今日もよくダレてます
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薬に頼る

2005年06月29日(水)
同僚の妹さんは、私とおなじ病院に通っている。
そのことを知ったとき、同僚本人もよく過呼吸などを起こしていたから
なるほどな、とは、思った。

会社でやはり仕事を割り振るとき、私はそれを考慮していたものだ。
それを思い出した。

妹さんは過食症で、話を聞いているとやはり世間知らずなところがある。
仕事をしても、続かないし、社会性に欠けていると
一般社会では、今の時点では、思われるだろう。
だが、今の彼女はちょっと前向きになっていて、就職活動もしているし
前から見れば、たいした進歩だと思う。
以前はなんというのだろう。美醜にこだわる人で、自分の顔の細かなことも
気にしていて、見た目にはなんら変わりないのに、一人で悩んでいた。

それが最近彼女は彼女なりにかんばって前向きに生きているし
それが待合のみんなでの世間話でも、よくわかるのだ。

一方で、私がそうであるように、家族からしてみれば、負担なのは間違いなく
同僚がその妹さんのことを話すときに、ただのわがままなのではないか、とか
先生から家族によくされている注意に関して、決してよい感情を持っていないことがわかった。

そういうキミも会社では、負担だったんだよ。
とも、言いたくなるぐらいの話で
それがまた、私自身も折り重ねて自分自身で考えてしまった。
割り切れない思いがある。

そんなこともあり、なおさら、あの時、嫌な気分だった。
幾重にも折り重なった状況。
それをまた自分にも投影してしまった。

神経というのはおもしろいもので、痒いと痛いは同一線上なのだそうだ。
レベルの差によって、痒いと思ったり、痛いと思ったりするらしい。

私は、激しく落ち込みを感じ、どうしようかと悩んだ末に
もしかしてこれは、イライラの感情と同一線上にあるのでないかと
勝手にそう思うことにして(笑)
つまり、それしか手段が見つからなかったので、先日の頓服を飲んだ。
そしてずっと眠り続けた。
起きたのが、夜10時も過ぎていた。
妙にすっきりしていて、落ち込みはなく
薬が効いたのだなあと、びっくりした。
何も周囲に変化があったわけではないし、ただ何時間も眠り続けただけだ。
それなのに、気持ちは昨日のどんよりが消えていた。
しばらくテレビを見ていたら、また昼夜逆転の傾向があることに気づき
今はなんとなく自己嫌悪の感がある。

なにがなんだか、なにをどうしたらよいのか、まったくわからない。
TO DO リストなぞ書いたら、やることはいっぱいありそうだが
何も手につける気にならない。

釣りばかりしていた

2005年06月27日(月)
ルアーになかなか反応しないのが、わかっていても
釣りばかりしていた、今日この頃。

なんだか、夜に一度、海の空気を吸いたくなるのは
一日この部屋に閉じこもっているからなんだろうか。

定期の診察で、病院に行ったときのこと。
待合室の喫煙コーナーで、いろんな人と仲良くなる。
私はその中では、誰とでも話すほうなので
こないだは、ずっと気になっていた子と、お話をして仲良しになった。

いつも行く美容院が同じで、髪の手入れなどを聞いたりしていたら
心開いてくれてきて、彼氏さんの話から、彼女の病気の話までを聞いた。
テレビでは見たことのあるものの、多重人格だと言うので
実際に接してみて、少し驚いた。

たまに違う人格が出るらしいけれど。
話を聞いていて、その病状に私は胸が痛くなった。
詳しくは書けないけれど。

お薬やさんも一緒にいって、ずっと話をしていて
仲良しなれて、よかった〜と言われて私もだよ〜と。

ただ、パーソナリティが似てるからかもしれないから
距離には、気をつけないといけないなあと、思った。
話の内容がちょっとつじつまが合わないことが多かったしなあ。
でも話し相手が増えてよかったと、思う。

釣りをしている一人の女はめずらしいのか、よく声をかけられる。
いろんなことを教えくれるから、ありがたい。
hiroの話は理論的で、釣り人さんたちは経験談が多い。
夜勤明けにわざわざ一時間もかけて、こちらまで釣りに来るなんて人もいて
釣り人だなあ〜と思う。

そういう私も釣りをしないとなんだか、物足りなくなりつつある。

hiroからもらった大事な竿を折ってしまった。
かなり、へこんだ。
私の自慢の竿だった。
釣り人さんたちにも好評だった。

今日hiroにそのことを話したら、いきなり怒られた。
わかってはいるけれど
すべて私のせいなんだけれど
何から何まで私が悪いんだと思ったら思考が止まらなくなった。
あれもこれもそれも、私が悪いんだ。

ちょっと悪いことが重なっただけだと、思い直す。
昨日パーティーがあって、出たら、前の会社の同僚も来て
愚痴というか、いろいろ聞いた。
知らない人たちの前に出て、興奮もしたし、愚痴を聞いたらいやになった。
そして今日会社連絡用のメールアカウントがいきなり抹消されていた。
別にそのアドレスは使っていないけれど
またメールしますね、と、その同僚は言ってたのに、その翌日に抹消だ。
あの会社のことだから、偶然ではないだろう。

だから、なんだ?
些細なことばかりだ。
それすら、やり過ごすことのできない自分の今の気分が嫌だ。

会うかどうかと聞くので、hiroの好きなようにと答えたら
いつもの所で、と、タバコの懸賞の申し込み用紙とタバコを買ってきてくれと。
新しい竿を買った、と、言っていた。
ボーナスが出たらしい。
けど、タバコは私なんだなんて、考えはじめたら、落ち込んだ。
それが好都合なんだったらと、ワンカートン買った。
あと、私に何の用事があるんだろう。

次は釣りの友かしら。と、思ったら、場所を変えて釣りをしようと。
どこが折れたの?と聞くから、私の足かと思ったら、竿のことだった。
あたりまえか。

何度かキャスティングしたら、また場所を変えようと。
別の場所に移動したら、いつもより遠い場所に車を止めて。
余計に歩くんだけど、そんなのhiroに関係ないもんね。

hiroに背中を向けてぼんやりキャスティングした。
hiroがシーバスを釣ったときも、ぼんやりしていた。
持って帰る?と聞くから、それは、家に持っていったほうがいいのではと思った。
いらない、と、言った。

またキャスティングした。比べられている気がしてきた。
奥さんのほうが居心地いいんじゃないかと思った。
結婚って、すごいなと、思った。
そういえば、家庭がある人が、重婚したいと、冗談で言っていた。
本音かな、と、あの時、思った。それを思い出した。
きっとこんな状態の私なら、hiroは気分を害するより、帰ることを選択するだろう。
懸命な選択だ。
私はどうしたらいいんだろう。
そういうhiroのことをマネしたいな。ちょっと思った。

やはり、早い時間に帰るか、と、言ったので、私は帰る始末をした。
帰る前にタバコをワンカートン渡した。
hiroは当たり前のように受け取った。
おれ、今、金ないよ、というのに、返事はしなかった。
わかってるよ、そんなこと。私のこと、あてにしてるんでしょう。
奥さんからタバコ代お小遣いから減らされたんだもんね。
カートンで渡したら、しばらくは、タバコ買っては、ないでしょう。
私は奥さんじゃないんだから。

じゃね、と、言ったら、hiroはさっさと帰っていった。
奥さんにただいま、疲れたよ〜なんて言うんだろうなあ。
そろそろ終わりなのかな、と、思った。

なんだかんだ言っても、結婚って、すごい事だなあと思って
私もしたいな、と、少し考えた。
不倫って、こういうところもあるんだなあ、と、改めて思った。
すっかり、私の頭はオバカになってしまったようだ。
苦しむ前に薬を飲んで、家でぼーっとしていた。
hiroがメッセをしていたので、声をかけたが、返事はない。
ますます苦しむ前に、そのことを頭から追い出すようにした。

明日は晴れるといいなと考えた。
雨の日は思考もちょっと変だ。
思いっきり、洗濯して、外に干したいなと思った。
つまり、自分の生活の足元を最優先にするように
そしてうまく生きていけるように

ある意味hiroの生き方をマネしてみたい、そんな風に思った。

バカ女(このタイトルいつまで続くのかっ)

2005年06月23日(木)
鎮静剤をもらったというのに
飲んで効く以前の一瞬の出来事でキレて荒れ狂った私は
息子の部屋のドアをガンガンと手で殴り、足でケリを入れて
彼の気持ちをとても傷つけてしまった。

そのことで、かなり自信を失い、薬もらったイミないし
こんな態度で接してしまったのは、自分の過失で
息子を寛容する余裕が一瞬たりと、いえども、ブチ切れてしまったわけで
家にいることができず
家を飛び出して、釣りばかりしていた。

興味深いと思うのは、最近、特に
何かと引き換えに何かを得るというようなことの繰り返しで
例えば生活費・・・だいじょぶかしら〜と思ったら、ふいにお金が入り
(単に忘れてただけも、あるけれど)
入ったと思えば、出て行く何かしらのことがあったり
つり友、一人、なくなったと思ったら
釣り友の話していたとても釣りのうまい方々と偶然出会って
その上、結構いろいろなお話を聞けたり、話したりできて
なんかできないと、その代わり、なんかできる、あるいはその反対。

薬きたのに、この按配。

今日は絶対会おうね。
hiroと約束していたのに、息子のことで頭がいっぱいだった私は
今日になって足が痛いな〜、なんで????
足を見たら、ちょうど、中指と薬指の付け根あたりがどす黒く内出血していて
打撲かと思って我慢してたら、痛くなるばかりで
整形外科に行ったら、ひびが入っていた。

(T▽T)アハハ!いてーよ、ひび言われたら、もっといてーよ。

右足の甲なので、車のアクセルとブレーキを踏むといててっ。
たいしたことはないんだろうけれど
ちょっと運転はむりっぽいなあ。

そう考え事で頭の中がいっぱいで、足の痛さにきづくのが遅かった(笑)

というわけで、会える日なのに、会えなくなってしまった。

(-ω-。`)

すると、hiroから明日から奥さんの実家に行くから、会えないよ、と。

まったく、ついてないな。
でも、怪我したのは、自分のせいで、hiroからは会いたくないんだろうって
言われちゃうし、勹∃勹∃_¢(・ω・`)

会えないときにメールを寄越すようなhiroではないから
これは、思考を変えようと。
だんだん痛みもおさまってきたから、週末は、釣りdayだっっ。

なんで、こうも、いいこと悪いこと、次々来るんだろう。
次はいいことが来るといいなあ〜。


何してたのさ〜

2005年06月20日(月)
23時間眠り続けていた間にhiroからメールが来ていた。
友だちからも電話が入ってきた。
しかし、その音もまったく気づかず、私は眠り続けていた。

メールを見たのが、夜中の12時。

次の日も釣りに行くというのでなんとか動けるようになったし、行ったら

もう、何してたのさ〜
メールの返事も来ないしさ〜
あやしいなあ〜

って、アナタ・・・

私、具合悪くて寝てたんですけど。
要因はアナタにもあるのよ(笑)
いや、勝手に私の感じ方でしょうけれども。

とほほ〜とほほ〜とほほ〜

久しぶりの救急

2005年06月19日(日)
あれから、と、いうのは母親の元恋人を見てからかもしれないが
どうもイライラする気分があって
例えばあれをしなければならない自分がいて
それができないということに関しても、いいや、とは思いつつ
自分にもイライラしていたと思う。

イライラというか、歯がゆい、今、思えばそういうことなんだろう。

なんとも動かしがたい事実があって
人の受け止め方はまたそれぞれであり
受け止め、流し、あるいは今後に訂正していく、と
私自身もまた軌道修正してきたが
自分にとってはBADDESTなことが重なり合い
事実を受け止める許容量を越してしまったようだ。

ここ数日いろんなことが重なり合って
それでも平気なはずだったのに
hiroの今日は結婚記念日だから、帰るねのメールが決定打となって
私はまた自分を見失い、わけがわかんなくなってしまった。
それでもこの感情はいつまでも続かないから
何か気分転換でもして、発散すれば、治ると思い
一人であれこれやってみたが、結局何も手につかず
釣りですから、数回キャスティングすると、もう疲れ果ててしまった。

それでも場所を変えて何度かトライしたが
釣れた魚にも興味がなくて、リリースして、帰った。

また始まったと思った。
絶望感がむくむくと顔を出してくる。それと焦燥感だろうか。
死にたい衝動と、絶望と、腹の底から湧き出すなんともいえない気持ち悪いもの。
泣いてしまうと、過呼吸になるのはわかっていたから
泣かないよう、そして、自分の思考を止めようとしたが薬も効かない。

とりあえず、過呼吸程度ならいつか治まると
部屋の中で悶々としていたが、涙も止まらないし
あのいてもたってもいられない時間が過ぎるだけで
何時間たっても小さくならないどころか、逆に苦しくなってきた。
部屋の中だ私はまたあの苦しみに耐え、もがき転がり続けた。

心の中で、先生、助けてと出てきたので
これは自分で対処する範疇を超えているんだろうと
震える手でなんとか電話して診察を受けることになった。

経緯を話すと、先生はそれをまとめてカルテに書く。
紙が足りなくなって足したので、今回はずいぶんと書くんだなあと。
それだけ今の状況は先生から見れば、重要なのだろう。
話していくだけで、少しほっとしてきた。
これは話しちゃいけないよ、と冗談を交えつつ
私の言いたい悪態を先生が代弁して言うから、笑ってしまった。

ね、こういう気持ちない?
あります、まったくその通りです。
だから、こういう所にあなたは今後注意していったほうがいいね。
はい。
んで、今回は症状が始まってからどうしてたの?
とにかく気分転換をと考えて、釣りに行ったり、音楽を聴いたり
本を読んだり、でも、続かなくて。
暴れたりはしなかったの?
それは考えませんでした。
成長したね〜。
(;´-`).。oO(ぇ・・・・)
以前、数年前の私なら自傷行為や暴れだしてしまってたかもね。
傷つけたいとかは、考えなかったの?
はい、それは全然。
うん、いいね、えらいね、よくできたねぇ。
子供のようにほれられて、なんだか照れてしまう。

家に帰るとまた元にもどりそうだ、と、言うと
そうだね、入院は考えていないでしょ?と。
はい、できれば、と言うと、待ってね、薬の処方考えるから。
夜中だから、頭が回らんぞ〜と言いながら
何パターンかを提案してきた。
だが、私には帯に短したすきに長しの薬で
鎮静剤の注射しようともなったが、今後次回の診察日までのことも考えて
追加の薬の処方となった。

今の私の薬の内容は安定剤がないそうだ。
って、処方見ると、あるんだけど、ごくごく軽いものばかりで
ききゃしないよって感じ(笑)

イライラするときの頓服と、眠剤の追加をもらった。
処方箋がないから、何の薬かわからないけれど。
でも、先生の処方はうまく私に合っているから、安心だ。

先生から私のこともいろいろ指摘され、まったくその通りだと思い
私だってそうですよ、と、例え話をされるととても親近感がわく。
夜中にこんな患者を相手していたら、睡眠不足だろうなあと。
だから、よほどのことでないと、あの病院は救急で診察してもらえない。
逆に言えば、先生が診察すると決めたほど、私の具合は悪かったのだろう。

よく、暴れたりしなかったね。
ご褒美にいい薬を処方するよ。

と、ご褒美の(笑)お薬をいただいた。
飲むときの説明を聞いて、今、まず頓服と眠剤飲んで。
多分今この時間だから(真夜中の二時)、明日はお寝坊してしまうかも。
いいよね〜、寝坊しても、ゆっくり眠って〜。

今日の先生は本当に優しかった。
それは何を意味するかというと、私が具合悪かったということであり
適切な状態で診察を受けたというであり
先生の診察で回復への方向へ向いたということだ。

先生は優しいけれど、容赦もない。厳しいところもある。
私は先生の診察で、少しずつ成長している部分があるのだなとそう感じた。

先生の意向で診察室に母親は入れず、私は先生と二人きりで
長時間にわたる診察を受けた。
いつもの診察なら、ほかの患者さんもいっぱい待っているから
なかなか時間がとれない。

本当に今回は母親は関係ないの?と先生が念を押す。
はい、今回は母親はまったく関係ありません。
で、ここまで連れてきてもらったの?
はい、自分では運転できませんでした。
そうか、じゃ、お母さんには僕からも説明しなくちゃね。

いつもは母親のことで具合の悪くなる私。
今回はいろんなことが重なったけれど、母親とは無関係だ。

お待たせしました、と、先生が待合室にいた母のところに行き
今回、娘さんはいろんなことがあったようですけれど
お母さんは何も関係ないですよ、ご心配なさらないで。
しかし、家に帰っても何があったのか、といつめてはいけません。

母は神妙な趣きで、は、はいとうなづいた。

今日は娘さんを連れて来てくれたそうですね。とても適切な判断でした。
私からもお礼を言います。
ほら、お母さんにありがとうは?

先生に促されて、ありがとうございました、と、私。

よし、これでいい。
薬の説明はわかったね。
帰ったら、すぐ、イライラの頓服と眠剤を飲みなさい。
明日は寝坊してもいいから、ゆっくり眠りなさい。

はい。ありがとうございましたと、先生にも頭を下げた。

この苦しみ、もがいて朝を迎えることもできただろう。
我慢すれば、できただろう。
だが、そうすれば、私はもっとひどくなり、暴れていたかもしれない。
自傷していたかもしれない。
我慢強い私はそれでも我慢しただろう。
次の診察日までこのままでいたかもしれない。

だが、診察を受けてそれが適切であったことがよくわかった。
診察を受けられて、よかった、と、思った。

ほかの患者さんもきっとそうなんだろうけれど
こんなときに、安心して入れる懐が、私には、ない、と、そういうことだ。
それがあったら、診察も受けずにすんだだろうが
ないから、先生に泣きつくのだ。
そういう人生を私は歩んでいるのだ、と、いうことを、しみじみと感じた。

鎮静剤と、眠剤はとてもよく効いて、そのまま私は23時間眠り続けた。
懐の代わりに先生とお薬。
起きて何時だか、何曜日かもわからず、ボケた頭で考えたら
寂しいもんだな、と、思った。



ペースダウン

2005年06月16日(木)
ゆっくりと回復傾向にある私のうつだが
止めたくても止められなかったぐるぐるの思考回路が切断されて
それで、かなり、よくなったと思う。
気分の悪いこと、些細なことでも動けなくなっていた私が
何かあっても、その時だけで、後に引かないし
すっかり頭から抜け落ちているから、不思議なものだ。

しかし、生活のペースというものがどういうものだかよく思い出せず
朝起きて夜寝ることがうれしくて、日中活動して眠らないようにしているため
よく考えたら、睡眠不足だった。

朝早く目覚めてしまうので、結局寝ているのは、数時間だけで
例えば外出したり、人と会って立ち話したり
そんな些細なことでも、ちょっと興奮してしまうのを
すっかり頭から追い出していて
自分では健康的な生活をしてるつもりなのに、なぜまぶたが
引っ込んでしまうのだろうと不思議に思っていた。
まぶたが引っ込むのは、疲れと睡眠不足のサインなのだ。

今日は一日寝ていた。
おきては、ボーッとして、また眠り、二時間ぐらいで目が覚める。
それでも眠気はとれないから、よし、今日はhiroも飲み会だし
ゆっくり何もしない日にしようと。

うつでよく使う言葉で寝逃げというのが、ある。
とりあえず、寝ちゃおうということだ。
時間もなんも気にしないで、思考を一時ストップさせるために
薬を飲んで寝てしまう、そういうことだ。

私は昨日やりかけのことがいくつかあったけれど
どうしても乗り気になれず、いいや、今日は寝逃げだーと
自分に言い聞かせて眠った。
そのままにしていたら、夜の九時になって自分で驚いた。
あら、かなり、睡眠不足だったんだと。

自分の体が調子いいのか
神経が興奮しているのか
イマイチまだ把握できないから、ちょっと驚いた。
疲れてたんだなあ・・・私と。

先日、診察で、朝早く目覚めることを先生に言ったら
それで、また眠くなるの?と聞かれて
はい、ま、その時々でも違いますがと
私の頭の中では、夜から朝にかけて十分な睡眠をとるべきで
日中は寝てはいけないと思い込みで、そう言ったのだが
あっさりと、眠いとき、寝ればいいじゃない
今は薬を増やしたくないなと先生に言われて、脱力してしまった。
な〜んだ。日中に寝てもいいのかと。

先生に私の生活を、まるで自宅で下宿しているような感じですと言うと
うーん、と。
つまり、原点はまだ以前として変化してはいないわけで
それを乗り越えないと、まだまだ危ないそうだ。

生活は変わったものの、以前として、自宅でのコミュニケーションがとれない。
というか、母と接触したくない。
まだ、あなたは嫌悪しているんだね、と、言われて、そうなのかと。

そう、私が楽に生活できるようになったのは
母と接触しなくてよい工夫をしてきたからだった。
今向き合ったら、腹の底から、嫌悪の言葉を率直に吐き出しそうだ。

母親として、子供から長年の恨みつらみを今更言われたらショックだろう。
そう思う。

先日某所で昔の母の恋人を見つけた。
ずっと見ていた。あちらも見ていた。
あれは私が高校生の頃だ。
母は自分の恋愛感情と生活から逃げ出したい感情を
私の進学資金のため、と、豪語した。
私は、冗談じゃない、それなら、あなた一人で家を出ていればいいと言った。
そして、私は進学を断念した。母親への反抗だったと思う。
感情を摩り替えて、私に押し付けないでほしい。
その頃の母は、身内の誰もが知り尽くすほど、恋人のことを語っていたし
それに酔っていて、誰の進言にも耳を貸さなかったどころか
父の前でもあからさまな態度を示し、醜いと思った。

例え、それが本物の恋だとしても、その姿勢はいかがなものかと思った。
父は黙っていた。
いづれ、その男は、さんざんと母に夢を見させた挙句に逃げた。
父は黙っていつも通りに生活をしていた。何も余計なことは言わなかった。
私のこの性格は父親譲りだと思う。
時々激情にかられるのは、母親譲りだ。

その頃の感情がムカムカとのどを登ってきて
私は多分睨んでいたのではないかと思う。
相手の男は別の女を連れていて、それがまた知人であったことから
私のムカムカさは一層増した。
同じようにこの女の人も踊らされているのだろうかと。

その日、私は久しぶりにうつ状態になり、いわゆる発作を起こした。
それから、ちょっと気分が悪い。
というか、やる気が失せてしまった。
さほど、この気分は続かないと思うが、それでせっかくよくなったのにと
嘆くより、少しペースダウンしようと、そう思考を変えた。

でないと、できない自分を責めてしまう。それではよくならない。

知り合いの弟さんがうつだったと話を伺った。
いつもよくなりたいと焦っていたそうだ。
もう少しのんびり行けばいいのにと、当時その方は思っていたそうだ。
焦るから、また具合が悪くなる。自分で自分の病状を悪化させてしまう。

そのお話も聞いていてよかったと思った。
人様から見たら、かなりのぐうたら者でこんな年でこんな風だなんて
見栄えは悪いし、何を言われても、いた仕方ない。

ただ、今は、私は、このぐらいでしか生きられないし
それでいいのだ、と、そう思うことにした。

まだ働かなくてもなんとか食べられるけれど
仕事をしたいらしい私はハローワークの求人票を見て
楽にできそうな仕事をいくつか見つけた。
印刷して持ち帰り、hiroにも見せた。
そして仕事をするテンションを少し感じながら
応募するかどうかも決めていないけれど
少しずつ、少しずつ、イメージトレーニングをする。

実際の生活と、いわゆる普通の生活にはまだまだ差があるが気にしない。
時間をかけて、じっくりと行きたい。
まずは、体は休めたほうがいい。
今日はゆっくり睡眠をとろう。そう決めた。

そう、決めたら・・・
夜中にサッカーがあった(笑)
おもわず見てしまった(笑)
いいのだ、なんでも。計画変更だ(笑)
今日だけ、特別。
F1とサッカーは見るんだもんねっ。

7月に

2005年06月15日(水)
みーの話を少しして、困ったよとhiroに言った。
hiroはのんきに、男が安心させるようにしないから、そうなんだろうと。
どうも自分はちゃんと安心させてやってる、と
言わんばかりでおかしくなった。
キミのために何度思い悩み、何度泣いて、何度不安になったか。
まあ、それは私の性格でもあり、病気でもあり、こんな状況、
つまり言っちゃえば、不倫だからなのだけれど。
私はついでに言うと、不倫は初めてだよ。

みーはきっと今自分の感情を整理できずに
今までは私に吐いてきたものが、私に吐けずに苦しんでいるんだろう。
そう思った。
少し時間が必要かもしれないな。
冷静になれば、何が大切で何にこだわっているのか見えるかもしれない。
彼女は今自分を納得させようとして、自分の心が見えていない。
どこかで、誰かに思いをぶつける必要がありそうだ。
ひとつ心配なのは、体に不調が起きることだ。
それだけは、心配でならない。
後は、何も変わりはないのに、彼女の心が矛先を間違えている。
そんな気がする。

不倫と言っても、私は今hiroの彼女らしいと思っているし
hiroも私の彼でいるらしいから
恋愛と、受け止める。そう思う。

最近、アンパンマンに目がないのは、しょーーちゃんが好きだから。
アンパンマングッズを見ると、つい手が出て買ってしまう。
私は甘い母親なのかもしれないな。息子のときもそう言われたことがある。
子供が喜ぶ顔を見たいと、つい、思ってしまうから。
しょーちゃんは見れないけれど、hiroから様子を聞いてうれしくなる。
そして、それはhiroのおみやけで持っていくのだから
しょーちゃんが、もっとhiroをすきになればいいな、と、そう思う。

会って、釣りをして、時間がきたから、帰るときに
抱き合って、ほっぺして、ちゅして。
抱き合っているときに、hiroが急に
7月に・・・・
と、言うので、ドキッとしてしまった。
悪い方向に考えてしまう癖が顔を出して
別れるとか、どこかに行っちゃうとか、そんなことを想像して身構えた。
一瞬にして、それを受け入れる準備をしていた。

すると、hiroは

車のレースがあるから、また見に行こうね、と。

飛び上がるぐらいうれしかった。
コップ貯金はしていたけれど、これはいったい何に使うんだろうと
半ば諦めてつつも、継続はしていた。

また、あそこに行ける。
hiroと手をつないで、あの坂を登れる。
ビール飲みながら、観戦して、楽しめる。
去年の夏に行ったときのことを思い出した。
本当にあの日は楽しくて、楽しくて。

また、いつかhiroと行きたかったんだ。
5月のレースは行けずじまいで、今年は行けないんだろうと思い込んでいた。
だから、なおさら、喜びは大きかった。

何を着ていこうかあ。
今からすごく楽しみです。

うらやましい

2005年06月13日(月)
hiroから、メッセがきて
みーの日記を見たら、私のことを怒ってたと言われた。
うん、知ってる、メールいっぱい来たから。

ことの始まりは、偶然なのだが、その偶然すら、うらめしいらしい。
つまり、みーの彼氏さんは、私の釣り友であった。
というか、彼がつりを教えてというので去年教えたら
彼が見事にハマったんだけれど。

当然、釣りすき同士話も合う。
去年の夏は、私はみーと彼氏が付き合っているのを知らなかった。
なんとなくは、感じていたが。
彼とは夜中に釣りに通った。釣り行きましょうよ。
彼は毎日のように言っていたものだ。
とにかく、魚釣りたいと。

それがどうも彼女の機嫌を損ねるようだと感じた私は
それ以降彼に何度誘われても、具合が悪いと断っていた。
あまり乗り気になれなかった。
ちょうど、うつもMAXだから、動きたくもなかった。

あれから、日はたち、先日hiroが代休の日に釣りに行こうと誘われた。
うんと、二つ返事で釣り場に行くと、みーの彼氏さんがいた。
最初はわかんなかったけれど、声をかけられて、あれーーっと。
私はみーにメールして、仕事手空いてたら、おいでと言った。
そのときはなごやかだった。hiroも彼氏さんも釣りに専念し
私たちはその姿を眺めながら、笑い話をしていた。
お天気もよくて、とても気持ちよかった。

その頃から私は段々つりの意欲が出てきた。
hiroとも毎日のように今日はどこへ行こうかと言っている。
それどころか、一人でも平気で釣りに行く。

先日一人で釣りに行った。
すると、みーの彼氏さんからメールが来た。
日中でもどこか、釣れるところないっすかね?
私は日中でも釣れるというイカの話をした。
すると、今から私のところに来ると言う。
それで、二人して、黙々とキャスティングした。
隣でおじいちゃんが私たちの釣りたい魚を揚げていたから
くやしくなってしまった。

でもまったくアタリもないから、帰ることにした。
明日、明け方また行きますよ。と、彼。
そう、去年はよく明け方に二人で行ったものだったから、そのノリで。
うん、でも、起きられるかわかんないよ。
そうですか。
もしさ、早起きしたら、行くかもしんない。

私は最近異常に早起きしてしまうのだ。
四時や五時で目が覚める。
薬の効き具合だと思うのだが。
だが、夜11時過ぎに眠くなる。
それで薬を飲むと三時ぐらいに目覚しそうだ。
それで眠いのを我慢して(笑)1時頃に飲んでいた。

その日は四時で目が覚めた。眠気もまったくなしだったから
彼がいるかもしれないし、いないかもしれないけれど
釣りに行こうと思い立った。
メールすると彼がいたので、少し話をして、別々の場所で釣りをした。
地元の常連さんから、釣りのいろんな情報を聞いた。
ただ、それだけだ。

みーからすると、それが嫌な気分だったのだそうだ。
彼と一緒に釣りをしたかった。
彼とその場所に行く最初の女は自分でいたかった。
私と彼氏さんはみーに隠れて行ったことになっていた。
みーに会う時間を削って私と釣りに行ったことになっていた。
どうせ、私は体だけの関係だからと、彼女は言う。

あれだけ、本当の愛をみつけたと言っていたのに。
私は、返事に困った。

イカがつれるよ、というのも、彼氏さんがみーが言ったときは
バカにして、いやだと言ったそうだ。だが、私が言ったら
ホイホイと行くところが気に食わないそうだ。

偶然だったんだよと言うと、いいね、私には絶対ない偶然だと、返してくる。

彼氏さんにそのことを訴えても、ムッとされて、シカトされたそうだ。

私はほとほと困った。
彼とはいい友達でいたかった、以前から知っていたから、けれど
みーの彼氏さんになったと知ってからは、自重してきた。
そう、私にとっては、彼氏さんよりも、みーのほうが大事だから。
彼にも、みーにも、きちんとその話はした。

私も彼氏さんがいたから、つりに行ったわけではなくて
いてもいなくても、釣りはしていたのだが。
彼氏さんも同じ気持ちでいたのだと思う。

それでもみーにとっては、ショックだったようで。
以前はよく来ていたメールも、みーと付き合ってからはまったく来なくなったし
私はそれも当然だと思い、私もことさらメールすることもないので
ここ数ヶ月いや、半年か、ほとんど連絡すらとっていなかった。

みーには、もうしないから、ごめんと謝ったけれど
私は彼女の後ろにある猛烈な嫉妬を感じて、疲れてしまった。
なんでも一番でもないと、ダメなんだなあと。

hiroに私はそんな要求はできない。
なんでも私と思い出を作るのが初めてでないと嫌とか。
だって、行く場所は狭い土地だし
奥さんや前の彼女さんたちと行ったりしていて当然だ。
ラブホの部屋だって、そう思うぐらいだから。
ただ、二人の時間は大事にしたいし、それがhiroにとって
一番楽しいあるいは安心できる時間であればうれしいと、それは思う。

うらやましいな、ストレートにそれをぶつけられるのは。
みーのメールを見ながら、そう思った。
彼氏さんにぶつけられない思いを私にぶつけてきたのだろう。
当然だ、みーからすれば、片棒を担いだのは、私なのだから。

そして唯一楽しく釣りの話のできる友人を失った。
みーとの友情と引き換えに。

チマチマと&バカバカしいっ

2005年06月12日(日)
毎日、これといって大きなことはしていないけれど
いわゆる普通の生活ができるようになってきて
チマチマと動いている。
動かないと、特に午前中は眠いから、なんでもいいから動くようにしている。
やっとお散歩を始めた。
一時間弱、ご近所さんを歩く。
ipodにははちゃめちゃなジャンルの曲を詰め込んだ。
テンポのよい曲に合わせて早足で歩くようにしている。
少しだけ汗ばむ。

なるだけ、日中は寝ない。
夜早めに寝る。というか、早い時間に眠くなる。

私はどうも頭が回らないから、要領は悪いみたいだ。
人にも指摘されたし、自分でもう思う。
アレコレ手を付けて、終わらないうちにほかのことを思うと
そちらに意識が飛んでしまう。そして、手をつけていたことを忘れる。
それでも、こんな風に動けるのがとても私にはうれしい。

例えば、茶碗を洗う。
そんな些細なことが億劫でできなかった。
今は少し考えるけど、できる。
そして、こう思う。やれば、簡単にすむじゃん。
できるじゃん、私。
ああ、やり終えるとすっきするもんだなあ。
心の中で繰り返す。

何か書類を書く。
やれば、簡単にすむじゃん。
できるじゃん、私。
ああ、すっきりしたなあ。

それを今度はやる前に思うことにしている。

やれば簡単だったじゃん。できるじゃん、私。すっきりするぞ〜。

今までためていたやらなきゃいけないことごとがあって
少しずつ整理されている。
それで、心の中にすっきり感が蓄積されてきて少しずつ億劫感が消えている。

かねてからやりたかった花植えも少しずつ始めた。
ここに何を植えよう。こんな花がほしい。
あちらこちらを回って少しずつ植え始めた。
今では、以前のような花壇が出来上がって、眺めるだけで気持ちよい。
いくら投資したかは考えない(笑)

一昨年自転車をこいでいた時期があった。
今の散歩と一緒だ。
近くにある大きな公園まで走らせて、そこにあるアジサイの芽を摘んできた。
挿し木にしてみたら、根付いて、かなり大きくなった。
今年は花を咲かせてくれるそうだ(笑)つぼみがついている。
水遣りをしながら、早く咲いてねと思う。

いろんな種類のハーブを買った。
葉をちぎって生でも食べられそうなもの。
イタリアンパセリ、ルッコル、チャイブなどなど。

私は長時間台所にいることができない。
母がいるから、だ。あまり接触したくないから。

それで健康にはよくないと知りつつも、レトルトパックを利用している。
昼食にパスタを食べたりする。
パスタも電子レンジでゆでる。
レトルトの中味も皿にだして、電子レンジで暖める。
そのときにハーブをちぎって入れているが、これがなかなかうまい。
食べられるだけでも、私的には進歩なのだが野菜不足が心配で
これはなかなかイケると自分でも満足している。

部屋の模様替えは続行中。
ロールアップスクリーンをつけたら、なんか、かっちょいいじゃんなんて。
カーテンを洗いたいが、なかなかその気になれずにいる。

コーヒーも自分で入れることにした。インスタントと間違えて買ったコーヒー豆。
もったいないから、煎れてためて冷蔵庫に保存してアイスコーヒーにしている。
思ったりはうまいもんだ。
近くのスーパーに歩いて買い物に行く。
そして必ず低脂肪の安い牛乳とバナナを買う。
牛乳はコーヒーに。バナナは朝食用。
実はどちらも100円だ(笑)

100円といえば、私は最近生活の基本の買い物が100均になっていて。
通うのも楽しい。
これをどう使おうかしら、と、考えるのが楽しくて、よく行く。
今は品質もいいし、種類も豊富だから、見ても飽きないし、買っても知れた金額だし。



毎日のようにhiroと会っている。
こないだは私がスネた。
奥さんがイカスミを食べたいというから、イカを釣りたいというhiroに
私は、キレてしまって。そのために私たちはつりをしているだろうかと。
帰りに情けなくなって、しょうがないけど、私の存在はそんなもんかいと
自分がバカに思えて、車を運転しながら、声を上げて泣いた。
泣きたくて泣いたというより、感情が抑えきれなかったほうが大きい。
えーん、えーんと子供のように泣いた。
このままで耐え切れないと、私はその感情を素直にhiroにぶつけた。
都合いいだけの女なら、別れたいと。

hiroは、なんかオレ言った?と。
イカのこと言った。
そんなこと言ってないよ。
言ったもん。言ったことでなくて、そう思いやる気持ちがいやなんだもん、
食べさせてあげたいんでょ。
言ってないよ。また、こんなことで別れるとかなんとか。何度言ったらわかるんだ。つうか、くだらない話だ。
バカバカしい。今までの付き合いがその程度でなくなるなんて。

バカバカしい。
そう言われてびっくりした。なんだろう。お前何言ってるの?
そんな思いは微塵もないよ、と、言い切った感じがして
私は単純なのですぐに機嫌を直してしまった。

よかった〜。ていうか、私、単純すぎるかもしんない。
でもhiroは日頃そういうことについて話をしないから
言葉に重みがあるのかもしれない。

みーともよく話すんだけど
愛してる、愛してるとよく言う奴は信じられないねって。
言葉ですぐに言えるほど愛はお手軽なもんじゃないから。

少しhiroは疲れているように見えた。
ゆっくり寝てほしいな、と、思った。
私がそばにいたら、そっと眠らせておくのになと。
家では、どうなんだろう。奥さんはhiroの様子に気づくだろうか。
気づいてほしいな。hiroをゆっくりさせてほしいな。



びっくりした〜

2005年06月11日(土)
朝、起きて、ぼーっとしていた。
そろそろ日記も更新しなきゃ(笑)
記憶が薄れてきているから。忘れないうちに書き留めておかなきゃ。
実は12日の分を先に書いていたけれど
特筆すべきことなので(笑)振り返って書き直したいと思った。

hiroからメールが来たのでびっくりした。
ええっ、どうしたの???いったい。

土曜は家庭の日だもん。何かあったのかしら。
と、思ったら、これから、ラブホのフリータイムに行こうって。
うれしいけれど、いったいどうしたの?と聞くと
会社に出ると言って、家を出てきたって。

昨日のhiroは釣りにも身が入らないし、言葉すくなで。
かなり疲れているんだなとは、思っていた。
ちょうどあったユンケルを飲ませて、マッサージの話をした。
場所があったら、してあげられるのにねって。
hiroの横顔を見て、せつなかった。私は何もしてあげられない。

そう思ってた所にメールが来たから、うれしくて。
また二人でゆっくりすればいいかしら。
ツヤツヤになってくれるかなと。

エステやさんで覚えたマッサージをhiroにじっくりとしてあげた。
体が少し軽くなればいいなと思った。
なんだろう、hiroは何か病気かなと言っていたけど
私にはhiroが鉛でも背負っているかのように思えたのだ。
疲れだろうな、と、思った。家では、ゆっくり休めないんだろうなと。
小さな子供たちがいるから、しょうがないといえばしょうがないけれど。
hiroは大黒柱なんだから。
そんな思いがあった。

お昼ご飯を食べてから、お昼ねしようというから、うんと。
私だって、hiroのどこでもいい、触れていれば、安心して眠れる。
二人して、すぐに寝入った。
hiroがスースーと寝息をすぐにたてたので
やっぱりなあと思いつつ、私もそのまま寝てしまった。

ふと目覚めたら、いつもなら、私の様子で起きるhiroが
まったく気づかず、スヤスヤと寝ていた。

ゆっくり寝て、疲れを取って。
そう思いながら、hiroの寝顔を眺めていた。
まっすぐな睫毛のhiro。
髪を私のリクエスト通りに短くもしてくれた。
頭のよさそうなおでこや、とおった鼻筋や、
清潔そうな首元や意志の強そうな口元や。
何より安心して私のそばで熟睡してくれていることに
心温まる思いで、hiroの寝顔を眺めていた。

かなわぬだろうことだけれど、これが日常なら、いいのになと。

私は贅沢なのかしら。

言葉少ない

2005年06月10日(金)
hiroから連絡がきたのは、ちょっと中途半端な時間だった。
昨日のhiroを思ったら、今日は会わないほうがいいかしらと。
でもそれなら、hiroも今日は家に帰るよと言うはずで。

だから、少しだけ会うことにした。

少しだけ、釣りをしようと。

釣り場に行ったら、hiroの背中がさみしげでせつなくて
どうしたんだろうと思った。

釣りをしていても言葉すくないから、どうしたのと聞くと
具合が悪いと。風邪という感じより、だるそうな感じで
私はこれは疲れだなと思った。

場所があれば、マッサージしてあげられるのになと。
そこで、車にドリンク剤が入っていたのを思い出し
hiroに飲みなと渡した。
大好きな釣りにも集中できないようで、早々にきりあげることにした。

私が会いたいと言ったのは、金曜だったから。
土日は会えないから、顔だけでもみたいし、少しでもふれたい。
来週になればまた会えるのはわかっているけれど
それでも、会いたい。ふれたい。同じ時間を共有したい。
それで少しだけ会おうとわがままを言ってしまった。

hiroも応じてくれたけれど、本当に体がだるそうで。
無理させたかしら、と、ちょっと反省した。

じゃあね、と、帰るhiroの車に向かって
土日はゆっくり休ませてもらいなよ〜と、つぶやいた。

チマチマ

2005年06月09日(木)
毎日、これといって大きなことはしていないけれど
いわゆる普通の生活ができるようになってきて
チマチマと動いている。
動かないと、特に午前中は眠いから、なんでもいいから動くようにしている。
やっとお散歩を始めた。
一時間弱、ご近所さんを歩く。
ipodにははちゃめちゃなジャンルの曲を詰め込んだ。
テンポのよい曲に合わせて早足で歩くようにしている。
少しだけ汗ばむ。

なるだけ、日中は寝ない。
夜早めに寝る。というか、早い時間に眠くなる。

私はどうも頭が回らないから、要領は悪いみたいだ。
人にも指摘されたし、自分でもう思う。
アレコレ手を付けて、終わらないうちにほかのことを思うと
そちらに意識が飛んでしまう。そして、手をつけていたことを忘れる。
それでも、こんな風に動けるのがとても私にはうれしい。

例えば、茶碗を洗う。
そんな些細なことが億劫でできなかった。
今は少し考えるけど、できる。
そして、こう思う。やれば、簡単にすむじゃん。
できるじゃん、私。
ああ、やり終えるとすっきするもんだなあ。
心の中で繰り返す。

何か書類を書く。
やれば、簡単にすむじゃん。
できるじゃん、私。
ああ、すっきりしたなあ。

それを今度はやる前に思うことにしている。

やれば簡単だったじゃん。できるじゃん、私。すっきりするぞ〜。

今までためていたやらなきゃいけないことごとがあって
少しずつ整理されている。
それで、心の中にすっきり感が蓄積されてきて少しずつ億劫感が消えている。

かねてからやりたかった花植えも少しずつ始めた。
ここに何を植えよう。こんな花がほしい。
あちらこちらを回って少しずつ植え始めた。
今では、以前のような花壇が出来上がって、眺めるだけで気持ちよい。
いくら投資したかは考えない(笑)

一昨年自転車をこいでいた時期があった。
今の散歩と一緒だ。
近くにある大きな公園まで走らせて、そこにあるアジサイの芽を摘んできた。
挿し木にしてみたら、根付いて、かなり大きくなった。
今年は花を咲かせてくれるそうだ(笑)つぼみがついている。
水遣りをしながら、早く咲いてねと思う。

いろんな種類のハーブを買った。
葉をちぎって生でも食べられそうなもの。
イタリアンパセリ、ルッコル、チャイブなどなど。

私は長時間台所にいることができない。
母がいるから、だ。あまり接触したくないから。

それで健康にはよくないと知りつつも、レトルトパックを利用している。
昼食にパスタを食べたりする。
パスタも電子レンジでゆでる。
レトルトの中味も皿にだして、電子レンジで暖める。
そのときにハーブをちぎって入れているが、これがなかなかうまい。
食べられるだけでも、私的には進歩なのだが野菜不足が心配で
これはなかなかイケると自分でも満足している。

部屋の模様替えは続行中。
ロールアップスクリーンをつけたら、なんか、かっちょいいじゃんなんて。
カーテンを洗いたいが、なかなかその気になれずにいる。

コーヒーも自分で入れることにした。インスタントと間違えて買ったコーヒー豆。
もったいないから、煎れてためて冷蔵庫に保存してアイスコーヒーにしている。
思ったりはうまいもんだ。
近くのスーパーに歩いて買い物に行く。
そして必ず低脂肪の安い牛乳とバナナを買う。
牛乳はコーヒーに。バナナは朝食用。
実はどちらも100円だ(笑)

100円といえば、私は最近生活の基本の買い物が100均になっていて。
通うのも楽しい。
これをどう使おうかしら、と、考えるのが楽しくて、よく行く。
今は品質もいいし、種類も豊富だから、見ても飽きないし、買っても知れた金額だし。



毎日のようにhiroと会っている。
こないだは私がスネた。
奥さんがイカスミを食べたいというから、イカを釣りたいというhiroに
私は、キレてしまって。そのために私たちはつりをしているだろうかと。
帰りに情けなくなって、しょうがないけど、私の存在はそんなもんかいと
自分がバカに思えて、車を運転しながら、声を上げて泣いた。
泣きたくて泣いたというより、感情が抑えきれなかったほうが大きい。
えーん、えーんと子供のように泣いた。
このままで耐え切れないと、私はその感情を素直にhiroにぶつけた。
都合いいだけの女なら、別れたいと。

hiroは、なんかオレ言った?と。
イカのこと言った。
そんなこと言ってないよ。
言ったもん。言ったことでなくて、そう思いやる気持ちがいやなんだもん、
食べさせてあげたいんでょ。
言ってないよ。また、こんなことで別れるとかなんとか。何度言ったらわかるんだ。つうか、くだらない話だ。
バカバカしい。今までの付き合いがその程度でなくなるなんて。

バカバカしい。

そう言われてびっくりした。なんだろう。お前何言ってるの?
そんな思いは微塵もないよ、と、言い切った感じがして
つまりそれって、私を大事に思ってくれていることで
奥さんよりも思ってくれているの?なんて。
私は単純なのですぐに機嫌を直してしまった。

よかった〜。ていうか、私、単純すぎるかもしんない。
でもhiroは日頃そういうことについて話をしないから
言葉に重みがあるのかもしれない。

みーともよく話すんだけど
愛してる、愛してるとよく言う奴は信じられないねって。
言葉ですぐに言えるほど愛はお手軽なもんじゃないから。

少しhiroは疲れているように見えた。
ゆっくり寝てほしいな、と、思った。
私がそばにいたら、そっと眠らせておくのになと。
家では、どうなんだろう。奥さんはhiroの様子に気づくだろうか。
気づいてほしいな。hiroをゆっくりさせてほしいな。


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