ニャンでも日記



お粗末な忠臣蔵

2001年12月30日(日)

期待して見たのに、この前のキムタク主演の赤穂浪士は全く、お粗末な内容で話しにならなかった。随所に見せるべき見せ場がなくて面白みに欠けた。脚本がなってない。最後まで見ずにテレビを切ってしまった。


風誘う花よりも尚我はまた,,,

2001年12月28日(金)

もともと、古風な人間だとよく言われるが、まさか、そのせいでもないが僕は時代劇が非常に好きだ。今の時代、大御所と言われた時代劇の俳優がかなりいなくなって茶の間はめっきり、その類の映画は放映されなくなった。偶にビデオが出ると借りてきて見るのだが、あまりいいのがない。過去の例でいくと「柳生一族の陰謀」とか、「雨あがる」とか「燃えよ剣」がなんとか僕の期待に応えてくれたが、、、。洋画が中心な世の中なので、つい洋画を多く見るのだが、愚作も多い。
ラッセル・クロー主演のグラデイエーターはなかなか良かったが、ただベン・ハーを彷彿させる作品であった。最近、劇場でやっていたパールハーバーは戦争映画と言うよりも恋愛映画の感がしたが、恋の展開が今ひとつ、お粗末な筋であった。今日、テレビで1/47という映画が放映される。赤穂浪士47士の中の堀部安兵衛を中心に描いた作品でキムタクが主演と言う。さて、時代劇の好きな僕の期待に応えるか、、夜の上映時間が楽しみではある。


エレベーターを降りて

2001年12月27日(木)

エレベーターのタラップを降りた時から
そっと歩いて行く
玄関先で鍵音をさせないように
扉を開く
やっぱりね
茶子のにこやかな顔
リトの愛くるしい仕草、、、が僕を迎える
靴を脱ごうとしている矢先
ふたりが体を摺り寄せてくる
ああ、この瞬間,,じ〜んとくる感情
好きなパチンコもやらずに
同僚の麻雀の誘いも断り
ビデオ店への寄道もせずに
まっすぐ帰ってきた甲斐があったと

さあ、待っててね、あげるからね
缶詰を開ける音に
あふれるばかりの喜びのたかまり

お腹すいてたんだね
にゃお〜
わかった、わかったよ
順番だからね
りとはおね~さんだから
待って
茶子が先だから

二人の並んだ食事風景、、、
じっと見ていて
僕もほのぼのとした
嬉しさを感じてくる


ペリーヌ物語

2001年12月26日(水)

そんなに意識して買い集めたのではないけれど、僕はDVDを結構、持っている。その8割近くは二度見ている。なぜ、そうするかと言えば、最初に見ていたシーンで見落としていた何かを見つける時があるからだ。勿論、二度目より三度目の方がいいのだが、数ある中で僕はアニメのペリーヌ物語を4度も見てしまった。感動作品だからだけの理由ではない。このアニメ名作は不思議と心を揺さぶる何かがあるからだ。この名作で僕は4度、、涙した。最後の最後にほんとに、感激で泣かせるアニメではある。


犬吠岬

2001年12月25日(火)

その日―
海はたおやかなうねりをみせ
岩礁に心地よい風を呼んだ

大きな岩裏の潮溜まりには蟹が二匹ー 
足元が悪いからと言い訳をしながら
やさしく手をにぎり身体を脇に引き寄せた

かわいいねー
ええー
たわいのない会話の後には波の音しか聞こえない

二人ぼっちの海岸で
身体を寄せあった感触は
太陽に睨まれた白亜の灯台よりも新鮮で熱い
互いの体温が伝わり心の鼓動までが潮騒に吠えているからだ

さあ 言葉で何か言ってくれ
感じるままの本当の気持を、、、

その日ー
犬吠岬に時が止まった


野反湖 (のぞりこ)

2001年12月23日(日)

くねくねした岨道が暫く続く
車に出くわさない道がやがて鬱蒼とした山間に入る
暗くなった
霧がでてきて辺りをひんやりとした雨が包み込む

引き返した方がいいかもー
どちらでもいいけどー

心細さで会話も沈む
でも
ようやく峠の駐車場に着いて
重苦しい雰因気を追い払うように車外にでた
厚い霧に覆われて湖は見えない
傘を差し向けたら
素直に入ってきて肩が自然と触れ合った
ふいに抱きたくなったけれどー
なぜか行動がともなわない

今、何を考えているのー
言葉でごまかしてみた
別にー
そんなことあるもんかー

せめて野反湖が見えていたら
もっと違った成り行きー
あまりにも殺風景で
思いもよらぬ時が進んだ

もう二度と来ないよー
見えない湖面に叫びたい衝動が
ふたりを車に追い立てた



書店にて

2001年12月22日(土)

久しぶりに書店を覗いた。来年の大河ドラマである「利家とまつ」がコーナーに山積みされていた。配役がすごい! 加賀百万石の基礎を築きあげた夫婦の時代劇である。松島奈々子、唐沢寿明、竹野内豊、反町隆史、酒井法子他、、まあ、、次から次と豪華キャストである。 星の金貨やGTOなどで、、おなじみの面々が出てくるから面白い。反町隆史の織田信長役はうってつけだし、松島奈々子のまつ役もいいかもしれない。よ〜し、、来年はこの大河ドラマを欠かさず見ようと心に決めた。今年の大河ドラマの北条時宗はまさに蒙古襲来を背景にした単調な筋だっただけに期待しうるものになればいいと思っている。


カレンダー

2001年12月20日(木)

この12月になって、また、広末涼子と松島奈々子のカレンダーを購入した。年毎に見飽きることのない彼女たちを机や壁に掲げてみて、、また、、話しかけてみる。そんな自分をにゃん子達はじっと見ている。二人の女性と二匹の猫ちゃんに囲まれて、、僕はまた、新たなる幸せを感じはじめている。


茜雲賛歌

2001年12月18日(火)

うれしさのあまり 涙がほほを伝い
かなしみのあまり 涙がほほを打つ
いいときもわるいときも
くり返されて止まない
この銀河宇宙のりんねの中で
君はいま
時の流れに舞い落ちた一葉の花びら
さあ
ほほにしたたり落ちる涙をぬぐって
そっと まぶたをあけてごらん
そうすれば
思いもかけない
秘密の花園が見えてくる
愛と
友情と
思いやりに満ちあふれた
宇宙空間が広がって見えてくる
君よ
もう おくすることはない
ためらいと
はじらいと
ごうよくを時の流れにすててしまって
ただ ひたすらに
目の前の扉をくぐるだけでいい
そうすれば
やがて
西の空いっぱいに
あかね色に映し出された
ステージが見えてくるから


冬将軍

2001年12月17日(月)

秋も深まり冬将軍がやってくる頃になると
銀杏の葉が真黄色に染まり、やがて、その年の思い出を
惜しむかのように枯れ落ちてゆく
そんな風情をビルの一室から見つめていると
私はたまらなく
旅にでかけたい気持ちになる。


詩吟

2001年12月14日(金)

楽器店で変わったCDを入手した。決定版(吟詠歌謡)集〜これは歌謡曲の間奏や前奏に詩吟が入っている。もともと、詩吟が好きなので早速、聞いてみた。
13曲ある中で、、(ああ、七尾城)と(風雲山形城)が特に気に入った。
前者は上杉謙信の詩吟入りで後者は、詩吟(月山)だ、、。特に高拍子の月山がいい。名峰=月山が偲ばれて心が和む。


月の砂漠

2001年12月13日(木)

童謡に月の砂漠という名曲がある。この前、車のスピーカーからこの曲を聞いた。前奏が物悲しく始まり、詩句の第一節が始まると広大な砂山を想像できた。
月の砂漠をはるばると
   旅の駱駝がゆきました
金と銀との鞍おいて旅の駱駝が
   ゆきました、、、

ほんとに物悲しい曲である。だが、妙に心を揺さぶる。二人の男女が二匹の駱駝にそれぞれ乗って広大な砂漠を歩くこと自体、妙だが、、なぜか、心を和ませる名曲だ。


奥只見湖

2001年12月12日(水)

どれくらい走ってきただろう
長い蛇のような陰湿なトンネルを22kmー
やっとの思いで抜けきったら
急に視界が開けた
駐車場が見える山道を下っていって
レストランに入った
向かい席で何を語り、何を食べたかー
いや、そんなことはどうでもいい
兎も角
玩具のようなケーブルに乗ってダムサイトに行ったのは
確かだ

更に少し歩いて登ったところに
電力館があって、そこの説明によるとー
およそ9年の歳月をかけて昭和37年に完成
高さ157m、堰堤の長さ475mという巨大ダムで只見川の
水を集め総貯水量6億リッポウメートルと言う 

帰りの坂道で手を差し出した。 
彼女がなんとなく、ぎこちない動作で反応する
普段より湿っぽい手の感触

なぜ、黙っているのー
ちょっと疲れたからー

もう、帰る?−
ええー

どうも変だよ、、どうかしたの?−
ううんー、別にー

だったら、元気だせよー
ごめんねー ちょっとあったからー

なんだよ、話せないこと?ー
そうでもないけどー

だったら、話してみてー
う〜ん、でもー

さあー
やめておくー

そんなのないよ、、言った方がすっきりするよー
わかった、、、けど、、今度ねー

もう追求するのは止めた
もう、帰りたくなった
西空が暗く沈み、僕の心も湿っぽくなった。
そろそろ、別れの時期かな そんな気がした








詩吟

2001年12月10日(月)

詩吟去年今夜清涼侍
秋思詩篇独断腸
恩賜御衣今此在
捧持毎日余香拝


    腹の中から迸り出るほどの
   声を出しながら
   作者の詩情を訴えんとする、、、
   その刹那
   吟者は恍惚の域に入っている

   吟の高低を
   振幅のある息吹きとともに使い分け
   しかも感情移入していく
   そのコツが風雅の境地
   今宵 "九月十日"を吟じてみて
   作者 菅原道真の忠愛の心を思う
   


みどり湖

2001年12月09日(日)

県道74号線を南下してきて

いつしか袋小路のなかをさ迷っていた

鬱蒼とした岨道が車幅すれすれに続き

引き返すにも回転できない

どう行けばいいのかな?ー
行くしかないんじゃない?ー

シダ植物に覆われたトンネルの先に

車を止め

小さな懐中電灯を照らす

地図を覗き込む彼女の前髪が

かすかな香りと共に僕の額に触れた

もう、どこにいるのかどうでもいい

時が止まってー

このままでいい

走りまわって

どちらに進むか意味もない

もはや

隔絶された土地の中で

二人して

いたいけな姿を晒すだけのひと時ー

やがて

意を決して入っていった道の奥に薄黒く淀んだ湖が

出現した

ーみどり湖ー

僕はこの湖を一生忘れない


ローカル線の硬券

2001年12月05日(水)

僕の趣味のひとつに切符蒐集がある。特に意識して集めている訳ではないが、旅行中にふと、見かけたローカル線の途中駅に立ち寄ることにしている。友達にはそんな趣味がないから、大概、ちょっと待ってて、、と断って駅に駆け込んでいく。切符は年月日が記載されているから、そこに来た証明にもなる。ところが、困ったことに近年、硬券がほとんどなくなってペラペラのしかも裏面が真っ黒か茶褐色になっていて体裁も良くないし、保存があまりきかない。文字が数年で薄れてくる。よく、記念乗車券が発売されると豪華な硬券になっているが、真の意味での蒐集にはあたらない。旅先でふと見つけたローカル線の地図にも掲載されていないような駅で硬券を見つけた時の感激はとみに少なくなったような気がする。


紫煙

2001年12月03日(月)

やおら咥えた一本のタバコを
これが最後と言い聞かせながら
喫い続ける

今度こそ、、の誓いは
自分に課した命懸けの契りではないか

その契りを無常にも
破っては、また新たに誓う心の隙間に

じわじわと
入り込んできた紫煙の先端が
わが神経をまたもや麻痺させてゆく





震生湖  

2001年12月02日(日)

渋沢丘陵への峠道を登りきったら

満天の星が二人を迎えてくれた

今にも星の金貨がふりそそいできそうな錯覚

を感じながら

平坦な尾根の細道を進む

漸く

とある空き地から無数のネオンが見下ろせた

車外にでると風がやけに冷たい

ひっくり返っても天地の風景が同じねー

そっと手を組みながら

彼女が呟いた

徐々に温かい感触が伝わり夜の冷気が吹き飛んだ

あっ、流れ星よー

彼女の指差す空に星が流れ

暗闇に横たう震生湖に落ちて行った





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