xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2004年11月20日(土)

消極的な片思いをしているような

 ずっとずっと前から、ひっそりと、メールを送ることなく、掲示板に書き込むこともなく、日記に書き残したりすることもなく、それでも一年後の再開を心の片隅(それは本当にもう片隅なんだけれども確かにある隅)にひっかけていて、再開されたら喜びつつもただひたすらひっそりと気がついたときに読んでいるその日記の文章を目で追っていると、なんだかとても消極的な片思いをしているような気になってくる。
 そんな静かな夜。


2004年11月10日(水)

何も考えず、思い出さず、空っぽのまま歌うその心地よさ

 CDを聴きながらある歌を大声で歌っていたら、あまりの懐かしさにぼうっとしてしまった。
 深夜の実験室。眠気をごまかすために大音量で音楽をかけて大声で歌いながら分析や、その準備をしていた。私の場合、肉体労働的な部分もあったので、注意さえ払っていれば頭を使わなくてもできたことも多かったのだ。何も考えず、思い出さず、空っぽのまま歌うその心地よさ。
 あの頃は大変だったんだけど、それでも私は楽しかったのか。


 そういう過去を持っていることはとてもシアワセだと思う。
 そしてその過去があるということが、私に先への希望を持たせるのだ。今は何もなくても、いつか私は何かを求めることができるだろうと。


2004年11月02日(火)

朝の空気はとても冷たく

 先日、ようやく「やってみたいこと」をやり遂げた。久々の充実感。時間はかかったけれど、今の自分も最後までできないことはない、ということに少し安心する。
 もう11月ですかと時間の早さに驚く。空は高く、朝の空気はとても冷たい。右手の薬指の皮膚は早くもがさがさになってきている。

 何かをやろう、という意欲を持つことがどれだけ難しかったのか。それは甘えなんだろうと理解はしながら、それでもそれは事実だったと思う。今でも何か目標があるのか、といえばそれも難しいのだが、それでも、一つを終えたことで得られた安心はとても確かだ。
 とりあえず、次のやるべきことは決まっているし。


 秋になった。そして冬が来る。
 時間が過ぎていくことにとても感謝している。



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 あまり更新されませんが、その期間はおそらくきっと、元気にやっています。

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