バイトの元同僚たちに誘われて飲んできました。 ビアガーデンですよ、ビアガーデン。 夏らしくて良いね。
みんな揃ったところで乾杯。 「おめでとう!」だって。
何がめでたいのかと思ったら、稲葉の誕生日でした。 誕生会飲み、だったのね。
誕生日前後はお互いに都合がつかなかったとはいえ、まさか1ヵ月半も経ってから誕生会やるとは思いませんでした。 ああ、だからデカイ紙袋持ってたのね。 何かな? ってずっと思ってたけれど、稲葉へのプレゼントでした。
本当にありがたいことです。 この東京の夜空のなんと清々しいこと。
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東京駅の真上、大丸デパートのビアガーデン。 いくつかのビルが、ガーデンよりもさらに高くそびえています。
まだ電気がついている窓もちらほら。 あの窓の向こうではまだ働いている人がいるのかな。
自分は働いているのに、眼下ではジョッキを持ち上げている人がいるんだね。 そんな所で遅くまで働いているとはご苦労様です、ほんと。
でもやっぱり「雨ふっちゃえ!」とか思うのかな。 「天井抜けちゃえ!」とか思うのかな。
少し申し訳ないとは思うものの。 このウーロンの、オレンジジュースの美味いことったらもう。
すっかりご無沙汰してしまいました。 ごめんなさい。
この1週間、台本書きに追われてました。
急遽、1週間という期限で10分ほどの作品を書いてくれ、と頼まれまして。 実際に演じられるのは1本なんですが、3本書いて出しました。
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脱稿というのは気持ちの良い瞬間です。 ほっと一息ついて飲むお茶がとても美味いのね。
プリンターから紙がガーガー吐き出されるのを眺めていると、頭が軽くなっていく感じを覚えます。 いや、実際に稲葉メモリーはこの時にどんどん減っているのです。
書いている時は、書いた内容を全て把握しています。 一字一句正確に、台詞もト書きも完璧に覚えているんです。
ただ、これをプリンターから出すに到ると忘れちゃうんですね。 困ったもんだ。
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だから本読みでも、台本初見の役者さんと同じくらい必死に文字を追ってたりするんです。 情けないね。
しかし自分の書いたものが役者さんに読まれるってのは、何とも面映いものです。 書いている段階では自分の脳内で転がしたり、1人でぶつぶつ言っていたものを、ちゃんと2人で会話してくれる。 女の子キャラクターを女の子が読んでくれてる。
これは嬉しいですよ。 「これ面白い」なんて言われると余計に。
そんなだから、自分の台詞が来ているのに忘れたりするんです。 情けないね。
七夕ですね。
いろんな所に短冊が飾ってあってお願い事で溢れています。
しかし、神社の絵馬なんかもそうですが、こういうイベントは実際に「書く」よりも「見る」方が面白かったりするんですね。
書いている本人は大真面目に書いたんだろうけれど、どこか可笑しかったりする。 人間の欲望が持つ面白さがそうさせるんでしょう。
一方で「ハガキ職人」のように見られることを前提に、狙って書いているのも見かけられます。 面白ければそれで良いし、ちょっとハズしてるものでも七夕というイベントになると微笑ましくもあります。
「かわいくなりたい」と書かれた短冊。 女の子が書いたのかな。 かわいくなれると良いね。 でも、同じ短冊内に並べて「お金が降って来ますように」とも書いてある。
この願い事がかわいくない。
しかし、どこかかわいい。
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さて、稲葉はスロッターです。 パチンコもやるけれど、メインはスロット。
七夕当日のことではありませんが、まあ座って勝負していたわけです。
すると隣に同い年くらいの男性が着席。 しかし打ち始めるわけでもなくカバンをゴソゴソ。
取り出したのは給料明細。
彼はその明細を見つめていました。 書かれている情報量なんてタカが知れているのに、ずーっと見ていました。
5分ほどして明細をカバンにねじ込み、ようやくプレイ開始。 1000円分だけ怒涛の勢いで回して、ボーナスを引くこともなく去っていきました。
なんか、事情があるんだろうね。
彼のもとにお金は振ってくるでしょうか。
杉浦太陽は辻希美のことを「のんたん」と呼んでいるそうで。 テレビで本人がそう言ってました。
だーかーらーどうしたっ!
としかリアクションのしようがない情報で困ります。
「だからどうした」ついでに書かせていただきますとですね。
稲葉も職場で「のんたん」と呼ばれているんですよ。
本名の大野に可愛く「たん」を付けて「おおのたん」 そこから「のんたん」という流れ。
人によっては 「のんちゃん」だったり 「のん」と呼びすてたり 「のんのん」と繰り返してみたり 「のっち」だったりするわけですが 原型は「のんたん」。
辻ちゃんとおそろいですよ。 どうしましょう。
しかも「のっち」は「なっち」と似ていますよ。
つまり 辻希美 = 稲葉 ≒ 安倍なつみ ということですよ。
いやあ、なんか人生楽しくなりそう。
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