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曖昧な日々。
大槻
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2003年11月27日(木)
絶対しか欲しくない。

涙さえ抱えて隠して
そんな風に君は笑った。

差し出せない手を握り締めて
そんな風に僕は眠った。

嘘なら壊して。
もう何もいらないから。
絶望的な未来に
鮮やか過ぎる色を添えて。

君が君がくれた感情なら
僕はきっと忘れたりしないから。


嘘なら壊して。



2003年11月26日(水)

精神的な要素を含みますのでご注意。
平気な方のみスクロールでお願いします。



































新しいカッターで切ってみた。浅いけど血が出た。何してんだろと思った。
自分の中に居た人格のようなものが消えてから、なんだか自分も消える気がした。
人格のようなものが消えたのは大体1、2ヶ月前。特にその時期何かあったわけじゃないのに。不思議。
その人格のようなものってのは三つあって、私の中で名前決めてみたりもしたんだけど、消えたのは裕樹。ユウキじゃなくてヒロキね。そんなイメージで。
凄く残虐…?純粋なんだけどただ傷付ける言葉しか発しない子。頭の中にずっと暴言が鳴り響く感じ。他人に向ってたり、自分に向ってたり。
で、その子がいなくなったら、それによくにた女の子、裕子(似てるから名前も似せてみた・笑)も居なくなった…のかな?何も聞こえない。
更に、大人しい男の子、さとる(漢字か平仮名かカタカナかよくわかんないけど)も喋らなくなった。いつも裕樹を宥めてた感じの子。凄く穏やか。
あぁ何かよくわかんないや。とにかく全部なくなったみたいに静かで。
一人で居ると良く知らない人の声とか姉の声とか父親の声とかもう思い出したくない人の声とか、聞こえる。
寝る前にいつも何か響く。耳元で言われてる感覚。頭の中にあるんじゃなくて、今聞いたみたいな感じ。
一昨日ずっと起きてたら昨日は何も考えずに寝れたんだけど、今日はなかなか寝れなくて。
いつも切った後は大人しく寝れるから切ったんだけど…眠くないよ。なんでだろ。
ただ、手が冷たいのはいつもと一緒。このまま寝れると思ったのに。
何してんだろう。本当に。いつも止めるのはさとるなんだ。裕樹が勧める。死ねって言う。死なないけど。死ぬ気もないけど。それは他の人の声とは違って、頭に響く声だから、耳から聞こえないだけ怯えなくて済む。
頭痛いなぁ。何で死ぬんだろ。
よくわかりません。
頭痛薬飲んで切って寝ようと思います。頑張ろう。



2003年11月10日(月)
パペットショウ

君に嘘を吐く。
何も何も僕は知らないと。

笑う道化師の影にそっと
君が口付けをくれたら良い。
本当は僕は泣きたいんだと
その時だけでも思わないで済むから。

遠くて届かないとあの日言った。
青い夢はいつか消えてた。
僕等はいつまで此処にいるのだろう。
もう猶予も余りないと言うのに。

何を手に持てば良い?
笑顔だけ武器にするのなら、いっそ、
この世に跡も残す必要はない。

君に嘘を吐く。
何も何も僕は知らないと。
何処へだって行ったりしないと。



2003年11月01日(土)
涙の代償。

何故だろう。

なんだか少しさみしいよ。


あの青が遠すぎて、
赤く、月が消えるから。


僕を連れて行って。