「会ったら駄目なんですか?」と素敵質問をぶちかましてくれた彼女に虚をつかれ絶句した私は、 しばらくの間をおいて「…駄目、です」と答えました。
彼女は、「彼に会うっていうか、グループのみんなは県外に出ちゃって バラバラだから、みんなが「ただいま」っていってあたしが「おかえり」っていう、みたいな…」 とグループへの気持ちですとか自分がみんなの港 と言わんばかりの発言ですとかをおっしゃってくださるのですが、 ですからぶっちゃけあなたがグループをどれだけ大事に思ってるかなんてどうでもいいんです。 彼は会わないって言ってるんですから。
という訳で私は「けれど、本人が会わないと言っているので…グループでは仕方ないけれどと…」みたいなことを言い、 もう一度彼の言っていることを説明したのですが、 その後彼女はまたもや「彼の気持ちが分からないんですよね」発言。
分からないのはあんただよ!!
と突っ込みたいのをこらえながら、ああ、私の言うことは信用されていないのだなと私は思ったので「ああ、やっぱり本人からでないと信用できませんよね」と納得したように残念そうに?ため息混じりで言ったところ、 何か伝わるものがあったらしく、
「じゃあ私が会いません!!」
彼女逆ギレ。
「飲みにも行かないし、連絡もとりませんっ」と だから最初から言ってるじゃん?なことを私に言ってきます。
で、
私「はい、そうしてください」 彼女「……」
おそらく彼女は「そんな…」と私が引いてくれるものと思っていたのでしょうが、 甘い。
むしろ「やっと分かってくれた!? じゃ、よろしく!」 ってな気分です。理解がちょっと遅すぎです。
しかしこのままでは雰囲気がなんだか険悪なまま。それは良くないと思い、 私は当初の目的であった「私、傷ついたんですよ」ということを話すことにしました。
あのですね、と。
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