ぶらい回顧録

2003年06月27日(金) 宗教

Religion kills.



2003年06月23日(月)

母さん おれはあんたのものだった だが
あんたは一度だっておれのものではなかった
おれはあんたが欲しかった だが
あんたは おれなんか欲しくなかった
だからおれは いわせてもらう
さよなら さよなら と

父さん あんたはおれを捨てた だが
おれは一度だってあんたを捨てなかった
おれにはあんたが要った だが
あんたは おれなんか要らなかった
だからおれは いわせてもらう
さよなら さよなら と

こどもたち きみたちは
おれがしてしまったようなことをするな
おれは歩くこともできなかったのに
走ろうとした人間だ
だからおれは いわせてもらう
さよなら さよなら と

ママ 行かないで
パパ 帰ってきて




訳 片岡義男



2003年06月17日(火)

あるばん猫はへやにいて ストーブの赤への恋をしずかに表明した

そのばん僕はおなじへやにいて おなじストーブの赤と猫に恋をした



2003年06月14日(土) まきちゃん

ほんものの歌姫の後ろでタイコを叩くことはずっと夢だったけれど

実現してみたら想像以上だったよ、うむ



2003年06月10日(火) あの娘におせっかい

母が危篤だと報せを受けて育った町に向かうローカル線の車内。

逃避以外にすることがなくて耳にあてたヘッドホンから流れる
「ヴィーナス・アンド・マース」。

この曲を初めて聴いた頃ウチは一番幸せだったのかもしれないなあ
「あの娘におせっかい」。

そして曲が変わる。

Treat her gently
Treat her kind
She doesn't even know her own mind

Treat her simply
Take it slow
Make it easy
And let her know
You'll never find another way

こういうのを不意打ちというのだ。



2003年06月01日(日) ウォルフガングのように

「僕はくだらない人間です。でも僕のドラムはそうじゃない」

いつか、そう言える日は来るのだろうか。

せめて、そう言える日は来るのだろうか。


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