2003年09月01日(月) |
「かわいそうだね」と君が言う。 |
こんにちは、振られたてほやほやのぼむでございます。 今日は、主に振られたことについて、話を聞いてもらった親友の言葉を主にお伝えしたいと思います。
こう言われて振られたのよ、と言う私に対して聡明な彼女は、
「彼は今ちょっと仕事が出来て浮かれてるのね。調子に乗ってるんだよ。それでそんな、自己中な言葉が言えるのよ。 自分勝手よね。彼一人が恋愛してるんじゃないのに。ぼむが、ついててあげてこそ二人は続いていたのに、それにも気付いてないのよね(←いやそんなこと無いんですけどね)。自分に下手に余裕があるから、そういう言葉を言えるのよ」
「だけど本当に、自分が辛いときや苦しいとき、支えてくれるのは誰かって、後になってから気付くよ。今は、そういうかっこつけた台詞を言ってみたくて言うんだろうけど。大体『恋愛はいらない』って、今恋愛してるからこそ言える台詞なのに、それすら分かってないのよね。 後から後悔すると思うよ。そうなったとき、彼が可哀想よね。全然本当じゃないのに、それを100%本当だと思って言う訳だから。本当に悪い人じゃない、ただ若気の至りでそう言ってるんだろうけど、それを分かってあげたい気もするけどちょっとひどいよね。甘えてるね」
と言ってくれました。
もちろん私が彼の事を思いやってあげてなくて、そういう反省すべき面も多々あると思うのですが、けど彼女の言ってることは当たってるような気がします。
「頼まれた仕事が時間以内で終わって、次の仕事を貰いにいったんだ」と少し自信を覗かせて話していた彼。
バイトのことを、「仕事」ということ。
如実に、彼の自信過剰(←ひどい)を裏付けています。
元々彼は自分に自信がある人で、自分のことを「すごい」と思っている人なのですが、今回のバイトで更に確信したというか、下手に自信をつけてしまったようです。
まあそれで、「自分には恋愛なんていらない」と思ったのでしょう。 元々恋愛は人生の要素の一つで、趣味とかと同じカテゴリーで考えている人ですので。
そんな彼を、私はもう待つ気力も無い、彼が別れたいのだからそうするし、私は待たない。少しゆっくり考えてみる、という私に、彼女は
「待つ必要なんてないよ。待たないっていうのは、本当、もう、ぼむが見切りをつけたってことなのに、本当に振ったのはぼむなのに、そのことを彼が分かってないのが悔しいよ」
と言ってくれました。
もちろん彼女は私の言い分しか聞いていないため、どうしても私の方を良く見てしまうでしょうし、彼側からすればいろいろ言い分もあるでしょうが、正直私はそう言ってもらえて救われるような気持ちでした。
本当に、いい友達を持ちました。 ありがたいです。心底。
取り返しのつかないことをしたと、将来後悔する彼が可哀想だね、という彼女に、私はもうそんな優しい気持ちを持つ気力もなく、また彼が後悔するかどうかも分からないので、
「もし後悔して、やり直したいと私にまた言ってくれて、私にも気持ちがあればやり直すし、そうでないのなら私もね、もう、いいと思う。おこがましいかも知れないけど、そこまでの人だったんだと思うようにするよ。また縁があれば(←無いでしょうけど)別な人とも付き合ってみて、それでやっぱり彼がいいと思えばその時だし。今はね、どうしようもないのよねこっちからは(笑)」
と言いました。
若気の至りだと彼女は言ってくれましたが、でも、あの時言ったことが彼の本心かも知れませんしねえ。 恋愛がなくても別にいい人なのかも知れませんし。
それより何より、「いらない」と言われた衝撃が割と大きいので、今はその衝撃にじっと耐えたいと思います。
なんていうか今は、しみじみと「悲しい」です。 「情けない」というか。
人間過ち(←とりあえず、「いらない」というのは何にしろ結構ひどい言葉ではないかと…)は誰だってありますが、とりあえずこの言葉を撤回してもらわない限り、今までしぶとくふんばってきた私の方にも「もう一度当たってみよう」という気が起きません。(いや、起きたところで彼にその気がないのでどうしようもないのですが)
許せない、のではなくて。
怒ってる、訳でもなくて。
悲しいし、情けなくて「もう、いいよ」という気分なのです。
あーあ。自分なりに、頑張ってきたつもりなんですけどねえ。
悲しいなあ。(←けどもうこの経験をバネに、次の恋愛では「押しすぎ」に気をつけようと思っているあたりが立ち直り早い。←早すぎ。)
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