Religion kills.
母さん おれはあんたのものだった だが あんたは一度だっておれのものではなかった おれはあんたが欲しかった だが あんたは おれなんか欲しくなかった だからおれは いわせてもらう さよなら さよなら と
父さん あんたはおれを捨てた だが おれは一度だってあんたを捨てなかった おれにはあんたが要った だが あんたは おれなんか要らなかった だからおれは いわせてもらう さよなら さよなら と
こどもたち きみたちは おれがしてしまったようなことをするな おれは歩くこともできなかったのに 走ろうとした人間だ だからおれは いわせてもらう さよなら さよなら と
ママ 行かないで パパ 帰ってきて
訳 片岡義男
あるばん猫はへやにいて ストーブの赤への恋をしずかに表明した
そのばん僕はおなじへやにいて おなじストーブの赤と猫に恋をした
ほんものの歌姫の後ろでタイコを叩くことはずっと夢だったけれど
実現してみたら想像以上だったよ、うむ
母が危篤だと報せを受けて育った町に向かうローカル線の車内。
逃避以外にすることがなくて耳にあてたヘッドホンから流れる 「ヴィーナス・アンド・マース」。
この曲を初めて聴いた頃ウチは一番幸せだったのかもしれないなあ 「あの娘におせっかい」。
そして曲が変わる。
Treat her gently Treat her kind She doesn't even know her own mind
Treat her simply Take it slow Make it easy And let her know You'll never find another way
こういうのを不意打ちというのだ。
2003年06月01日(日) |
ウォルフガングのように |
「僕はくだらない人間です。でも僕のドラムはそうじゃない」
いつか、そう言える日は来るのだろうか。
せめて、そう言える日は来るのだろうか。
|