矛盾スルニモ程ガアル
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2003年02月05日(水) やり直そう

彼が本当のことを言わなかったのは、「一度だけだったから」と
私に許してもらうつもりだったのかと最初は疑いました。
けれど一生懸命冷静に考えて、
告白したら振られることを覚悟していたと言ってましたし、
嘘をつくつもりなら始めから言わないだろうと思い、
いっぱいいっぱいだったという彼の言葉を信じることにしました。

彼は、自分には何を決める権利も無いから、私の言うことに従うと言います。
別れるにしても付き合うにしても。
私は考えました。
そして最終的に彼の話を聞き考えて、私は一度だけ、と許すことにしました。

軽い気持ちでなく相手を好きだと思ってしたということ。
けれどそれは昔の感情でしたことで、今現在彼が非常に反省し悔やんでいること。
そして、私が彼のことをまだ好きだということ。
たくさんのことを考えて、
「あなたをもう一度だけ信じてみる」
「ただし、次にやったら許さないから。二度目は無いよ」
と言いました。
彼は信じられないという瞳で私を見て、泣きながらただただ頷きました。

彼ばかりひどく泣くので泣けずにいた私も、ようやく泣くことができました。
泣きながら、この人ともう一度やっていこう、頑張っていこうと思っていました。


…しかし、人生そんなに涙涙で終われるはずがなかったのです。
落とし穴は一つと思ったら大間違いなのです…。


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ぼむ [MAIL]