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ひろしの日記
ひろし



 今年を振り返って(プライベート編)

 プライベートも今年は激動の年だった。

 昨年の年末に祖母が他界し、2月には落ち込む祖父のことを考え実家に戻った。そして、離婚という大きな試練から1年が経ち、精神的にもなんとか落ち着いてきた中で、今後どんな生き方をするか考え始めたという1年だった。

 そして、自分自身に問いかけるという行為を具現化したのがこのHPだ。

 自分の考えをこうやって日記につけていくことで、自分の考え方、方向性が徐々にではあるが定まっていくような気がする。
 そういう意味では、本当に自己中心的なHPではあるが、その中でも見に来てくれて、かつ、よい印象をもってもらえる方がいたのは本当に驚きだった。励みにもなったし、こんな自分でも役に立っているんだという気持ちにもなれた。

 来年は勝負の年。助走期間を終えて、将来を見据え本当の幸せをつかみにいきたいと思っている。

 この日記には書いているけれど、へこむこともたくさんあるだろうけど、一歩一歩少しづつでも進んでいきたいと思っている。

 この日記を読んでくれたみなさんが、来年も健康でよい年となりますように祈っています。これからもよろしくお願いします。
 
 

2002年12月31日(火)



 今年1年を振り返って(仕事編)

 不調だ、不調だと言っている間に、今年もあと2日、今年1年を振り返って見ると、、

 仕事では、定員削減など厳しい状況の中、元いた部署に戻って来た。
 自分の中では、この異動がキャリア形成に役に立つのかという不安・不満はあったが、その部署の上司が、以前一緒に仕事をし、自分が尊敬している方だったので、「この人と1年一緒に真剣に頑張ってみよう」とやってこれた。
 正直、2〜3年前の約1.5倍の仕事を抱えているので、状況的には厳しいのは間違いない。しかし、妥協をせず、取り組んでこれたという自負もある。

 職場環境はというと、厳しい環境の中、上層部のモラルハザードが激しくて、仕事に取り組む動機付けがなんとも難しかった。
 アピール至上主義、要領優先主義、努力が報われない職場、若いいい人材が意欲を失うのは目に見えている。
 そんな状況に全く気づかない上司たちを見るにつけ、自分は本当にこの職場にいていいんだろうかと不安になる。

 しかし、この1年は、職場の悪い面へのいらだちだけで終わらず、自分がどうあるべきかと自分自身へ問いかけ、取り組めたということが収穫じゃないかと思う。

 人に左右されるのではなく、自分がどう考え、そのものさしに沿っていかに自分を磨くかを考えることが必要だ。今年は、その一歩が踏み出せたのではないかと思う。

 この年末の不調のように、まだまだ人や環境に左右されてしまうが、来年は、自分自身のものさし作りをしっかりやっていきたいと思う。


2002年12月30日(月)



 不調

最近、精神的に不調、、
起爆剤になる要素は比較的たくさんあるけれど、どうもそれを活かしきれない。
どうも、積極的、攻撃的になれるだけのパワーがないみたい。
こういう時は充電が必要なんだろうけど、今のチャンスを逃す手もない。
どうも、こんなアンバランス状態が多いなあ。
どうにか突破して、チャンスをこの手にしないと。。

2002年12月28日(土)



 風邪

 ついに風邪をひいてしまった。
 この冬は、体調にも気を使っていたんだけど、ここ最近の寒さでついにダウン。
 自分の風邪はのどにくる方なので、昨日は耐え切れず仕事も早々に切り上げた。

 風邪をひくのは週末が多い。たぶん、仕事では気を張ってやっているが、それが切れた時に風邪をもらうのだろう。
 でもそのせいで、仕事を休んだり、体調が悪いところを見せないので、職場では健康体で通っている。

 健康体なのはいいことなんだけどね。でも、自分なりに健康管理には気を使っているのに、それが分かってもらえないのはちょっと不満かな。(笑)

2002年12月21日(土)



 会社の同僚

 職場の同僚と飲みに行った。
 その同僚は、最近この職場に来て一時期体調を崩したことがある。その復帰祝いも兼ねてということだった。

 体調を崩した原因は、いろいろあるとは思うが、自分が思うに職場の中の雰囲気になじめなかったことがあると思う。

 今の職場は、アピール至上主義、結果第一主義であり、その過程や地道な努力は見てもらえない雰囲気がある。
そこへ、いきなり入った人が結果だけを求められれば、真面目で地道な彼のような人がなじめないのは無理もないと思った。
 自分も、そういういやな経験をして、この雰囲気に意義をとなえていたから、彼のような人を絶対つぶしちゃいけないと思っていた。

 なかなか、飲みに行く機会がなかったけど、自分と同じような考えをもった人たちと一緒に行く機会がやっと作れた。
 彼もとてもよろこんでくれたし、ずいぶんストレス解消にもなったようだ。

 職場にはいろんな人がいる。仕事が出来ることは大事だけど、その前に人間性はもっと大事。
 それが分からない奴は、仕事が出来ても全然ダメ。自分は絶対認めない。

2002年12月13日(金)



 ものさしで測れるもの・測れないもの

 最近職場でいつも思う。

「そんなことは理屈が立たない」とよく言われる。確かにそうだ。一定の合理的な基準に沿っていけば、そこに沿わないものは排除されるべきだ。それが、よい結果の最短距離となるはず。
 しかしもう一方では、「理屈だけじゃダメ」ということも言われる。それも確かにそう。基準を超えたところで個別検討されて然るべきものもある。それがまたより一層効果的な場合もある。

 僕は本来「理屈だけじゃダメ」は弱者に対して用いられるべきものだと思うけれど、それが現在はどうも強者に使われている。
 最近、上司は「理屈」や「理論」を振りかざすが、強者(声の大きい人、位の上の人)に対しては、すぐその「理屈」を放棄する(いわゆる強者に屈する)傾向にある。それって本来逆じゃないの??

 ものさしで測れるものは、だれでも測れるよ。でも、まずものさしを作るのが難しいんだ。そして、ものさしで測れないものを見つけて、そこをいかに測っていくかはもっと難しいことであり、そこを踏まえて今後の方針を決断するのが上司の仕事でしょう。

 なんか、ものさしで測れる部分だけ見て「これは○○cmだろう」と息巻いて、測れないものについては見て見ぬふりをしているようにしか見えないんだけど、、

 楽してるよなあ。だから、弱者が苦しむんだよね。

2002年12月10日(火)



 祖母の一周忌

 今日は、祖母の一周忌の法要があった。
 昨年の祖母の突然の死からもう1年か、、自分は、この1年何をしていたんだろうと落ち込んでしまう。

 この1年は、自分の今から進む方向性を見定める1年だったような気がする。
 精神的にも、自分にとって大切な人たちに支えられて、だいぶ安定してきた。

 そして、本当に大切なことが何かということも、おぼろげながらに、、

 祖母の一番の気がかりは自分だったということも、皆から聞かされた。それは自分でも分かっていること。だからこそ、自分で誇れる人生にしないと。。

 そんな複雑な気分だった時に、友人からのHP再開の報。

 一番打ちひしがれている時期に支えになり、かつ自分の人間としての幅を広げてくれた人だった。
 HPは人柄が出るね。ホントに。HP見ながら顔がほころんでしまった。

2002年12月08日(日)



 友人の結婚式

高校時代の友人の結婚式に出席した。
ずっと仲のいいグループの一人なので、とても感慨深いものがあった。
また、高校時代の恩師にも会い、久しぶりに先生のオーラを受けた気がした。

「君は真面目すぎるんだよなあ。真面目ということはすごくいいことなんだけど、柔軟な面もいるんだよなあ。」
以前、先生から手紙をいただいた時も同じことが書いてあったけれど、今日も同じことを言われた。

「真面目」って何なんだろう。

「自分を生き難くしている」とここで書いたことがあるけれど、同じことなんだろうな。でもまだまだ実感がわかない。

「力が抜けるまでには時間がかかる。」とも先生は言われていた。
30になって、ほんの少しその感覚が分かってきたけれど、それにも相通ずるんだろう。

2002年12月07日(土)



 祖父のノート2

 以前から祖父に頼まれていた、祖母の一周忌に配るためのメモをワープロ打ちした。

 自分自身、祖母の死へのダメージを回復しきれずいたから、このワープロ打ちはつらいなあと思っていて先延ばししていたけれど、期間も迫り、やっと重い腰を上げた。

 確かに、祖母への気持ちがこみ上げてつらかったが、それよりも祖父のつらさとそれを乗り越えようとする気持ちが痛いほどよくわかった。
 しかし、そんな気持ちを家族には絶対見せない祖父、、前も書いたけれど、本当に尊敬する。自分もこんな年のとり方をしたいと心から思った。
 そして、こんなに愛された祖母は本当に幸せものだ。。

2002年12月01日(日)
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