二子山親方が亡くなられました。 元大関の貴ノ花関。 まだわかいのに。 現役としても、親方としても相撲の隆盛を支えた人でした。 相撲ファンの1人として、哀悼の意を捧げます。
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さて、免許証の更新に行ってきました。 運転免許を手にしてから初めての更新です。 早起きして二俣川の運転試験場へ。
更新受付 → 証紙売り場 → 視力検査 → 写真撮影 → 講習 の流れ。 それぞれの受付に行って、やることを1つやっつけて次のコーナーへ進む。 双六のコマやRPGの主人公になった気分。 受付のお姉さん「3番カウンターに行き、証紙を手に入れるのじゃ」みたいな。
とにかく人が多いから、どこの受付も無駄なくテキパキしてます。 スムーズな流れを止めちゃマズイ! そんなプレッシャーがかかり、前の数人を見ながら準備を万端にしている小心者な自分がいます。
視力検査も流れるように。 輪っかが現れて「上」って行った瞬間に次の輪っかがでてくる。 たまに「え、右に見えますか?」と冷たく聞かれて青くなってるオヤジがいます。
「見えますか?」ってねえ。 見えるから「右」って言ってるのにねえ。 「あれ、僕いま右って言いました? 下って言ったつもりだったのに」なんて言えませんよねえ。 かといって「断固として右!」と押し通したら視力不足で免許取り上げられちゃいそうだし。 稲葉は一発クリアでしたけど、あれは怖かったっす。
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最後は安全運転についての講習。 事故を起こした当事者達の映画をまず30分。 事故をきっかけに幸せな家庭がどんどん崩壊していく映画。
夫が死亡事故を起こす → 夫、逮捕 → 妻、被害者の遺族に罵られる → 夫、解雇 → 娘、学校でいじめられる → 息子、グレる → 妻、自殺未遂 → 家を売却 →夫、裁判 → 夫の母、心労で倒れる → 交通事故はこんなに悲惨です
って内容の映画。 言いたいことはよく分かるし、まったくごもっとも。 でもなんで初夏の爽やかな午前中にこんな映画を見にゃならんのですか。 上映後、テンションの沈みきった教室の一同。 どうしてくれるんですか、これ。
映画が終わって講師のお話を聞きます。 久しぶりに大学の授業を受けているようで懐かしくも新鮮。 でもやっぱり寝ちゃいました。
パッチリ目も覚めて、やっと新しい免許を手にできました。 顔写真が髪型と服装のせいで囚人みたくなっちまいました。 やだなあ。 平成20年までの我慢です。
2005年05月26日(木) |
懐かしきうんこの臭い |
稲葉家のパソコンの画面が壊れ気味。 全体的に黄色気味。 たまに緑気味。 ふとしたときにパッと直ったりする。 「わぁっ。白っ」みたいな。 でもすぐまた黄色。 目が疲れ気味。
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バイトの遅番を終えて、有楽町駅へ向かってぶらぶら。 星が2〜3個、見えたり見えなかったりします。
国際フォーラムの近未来的なガラス張りの建物の脇。 バキュームカーが停まってる。
これは一体?
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バキュームカー、最近めっきり見かけなくなりました。 要するに「うんこ車」です。 タンクローリーとはまた少し違う、独特の車体ライン。 「うんこ」のイメージが強すぎる車ですけれど、あのデザイン自体は悪くないと思います。 稲葉は好きですねえ。
小学生のとき、家の近所のアパートにこの車がよく来てました。 ホースが車からニョロニョロ伸びている。 たぶん、中をうんこ・おしっこがザバザバ流れてるんでしょうね。 周囲に悪臭が漂って、お友達と「臭い臭い」言いながらはしゃいでました。
これもある種のレトロな風景ですね。
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そんなのを有楽町の国際フォーラムとビックカメラの間で見つけたよ。 エンジンも切って静かに停まっています。
この辺はバキュームカーを必要とする環境にはたぶんないはず。 だから、どこかに向かう途中でたまたま停車しただけでしょう。 実際、うんこを吸い出す作業はしていませんでした。 だからかすかに漂う悪臭も無い。
うんこの臭いは、もちろん嫌いです。 ただ、せっかく久しぶりにバキュームカーを見たのに、セットとしてあるべき臭いが無かったのには少し残念な思いがしました。 車そのものは見られても、作業中のバキュームカーはやっぱりなかなか見られません。
……今回の日記、要約すれば「うんこ臭が無くてガッカリ」ですね。 ほとんど変態ですね、稲葉。 大丈夫かなあ。
滅多に使う機会の無い言葉ですけど「村八分」。 村の掟を破った人がいた場合、その家族も含めて、村じゅうが付き合いを断絶するってやつ。 村単位でのシカト。 まあ、火事と葬式のときは例外だったようですけどね。
村に限らず、何かの組織の中で仲間外れにするのを「村八分にする」とか言うわけですね。
とにかく、あまり嬉しい言葉ではないのです。
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しかし、「村八分」がお店の名前になってたりもするんですね。 世の中は広いですね。
練馬に「和風スナック村八分」っていうお店があるんですよ。 あ、いや、「あった」というのが正確なところ。
練馬に行くたびに看板を見て、一人でほくそえんでいました。 でも先日見たら、売り上げが伸びなかったのか、やっぱり名前が良くなかったのか、違うお店になっていました。 がっかりしたなあ。 ミュージックラウンジになっちゃってました。
2階の「唄えるスナック スマイル」と 3階の「麻雀王室」は変わらず営業を続けているのに。
……村八分が無くなって初めて気付いたけれど、3階もけっこうイケてる名前だなあ……。
お店はなくなったけれど、稲葉の中では練馬のアノ細い路地には今も「村八分」の看板がかかっているのです。
いやあ、お店のあるうちに写真に撮っておいて良かったなあ。
この春に大学を卒業した後輩からお手紙が届きました。 稲葉の出した手紙に対するお返事です。 内容は彼女と稲葉だけの秘密ですが、とても満ち足りた、幸せな心地になりました。
お手紙ってのは良いものですね。
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さて今日はチップとデール。
ディズニーのキャラクターの中で横綱格であるのは言うまでもなくミッキー。 で、ミニー・ドナルド・グーフィーあたりが大関格ですね。
上に挙げたものと比べると少し格は落ちますが、それでも強い人気を誇るキャラクターがいます。 ティンカーベルとかダンボとか。 それらと並ぶ名キャラクターにチップとデールがいます。
必ず「チップとデール」とセットになってます。 「ますだおかだ」とか「オール阪神・巨人」みたいな感覚。 ディズニーの中にあっては珍しいコンビキャラ。 あとはドナルドの甥っ子にヒューイ・デューイ・ルーイってトリオがいますけど。
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この数日、まったく別の女性2人から続けて「チップとデールの見分け方」の話をされました。 どっちがチップで、どっちがデールか、皆さん分かりますか?
「ますだおかだ」ならボケてる方がますだ、突っ込んでる方がおかだですね。 「オール阪神・巨人」ならデカイのが巨人、小さいのが阪神という風に簡単に見分けられます。
でも「チップとデール」にはそんな見分け方は通じません。
コイツらは鼻で見分けるそうです。 鼻が黒いのがチップ。 鼻が赤いのがデール。 ふぅーーーん。
覚え方は 「チョコチップと鼻血がデール」 だそうです。 ふぅーーーーーん。
ディズニーランドで働く際、新人の研修でちゃんと教えられるんですって。 へぇーーえ。
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稲葉は小林さんからこの話を聞いて感心しました。 次の日、佐藤さんが「見分け方知ってる?」と聞いてきたので、「チョコチップと鼻血がデール、だろ?」と答えました。 「なんだ、知ってるんだぁ」と、佐藤さん、すごくガッカリ。 知らないフリができなかった自分を呪いました。
そんな佐藤さん、菊池さんを捕まえて見分け方を嬉しそうに話してました。 初めは興味薄かった菊池さんも、最後はへえーと感心してました。 良かったね、佐藤さん。
そんなわけで、知ってる人には「何をいまさら…」的な、 知らない人には「へえ。…でも、だからどうした」的なお話でした。
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