて全てにおいて素晴らしかった訳じゃないけど、 一つだけ誇れることがあるよ。
 それは、あなたといつでも真剣に向き合おうとしたこと。一度も逃げなかった。 それだけかなあ、胸張って言えることは」

電話で言った、あの時のセリフは今でもそう思ってるから。


それだけは大した女だったって、そう思ってくれたらそれでいい。


電話を切る直前の、

「要するに言いたいことは、私はとっても辛い思いをしたしそれは許せないしってことと、あなたは同じこと繰り返してるからこれからはもっと気をつけて、そして自分の選んだ道なんだから楽しく生きてください、ってこと。元気でね」

ってセリフも、本心。



この別れで学んだことがいくつかある、って言ったあなたに。

その高い授業料は、私が払ってるって事を忘れずにね。って本気で、だけど冗談ぽく言った。



どうかどうか、これからももっとたくさんのことを学んでいってくれますように。
それが踏みつけにされた私への、せめてもの礼儀でしょう。
そして何より、あなたのためになると思うから。


いつかあなたが「あの時」を心底後悔してくれて、もう二度と同じ過ちを犯さなくなったら。
この別れも、無駄じゃなかったって思える。

それでこそ、私の恋心も報われる。


どうかそうなりますように。

自分のためにも、あなたのためにも祈ります。



大好きだった。今でも、きっと、まだ好きだと思う。




それでもあなたを忘れていく。

自分のためにも、あなたのためにも。




いい恋愛をしたんだと、いつか笑って言えるようになりたい。
自分の誇りだと、胸を張って言いたい。




たくさんのことを言ったけど、今でもあなたへの感謝は変わってない。

私といてくれて、ありがとう。






全てが終わった今、そのことだけは忘れずにいようと思う。


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ぼむ [MAIL]