お友達と六本木ヒルズに行ってきました。 六本木のシネコンのナイト上映で。 織○裕○さんがプライベートで来てたよ。
三谷幸喜脚本・監督の『THE有頂天ホテル』です。 いろいろ詰め込んでるのにスマートな本ですね、さすがに。 篠原涼子が近頃とみに可愛い。
平日深夜1時の上映。 1千人くらいの収容可能な館内に数十人。 ガランガランな客席でゆったり鑑賞。 素敵な2時間強でありました。
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観る前と観た後と、六本木ヒルズをふらふら。 ライブドアに強制捜査が入った2日後でした。 まだホリエモンは捕まってなかった頃です。
あのビルを見上げて「ホリエモ〜ン」とか。 もちろんホリエモンは見られなかったけど。 深夜だもんだからひたすらに寒かった。
どうでも良いけど、あのビルって『インディペンデンスデイ』で宇宙円盤に真っ先に破壊されるビルに似てますね。 真上からズッドーンって。
しかしヒルズ族まで上り詰めて逮捕されるたぁ、人生ってどこに落とし穴があるか分かりませんね。 容疑が事実であるなら自業自得なんですけどね。
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人生落とし穴といえばコロンビアの叔父(伯父…かも)と甥の話。
甥がしゃっくりを始めたので驚かせて止めるという民間療法を実行した叔父。 なんと甥に銃を向けた。
ところが誤って発射してしまい甥は死んでしまいます。 動揺した叔父は自分に銃を向けて自殺してしまいます。 たかがしゃっくりで2人も死んでしまったわけです。
ほんとね、人生、一寸先は闇。 ゆっくりゆっくり、確かめながら歩んでいかないと。
ヒューザーの社長の証人喚問生中継を家で全部見てしまいました。 数字のパズルを解きながら、見るというより聞いてました。 ありゃあどうしょーもなかった。
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パズルを解くのが好きです。 「ナンプレ」(或いは「数独」)とか「ナンクロ」とか。 前者は数字のパズル、後者は漢字(たまにカナ)のパズル。
年末年始のお休みにどんどん解いてやりました。 で、解いたら雑誌に付いているハガキに答を書いて投函。 運が良いと賞金やら商品券やらが手に入る。 問題によってはグッチのバッグとか自転車とかが手に入る。 当たると良いな。
締め切りギリギリになってハガキを投函。 問題はとっくに解いてあるのにね。
まあ、稲葉にとっては問題と闘うのがメインです。 プレゼント応募はあっても無くても良いんですね、正直。 ただ「あ、明日締め切りだ」と気付いてしまう時があるわけですよ。 そうなると、急にもったいなく思えてくるんですね。 貧乏性丸出しですけど。
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当たると良いな。 ところでどれくらいの確立で当たるんだろう。
以前、今やってるパズル雑誌じゃないですけれど、別の雑誌のプレゼント当選確率を計算したことがあります。 発表された応募総数と当選者数から割り出すのね。 で、チャンスは月に1回。
……そうすっと……。 毎回応募して215年に1回当たるということが判明しました。
まあ、とても人気の高い雑誌を使っての計算ですけどね。 今やってるパズル誌では計算してませんけども。 にしてもねー。
宝くじで3億当たる確立が低いのは納得いくんですよ。 でもねー、1万円とか5千円とか商品券3千円分とか…。 そういうのは5年に1回、せめて10年に1回は当たってほしいですね。
でも、なかなか当たらないって分かってても応募するときゃドキドキワクワク。 貧乏性だって良いじゃない。
ヒューザーの小嶋社長の証人喚問が1月17日に行われることになりました。 1月17日? そう、阪神淡路大震災のあった日ですね。 偶然なんでしょうけど皮肉すぎますわな。 注目です。
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さて、身代金目的の誘拐事件への発展を見せた仙台の赤ちゃん連れ去り事件。 赤ちゃん保護、犯人逮捕という最良の形で決着が付きました。 いやあ良かった。
犯人逮捕に繋がったものの1つに「逆探知」があったそうです。 公衆電話を使って院長にかけてきたんですけれど、警察がこれを見事につきとめた。
いや、逆探知ってさ、失敗するイメージがありません?
警部の「奥さん、なるべく引き伸ばしてください」から始まって。 奥さん「もしもし?……もしもしっ!」 警部「どーだ!」 部下「ダメです、逆タン失敗です」 警部「くそぅっ!」 みたいな流れ。
どうせ失敗するなんてこと、はなからドラマを見る側は分かってんだよね。 でもとりあえず劇中の警察はこれをやるんだよね。 ゴジラに対して、全滅するの分かってんのにとりあえず戦車隊が出撃するのと一緒だね。
でも現実の逆探知は凄かった。
犯人は逆探知を恐れて2分くらいで電話を切ったそうです。 しかし警察には2分もあれば充分だったわけです。 技術も進歩したんですかね。 アッパレであります。
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………ん? ちょっと待てよ?
逆探知ってさ、2分もかかるの? 半分で良いとしても1分も必要なの? えぇー、それってどうなの?
いまや携帯でも家電話でも、かかってきた瞬間に相手を教えてくれるじゃないですか。 登録してない所でも番号を示してくれますよね。 これだって一種の逆探知じゃないんですかね?
そりゃ「かけてきている電話機」を示すのと「かけてきている場所」を探すのは違うかもしれないけれどさ。 でもナンバーディスプレイがある現代、警察がその気になりゃかかってきた瞬間に場所を特定することって不可能じゃないような気がするんですけれど。 やっぱりそれは難しいのかな。
まして今回は公衆電話でしょ。 それぞれに異なる発信センサーかなんか付けとけば一瞬にして発見できそうだけどな。 やっぱり今でも逆探知って、ある程度の時間が必要なんでしょうか。
あ、もしかしたら瞬間的に場所を特定できてるのかもしれない。 通話時間を引き延ばすのは、場所を探すためじゃなくて犯人の足を止めるためなのかな。 でもって2分の間に最寄の交番からレッツゴーおまわりさん! ってことなのかな?
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やっぱりドラマのイメージが強すぎて、分かってるようでよく分かりませんわ、逆探知。 うーむ。
ともかく。 なににせよ、今回の宮城県警の仕事振りはお見事の一語に尽きるわけです。 逆探知はよく分からずじまいだけれど、事件の解決は何よりもめでたい。
おまわりさん、本当にご苦労様です。
祖母と今年の観劇初めをしてきました。
新橋演舞場で『信長』です。
織田信長役は市川海老蔵。 以下、純名りさ(濃姫)・小田茜(お市)・甲本雅裕(羽柴秀吉)・田辺誠一(明智光秀)…といった顔ぶれ。
ストーリーも演出も潔いほどに正攻法。 海老蔵の立ち居振る舞い&殺陣に加えて音楽など、男の子が憧れる最も単純なカッコ良さを見せてくれました。 しびれる。
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さて観劇初めの報告に続き、稲葉の出演初めのお知らせをさせてくださいな。
2月4日の土曜日、原宿のクロコダイルというライブハウスのステージに立ちます。 通っている養成所の企画のライブであります。
ヴォーカルコースに通っている15人前後が順番に歌います。 で、その合い間合い間に俳優コースで通っている者たちが30分くらいのお芝居をします。 俳優組は全部で4班。 稲葉班(なんと稲葉がリーダー)はくじ引きの結果、4班のトップを飾ることになりました。
たぶん、お昼の12時くらいに登場することになると思います。 観に来てね。
出演だけでなく、台本も担当しています。 観に来てね。
チケットは1枚1200円。 たしかワンドリンク付くはず。 ヴォーカル組や他の俳優班も見られます。 観に来てね。
そんな感じで今年もたくさん観たり出たりできたら良いな。
2006年01月01日(日) |
としのはじめのためしとて |
新年明けましておめでとうございます。 この日記を始めて5回目の正月を迎えました。
今年の正月は尋常でなく寒いですねえ。 変に暖かいよりはきっちり寒いほうが正月の風情としては良いんですけどね。 それにしても寒い。
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寒い中を近所の神社へ初詣。 小さい神社で今年初めて足を踏み入れました。
お賽銭投げて参拝して。 したら、お神子さんが「縁起物ですから」と笑顔でお神酒を勧めてきました。
稲葉さんは真性の下戸さん。 下戸さんが神子さんからお神酒(よーするに日本酒だ)を飲めと言われる。 やだ。
でもね、神子さんは寒い中を薄い着物で頑張ってるんですよ。 ムゲに断れますか? しかも正月に「縁起物ですから」なんて言われて断れますか? 杯を取るしかないでしょうが、もう。
稲葉が「ほんの少しで…」って言ってるのに神子さん、「えへへ」と素敵な笑顔で普通の量を注いでくれました。 ありがたいなあ、ほんと。
舐めるようにして、小さな杯ながら結局飲みきれずじまい。 身体は寒いのに胸だけが熱くなりました。 いや、この時点ではまだ良いの。 そのあと頭痛が始まって大変だったのよ。
まあ舐めただけですから、すぐに痛みは引いていきましたけどね。
そんな年初めでした。 それでも稲葉はあの神子さんには感謝したい。 縁起物をありがとう。
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というわけで、稲葉にとっても貴方にとっても、素敵な年となるようお祈り申し上げます。 本年も当日記『馨絵詞』をよろしくお願いいたします。
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