「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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先日、親しくしている女の子と一緒に『インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法』を読む機会がありました。数日後、彼女が言いました。「本は読むだけじゃダメだね」。その通りなのです。本は読むだけでなく、“書いていることをする”ことで自分のものになっていくのだと思います。返答しながら、私も、これからもそのことを意識して本を読もうと心に思いました。
読者の皆さんはユーモアのセンスを磨こうとしたことがありますか?または、あなたはもともとユーモアのセンスに優れている方ですか?私は子どものころから冗談を言って人を笑わせていましたし大人の自分もまた笑いのある生活が好きなせいかユーモアは人生を楽しくするのに大いに役に立つと思っています。時には、怒っている自分をユーモアを交えて伝えることでその怒りも消化できたり他者の怒りを切り替える手伝いもできます。 たとえば先日大き目のストアーで一緒に買い物に行っていた友人の元を、私は目的地を告げずに離れてしまい、友人は店の中を歩きまわって私を探さなければならないという出来事がありました。友人は間もなく私を見つけたのですが、その表情は真剣な怒りを持っていました。私も自分の非を知っていましたのでごめんねの気持ちと、その後ふと私の口から「テントを持ってくるのを忘れたから迎えに来てくれてありがとう。一緒に帰るわ」という一言が出てしまいました。友人は大笑いし「寝るにはうるさすぎる場所だよ。近いうちにキャンプに行こう」と言いました。その表情から怒りは消えていました。 過去の私のように、幼少時に生きる術として、いつも気難しい顔をして考え込んでいる大人を笑わせる道化師のような役割を大人になっても続けてしまう場合もありますが、基本的に、ユーモアは心に余裕があるときに浮かんでくるものだと思います。心の余裕は遠い先を見て今をする時に生まれるような気がします。そうして、軽い心でサクサクとユーモアのある生活が続くといいと思います。
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