舞台を終えて、日常生活に戻っています。 まだ後始末もいろいろ残っていて、完全に終わってはいないんですけれどもね。
久しぶりに会う人たちもみな温かく迎えてくれました。 ありがたいですね。 ご覧くださった方の多くから好評をいただきました。 ありがたいですね、ほんと。
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舞台のことに追われているうちに、いつの間にか春が来ていたんですね。
暖かいし、なにより桜も咲いてるし。 素晴らしいことだと思います。
お花見の約束も1件入りました。
日常に帰りつつも、新しい日々を生きていきますかね。
とりあえず、次の本の構想でも練りますか。
病が癒えたらね。
稲葉が作・演出を務めた舞台『だいすきらいっ』が全日程を終えました。
5回の公演全てがほぼ満員で、多くの方から好評をいただきました。 ありがたいことです。
とはいえ、反省点も無いわけではなく。 どころか、多々あるわけです。 作家として、演出として、舞台監督として、いち役者として…。
なかなか100%満足な舞台ってのは創れないものですね。
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役者衆はもちろんですが、今回、裏方衆にも恵まれました。
チラシ・音楽を作ってくれた方に関しては前回書いた通りです。 曲がかかる中で芝居をしたときは気持ちよかったなあ。
照明・音響さんは大学のそれぞれ3つ下、4つ下の後輩の女の子です。 後輩ですが、2人とも素直に尊敬できます。 取り組む姿勢も、結果として出してくるものも素晴らしく頼もしかったです。
照明の子は、彼女が大学1年生のときに稲葉の芝居に主演女優として出てもらっていて、そこで初めて舞台製作に触れました。 演者から裏方へと立場を変えて、舞台のプロとして頑張っています。
数年前から、一緒に舞台を創ろうと話していて、今回ようやく願いがかないました。
仕込みが終わって皆が帰った後、2人で劇場に残って静かに感慨に耽っていました。 もちろんゴールなんかではなく、スタート地点でしかないのですけれど、同じ作品を創れる幸せを実感できました。
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多々ある反省は何かしらの形で消化していきます。
ですが、しばらくの間だけ、少しゆっくりしようと思います。 ご来場くださった方々には、心より御礼申し上げます。
リンカーンの後の5分番組に、くまきりあさ美が出ていたそうです。 くまきりさんには今度の舞台に出てもらっています。
番組の中で舞台の告知もあったそうです。 あー、知らなかった、見逃した〜。
テレビで自分の作品が告知されるなんて滅多にないでしょうからね。 見ておきたかったなあ。
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2月から始まったお稽古も最終回。 いよいよ劇場入りです。
稽古場を出ると、雪がざくざく降っていました。 おいおい、もう3月も半ばだぜ。
そういえば、2月の第1回の稽古日も大雪だったっけ。 雪に始まり、雪に終わったお稽古。 舞台の本番が終わると、いよいよ春が本番なんですね。
さあ明日は仕込みです。 雪・雨はあがっているでしょうか。
2010年03月02日(火) |
イメージしてくれる人 |
去年のうちから、「オリンピックが終わったらいよいよ本番かぁ」となんとなく思っていました。
気がつくと、テレビでバンクーバー五輪の閉会式やってるんですけれど。 どういうことですか? 本番が近いということですか。 そうですね。
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今回の舞台、稲葉が書いた本に合わせてチラシと音楽を作ってもらいました。
稲葉は文字を使って自分の作品を伝えます。
デザイナーさんはそれを絵で 音楽家さんはそれを曲でイメージして見せてくれました。
稲葉が書いたものを絵にするとこうなるのか、 曲にするとこうなるのか、と非常に興味深いです。
初めて見る・聞くものですけれど、そのどちらもが自分のイメージから出ているものですから、すんなり受け入れられます。 姿を変えて帰ってきたような、懐かしさすら漂います。
ありがたいことだと思います。 作家冥利に尽きるってやつです。
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こないだ、友人が出ている舞台を観にいきました。 当日パンフの中に、他の劇団のチラシがたくさん折り込まれていました。 その中に、稲葉の作品のチラシも入っていました。 制作さんがここにも宣伝してくれていたんですね。
全部で20くらいの団体の作品や団員募集のチラシがありました。
あまり大きな声では言えないですけれど、自分のところのチラシが一番センス良かったです。 一番面白そうでした。 第三者だったら、一番観にいきたくなる、と思いました。
そんなこんなで本番も近づいています。
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