矛盾スルニモ程ガアル
◇back◇ index ◇next◇

2003年02月03日(月) 直接対決

私が泣いたのを受けて、ようやく彼女は「あなたを傷つけてしまったことは、申し訳ないと思う」
と謝罪らしき言葉を初めて口にしました。
が、ちょっと待って、傷つけたことが申し訳ない??
何かが違う気がします。

けれど私はもう嘘をつかれた時点で完全に別れるつもりだったので、
「もし、彼があなたを好きになることがあれば、付き合うことがあれば、
彼を宜しくお願いします」
と言って電話を切ろうとしました。
そこで彼女は言ったのです。
「私も、彼の気持ちが分からないんですよね」


!?


分からないも何もアナタ、彼は後悔していると泣いています。
あれは中学の気持ちが蘇ってしたことで、今の気持ちじゃない
と言っています。戻りたいと言って泣いているのです。



なんと驚くべきことに、
この女、私と同じ土俵に立ってる気でいます。
むしろ勝者の勢いです。


けれど気付きました。
彼は要するに彼女に対してとても中途半端な態度をとっているのだと思います。
だから彼女もはっきり分からなくて、
「彼女が好きなの?私が好きなの?」という
非常な勘違いをしているのだと推測されます。
要するに、はっきり言わない彼が悪いのです。

そりゃあ彼女だって「あなたの彼氏とやってごめんなさい」ではなく
「あなたを傷つけたことはごめんなさい(意訳:もーほんとごめんなさいねえ私が彼をとっちゃって、あなたを傷つける結果になってしまってーほんとあなたには残念な結果になっちゃってそれだけは申し訳なく思うわー)」とかほざき出すってもんです。


けれどもこのことは、ここで私がはっきり言うことではありません。
というか、私から言うことではなくて彼から言うべきことだと思ったのです。
だから私は「そうですねえ…私もよく分かりません」と流し、「また電話をかけることがあるかも知れません(直感)が、よろしく」といって電話を切りました。




そして、彼です。


 < 過去  INDEX  未来 >


ぼむ [MAIL]