馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2010年04月25日(日) 飛び出して、襲われて

家にいられる時間が極端に短くなり、この日記の更新もままなりません。
やることがあるのは結構ですけれどもね。

そうなると、自分のお部屋のお布団のありがたみというのが身に沁みますね。
どこよりも落ち着くし、どこよりも疲れがとれます。
やはり「ホーム」というのは大切なんですねー。

といっても、家にいられるときに…ってんでDVDをまとめて見たりしますから、結局あんまり寝てなかったりするんですけど。

ままならないー。

   ◆

某大手家電屋さんの店頭で、3Dテレビのキャンペーンをやってました。
大勢が列を作って順番にメガネをかけては「すげえ」だの「おー」だのと。

稲葉も見てみたかったんですが、すごい列だし時間もなかったしで断念。
また今度にしましょう。

そうとうすごい、らしいですね。
長時間見てると疲れてきたりするかもですが、家電の進化ってすごいですわ。

時代は立体視ですね。

そう思いながら店を出ようとすると、全身真っ青な男の襲撃を受けました。

店員さんが『アバター』の扮装をしてたのですね。

でもね、いきなり視界に入ってくるとビックリしちゃいますわよ。
さらに「アーバターっ!」って叫んでくるんですもの。

『アバター』はまだ見てませんけれど、あの青い人って「アーバターっ!」なんて叫んだりするんですか?
しませんよね、たぶん。

そんなリアルアバターの奇襲を受け、あまりの怖さに泣きそうになりました。
ちょっと離れてみてると面白いんですけれどねー。

襲われた瞬間、お前は平面のままでいろ! と思いました。



2010年04月11日(日) 無垢、むくむく成長

連日、夢の中で懐かしい人たちと出会っています。
夢なんですけれど、会話が妙にリアルなんですわ。
起きた後、はっきりと記憶に残ってもいます。

嬉しいっちゃ嬉しいです。
でも死んじゃうんじゃなかろうか、わし…と思ったり思わなかったり。

あの人たちは今も元気かしら。

   ◆

劇場のバイトの元同僚夫婦のお宅へ遊びに行きました。

お花見、という名目ですが、花を見たわけではありません。
お宅でのんびりと過ごさせていただきました。

夫婦両方のお誕生日を祝わねばならないのに、2人ともホストとして迎えてくれました。
ありがたや。

8ヶ月の長男の成長ぶりには目を見張るものがあります。
産まれたての時に抱かせてもらったのはついこないだと思っていたのに。

無垢な目をしていました。
自分はいつ汚れちゃったのかな。

そういえば、メガネを新しく作りました。
目は汚れきっているけれど、世界はきれいに見えています。

ならばそれで良いじゃない。

しかし、彼にはいつまでも無垢な目をしていてほしいものです。



2010年04月04日(日) 外は桜が満開

暖かくなりました。
桜も満開です。
幸せです。
んー。

ですが、基本的に部屋の中に閉じこもっていたい稲葉。
ツタヤで過去の大河ドラマを借りてきて全話視聴中です。
んー、地味っ。

今は1991年の『信長』の終盤です。
良いですよ、暗くって。
妖しくて。

この脚本家の田向正健さんが亡くなられました。
まさかの追悼視聴になっちゃいました。

この人、助詞を抜いた台詞回しを用いるんですよ。
「夢(を)なくして人(は)生きられぬ」
みたいなことです。

言葉がさらさら流れるような印象が耳に心地よいです。

そんなのを、思いっ切り春のいま、家の中で縮こまって堪能しています。
地味ですね、ほんと。
しかし至福なんですよ。
熱いお茶とお菓子も整えてさ。

それにしても、暖かくなりましたね。
春ですね。
ほんと、春なんですね。


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稲葉 馨

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