馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2007年08月24日(金) 夏の滝川クリステル

月曜日から金曜日まで毎日やっているテレビ番組。
ニュースとかワイドショーとか。

そういう番組に出ている人たちも1週間お休みします。
メインのキャスターが、或いはアシスタントがお休みして代わりの人が座っていたりする。

慣れてなくて戸惑ったり、逆に意外とそつなくこなしていたり。
いつもと違う雰囲気が新鮮で良いです。

   ◆

で、フジテレビのニュースJAPAN。
メインに松本方哉でその隣に45度の角度でアンニュイに座る滝川クリステル。
左端には箕輪さんだったり和田さんだったりの解説担当。

これが普段の布陣。

そして今週は中央に座す松本さんが夏休みでした。
代役は立てず、滝川クリステルが松本さんの分も喋ってました。
頑張ってるねクリステル。

ただ、クリステル、いつも以上に活き活きしてね?
いつも以上に楽しそうじゃね?

松本さんがいなくて苦労しているかと思ったら、とてものびのびやっている感じのクリステル。
クリステルにとって、この状態の方が良いんじゃなかろうか。

さて来週から松本さんが帰ってきます。
クリステルがどうなるか、トップニュースなんかよりずっと気になる稲葉です。



2007年08月17日(金) 得手不得手

高校野球もいよいよ中盤から終盤へ。
優勝はどこかしら。

稲葉が高校3年生の年、わが母校は神奈川県予選の3回戦まで進みました。
ここで現レッドソックス投手の松坂大輔を擁する横浜高校に粉砕されました。
んー残念。

その年、横浜高校は甲子園で優勝。
ここまで行かれたら敵ながら天晴れですな。

   ◆

母校は進学校として有名でした。
だから体力勝負となると不得手なんですね。

甲子園を見ながら新聞を開くと、母校の名前が1面に載っていました(産経新聞ね)。
中学生の囲碁大会で優勝したんだって(母校は中高一貫)。

頑張ったね。
スポーツは弱いかもしれないけれど、でも囲碁は強かった。

稲葉は当時、体育の授業中や休み時間に囲碁・将棋部の部室にお邪魔して将棋を打ちまくってました。
あの部室で研鑽を積んだ後輩が優勝とは嬉しい話です。

「優勝できるとは思ってなかったので、けっこう嬉しいです」
というコメントが載っていました。

「けっこう嬉しい」って言ったの?
かわいいなあ。

運動苦手でも良いじゃない。
自分にできる所で頑張ろう。

まぶしい高校球児を見ながら
布団の中で頭痛と闘いながらそう思いました。



2007年08月08日(水) ねこがなく

暑いですねえ。
夏らしくて良いですねえ。

なのに稲葉は風邪でぶっ倒れ中。
少し立ち直った所で出勤したんですが、この日は上野公園の担当で猛暑の中で立ちっぱなし。
帰るなりまたぶっ倒れました。

布団の中から高校野球の開会式を見ていました。
なんて健康的な彼ら。

まぶしいねえ。
夏らしくて良いですねえ。

   ◆

さて、稲葉の家のマンションには立体駐車場が付いています。
キーを差し込んで回すと、自分の車がウィーンと降りてきて(或いは上がってきて)正面で止まってゲートが開く。

夜。
駅まで母親を迎えに行って、車庫に車を入れて帰宅。

いけねえ。
ケータイを車に置き忘れちゃった。

ってんで深夜の駐車場へ。
したら猫の鳴き声が響いていました。
普通の猫より高めの声で気持ち悪い。
コンクリートに反響して2ヶ所で鳴いているように聞こえます。

こわい。
けっこう、こわい。
車の下から伸びてきた手に足首掴まれたらどーしよー。
急に想像力豊かになる自分がヤダ。

ゲートが開くやいなや、車のドアを素早く開けてケータイを握る。
すぐ帰りたかったけれど、ここでちょっと勇気を出して立ち止まって、他の忘れ物が無いかをチェック。
だってまた来るなんてイヤだもん。

ドアを勢いよく閉めて駐車場を出る。
でも、あれ?
猫の鳴き声、下の方から聞こえるね。

立体駐車場の地下部に落ちちゃってたんですね。
つまり鳴き声はSOSだったということ。

かわいそうです。
ま、それ以上に怖かったんですが。

駐車場のケーブルやチェーンに切られて首だけで鳴いてるんじゃないか…と思ってました。
翌日、猫は生きている状態で無事に救出されました。

まさか我が家で肝試し。
夏らしくて良いですねえ。



2007年08月04日(土) ドーナツ オン ステージ

ヴォーカルのレッスン生の発表会。
その中間に何か10分くらいの作品を上演してほしい。
…という依頼。

そんなわけで本を書いて数回稽古して本番。

つっても、
本は短いし、
共演者2人も要領良いし、
公演も1回だけだし。

すべてがサクサク進みました。
なぁ〜んにも問題無く全てを終えることができました。

   ◆

本をどうしようか考えているとき。
稲葉はミスタードーナツが好きなんですが「最近喰ってないなー」とふと思って。
「どうせならお客さんの前で堂々と喰いたいなー」と思って。
だから劇中でドーナツ食べる本を書こうと思いました。

でも「ドーナツである必要は無いよね?」とか、このテの反論は容易に予想できますね。
でもイヤなの。
パンとかクッキーじゃイヤだったの。
ミスタードーナツを食べたかったの。

だから上のような反論を封じるために「天使の輪っか」にしました。
ほら、これならミスドしかあり得ませんよね。

今回一番苦心した点です、これが。

お口モグモグしちゃうし、喉は渇くしで台詞が喋りにくくなるのは覚悟のうえ。
それでもあのオールドファッションは美味かった。

今回は準備も稽古も本番も全てがあっという間に終わりました。
それでもやっぱり、自分にとって大切な作品であることには変わりませんね。

楽しかったです。
美味しかったです。



2007年08月01日(水) お向かいさん

8月になりました。
夏本番だ、夏休みだ。
良いねぇ。

そんなわけで夏休みを使ってのお出かけ親子が電車で稲葉の向かいに座っています。

ところで。
最近町でよく目にするサンダル。
ゴムなのかプラスチックなのか知りませんが、そんな素材で作られたやつ。
サンダルなんだけど足の甲は覆われていて、そこに穴がボコボコ開いているやつ。
あれ。

稲葉の向かいに座る親子連れの子供の方がこれを履いています。
小学3、4年生くらいの女の子。
サンダル足をぶらぶらさせています。

稲葉はその正面で本を読んでいるわけですが、視界の端っこでサンダルがピョコピョコ動いています。
普通のサンダルなら気にならないんだけれど、これが蛍光ピンクのサンダルだったのね。
チカチカチカチカと視覚神経を刺激する。

んー、気が散る。
仕方がないので本を閉じて欠伸を1発。
ふああ。

親子は実に仲がよく、微笑ましい、という言葉がとてもしっくりする情景。
夏休みの電車内らしくて良いね。

そんなこんなで有楽町に着きました。
稲葉と親子と同時に立ち上がり、彼らは稲葉と逆方面へ。
さて、今日もお仕事頑張ろうか。

劇場の売店に立ってロビーを眺めていると、なんとあの親子がご来場。
女の子が少し離れた所からじぃっと稲葉を見ています。
これは向こうも気付いてるね。

お母さんがジュースを買いに来たので、話しかけてみました。
「横浜からずっと一緒でしたよね」
「そう。娘が覚えてて」

んー、なんか良いですよ、こういう再会。
自分だけじゃなくて、向こうも覚えててくれたってのが嬉しいね。

目を引くあの蛍光色サンダル、この夏もっと増えるのかな。

   ◆

大学のサークルの後輩でもこういうことあったなあ。
池袋から所沢までずっと稲葉の向かいに座っていた子がサークルの勧誘のテーブルに現れたときは驚いた。

その子とは今も仲良くやっているけれど、電車の中のことは向こうは覚えてないはず。

どこで出会ってるかわかりませんね。


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稲葉 馨

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