「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2015年04月29日(水) LGBTQ

LGBTQという略語をご存知ですか?これは、レズビアン、ゲイ、二つの性を持つ人々、性転換者の風変わりなグループの総称だそうです。国際交流の講義の一貫でこのクループについて詳しく勉強する機会を得たので(英語なので全部を聞き取れていないと思いますが)、少し書いてみたくなりました。
アメリカでは現在37つの州が同性愛者の結婚を法律上で認めるようになったそうです。日本でも以前に、ある市の市長さんは確か同性愛者であるとカミングアウトしていましたし先日は女性同性愛者の結婚がニュースで報じられていました。
 そんな中で予想外に思ったことが二つ。一つ目は、クラスの大半以上がこの考え方に賛成を示し、親族の中にこのグループに属する人が居る人も大方半数に上っていたことです。母親が先日ゲイだと自分にカミングアウトしたと話すブラジル人もいて、さすがに多様な人種の生きるアメリカだな、と思いました。そして、二つ目には、同性愛者となる原因がバイオロジー分野から来ていると科学的に証明したビデオを見たことです。そして、クラスのほぼ全員が、この考え方に同意を示していたことです。私は自分の経験からこの意見に100%賛成することは出来ませんでしたが、科学的な根拠は人々を納得させるのだなーと感心。また逆に私の捉え方と彼らのそれは一致しないことがよく分かりました。

 しかしディスカッションは楽しかった。教師を含めたクラスの全員と心から一致した意見は、みんなそれぞれ自分を生きるのがよい、ということでした。ディスカッションの中で繰り返し口にしたり耳にしたりした言葉は、<They are just who they are>です。
Yes, I am just who I am :)


2015年04月01日(水) 心のつながり

 みなさんこんにちは。それからまたまたご無沙汰していました。

 先日、日本に一週間だけの予定で帰国していたのですが、今回初めてご家庭のあるお友達の家に宿泊させてもらう、という経験をしています。そのお友達とゆっくり話をしている時に、彼女と私の育った環境が似ていることを知りました。というのは、彼女も男の子を欲しがっていた両親の間に2番目に生まれた女の子で父親から明らかにじゃけんにされていて辛かったそうなのです。現在は結婚され夫と子どもさんとの生活で人生を楽しんでいる様子のみ知っていたので少しびっくりしました。人々の中には、普段は言葉に出さないけれど心に抱えてことがあるのだなと思いました。
 そういえば他にも、ご両親と仲が悪いと苦しんでいるお友達(女性)もいるのです。彼女からは何度かその話を聞いているのですが、彼女は行動する、ということを知っていて会う毎に彼女の行動の結果が少しずつですが彼女にとって良い形になっているように感じて報告(してくれているということではありませんが)を楽しく聞かせてもらっています。そして今回は、ついに彼女に「○○ちゃんの状況が少しずつプラスに進展していくのが見えて嬉しい」と言いました。一方、彼女の方はそんな風に気づいていなかったようで笑っていました。私は素直に伝えられて良かった、と思いました。
 
 帰国の間に、子ども達と心の会も持ちました。こちらは半ば、恒例ですが今回「聞けてよかった」と思う彼女たちの言葉の一つは「このメンバーで話したかった」という声があったことです。彼女がそう思う理由を尋ねていませんが、私の方では、会の回数が進むごとに内容が本質に向かっている、と感じている私の気持ちと一致したような気がして嬉しかったのです。ですから私は、これからもこの会を続けていけるように生きていこうと改めて思いました。心のつながりが距離の遠さや環境の違いを超えて続いていくといいと思っています。
 


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