2003年02月06日(木) |
80/100。泣きたいのはこっち。 |
もう一度やり直すと言った私は、少し落ち着いてきたところで とりあえず彼の携帯を手にしました。そして、中を見ました。 そこにはまさに「衝撃」が。
衝撃:受信メール100件中、80件が彼女と。 (しかも、浮気があってから私に告白する前日までメールしていました)
人を舐めてるんでしょうかこの数字(ちなみにその中で私とのメールは10件)。 一体何をどう反省しているというのか見せてもらいたいものです。 彼の反省とは一体。謎が謎を呼ぶばかりです。
浮気中のメールは残っておらず、彼が実家からこちら(大学の方)に帰ってきてからの、そこには信じられないメールのやり取りがありました。 「今日先輩から「青白い顔をしてるから、何か悩みでもあるんじゃないかと心配した」と言われた」 と彼がメールすれば、 「悩みあるんじゃないの? 全部吐き出して聞いてもらったら?笑」 と暗にK(もう呼び捨て)は浮気のことを言い(やったあ罪悪感ゼロだよこいつ!)、 あるいは彼女から「今テレビでやってる映画いい映画♪ 一緒見よう!」と言ってたり…(彼女は実家生)。
私は怒り、普通浮気相手とは連絡取らないのが当然じゃないの、と言うと 彼は逆切れのようにして 「じゃあぼむはとても仲のいい男友達と浮気したとして、その人を切れるの?」 と聞いてきました。 あまりに自信満々に聞くので私は少し押され考え、「彼氏のことが大事なら、私だったらきるよ」と答えました。 けれども彼は「それはぼむの場合でしょ」とでもいうような 態度だったので、私は苦しく泣きたい気持ちで 「あなたは彼女とメールして、私がどれだけ傷つくかわからないの!?」 と言いました。
その言葉に彼はとても衝撃を受け、それから私が何か言っても意識をとばすようになってしまいました。 「分かった。彼女とはもう連絡とらない。だけど、ぼむとも別れたい」 と言うので「じゃあそうしよう」と私が言ったところ、反応がないのです。 目の前で手を振ったり叩くと、ようやく「はっ」と気付いて「何?」と…。
ホラーです。
最初は私の言葉を聞いているふうなのですが、 だんだん目の焦点が合わなくなってきて、手を叩いたりすると本当に「はっ」と言って覚醒するのです。
罪悪感に何かの線が切れたのでしょうか。
「別れようって言ったじゃない」と私が言っても「そんなこと言った?」と言います。 言ったよ!!自分が自分でもう信じられないから別れたいって、アンタ今言ったよ!! そう思いつつ「言ったよ、今」と言っても彼は分からない様子です。 そして、彼のことを少しでも責めるような発言をすると、たちまちブレーカーが落ちてしまいます。
その後普通の会話をしていると彼は少し元に戻り、私もそれ以上は何も言えませんでした。 彼が壊れた。 その恐怖で、私はこれ以上何か言うことを諦めたのです。 私と別れたらこの人はどうなってしまうんだろう。 そう思うと、メールの件がどれだけショックだったとしても、 彼との別れを選ぶことはできませんでした。
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