「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2010年03月31日(水) 疲れ

仕事。朝のミーティングで責任者から、他のフロアで行われる私のフロアでは使わない知識の勉強会に、勤務終了後に参加して下さいと伝えられました。なんと…。加えて、受け持ち患者8人の1か月間のケア目標と自分のスキルアップ目標を3日までに提出しなければなりません。議事録もまだ未完成なのにどこでその時間を作ればいいのでしょう。あ〜だけど、疲れていい案が浮かびません。


2010年03月29日(月) 手厚

今日は、朝起きても布団からなかなか出られなくてご飯を食べた後にもう一度布団に転がって、つまり「疲れて行けないよぉ〜」と動けずにいたのです。出発する時間が近づいてもまだゴロゴロしていました。でもね、そのあと「今日行ったら自分の励みになるかもしれない」と浮かんできてお尻がひょいと上がりました。
そして、楽しんだ気持ちを持って帰ってきました。よかったよかった…。


2010年03月28日(日) 手薄

 初めての日曜出勤。看護師さんが一人お休みしてナースは3人。でも土日はいつも患者60人に対して3人だそうです。私は見習いなので半人分…のはずですが、出勤者の中に一人分として入っています。
今日は日曜日。土日は巡回バスが運休なので昨日は歩いて帰りました。今日は送迎バスに乗りたかったのです。でも、することが多くてあっという間に時間が過ぎました。最低限与えられたことを終わらせるために流れ作業のようになりました。心を省いている自分が見えました。
それでも仕事が残りました。明日指摘されることを承知で終わりにしようとしたところへ、私が情報を持っていなかったためにミスが起きてスタッフがそのあと片づけをしていました。私の病院は通常のように申し送りがないので情報収集がうまく出来ません。どうしたらいいかなぁと案を練っている今日この頃。私は自分の責任なのでバスをあきらめて片づけをしようとしたら、スタッフは「バスがあるから帰っていいよ」と言いました。私は自分のことを置いて帰ることに後ろめたさがありましたが、歩いて帰って家に着く時間のことを思うと…本当に申し訳ないけれど帰らせて頂きました。あ〜疲れた。患者60人に対してナース10人ならもっと丁寧に出来るのになぁと思う今日この頃。


2010年03月27日(土) 期限

仕事。昨日の会議の議事録をパソコンで作らなくてはいけないのですが仕事中にその時間はありません。夕方は早く家に帰りたいので昼休みを使って四分の一だけ作りました。
土日はいつもに増して人手不足ですが「看護」をしようとすると自然に、ベッドサイドにいる時間が長くなります。それで、今日は昼休みも仕事をしたにもかかわらず、本日業務分の記録が間に合わず送迎バスに乗り遅れました。土曜日なので市バスも終わっていて、病院から駅まで歩いてみたら40分かかりました。家に着いたのは20時。22時には寝たいのですぐにご飯を食べました。いろいろな菌を持っている方のケアをしたのでパジャマを着る前にシャワーを浴びました。でも、食事をしてすぐだったので体が嫌がっているのがわかりました。
昼休みに作りかけた議事録も早く提出しなければいけないのですが、明日も5時半に起きることを思うと自分を休めてあげたいと思いました。
超お疲れモードで泣きたくなりましたが、あと二日働いたら休みです。あと二日間生き延びようと思いました。あと二日あと二日。


2010年03月26日(金) 優先

 仕事。勤務終了後から病棟会議がありました。指示で書記になりました。
主に、上の方が決めた方針とその方法を聞きました。最後に、パートの方が「私は夜の会議には出れないので勤務時間内でしてもらえたら…」と発言しました。責任者は「みんな何かの事情を抱えて働いているのだから何とか頑張って」と言い、その後お二人でやりとりがありました。発言した方は「皆さんはどう思いますか?」と私を含めた参加者に問いかけましたが、どなたも普段仕事中に口にしていることも何も言いませんでした。というよりも、発言出来ない雰囲気がありました。私は最初に発言した方に共感しましたが、今はまだ情報収集中ですし記録に集中していたので発言を控えました。
 家に着いたら21時になっていました。ご飯は適当。でも、先日貧血気味だと気付いてからは、レバーの甘辛煮を作って毎日食べているので、体のだるさはありません。体がだるいと仕事が出来ないのですが、今回はだるくなって3日目くらいで気付いたのでよかったと思っています。
4月から医療制度がまた変わるそうです。そのために、私達のフロアの医療点数付けがにもしわ寄せがくるそうです。責任者は「みんなしっかり勉強して」と言います。他にも新しく始まったことがあって、私は今でもスローペースなのに大丈夫かなぁと思います。私の心と体の健康と仕事。優先するのは何かなぁ?と自分に問います。


2010年03月25日(木) 結果

 休み。新聞で、5歳の男の子が虐待され死亡した事件の詳細を読みました。母親が虐待の理由を、夫との不仲から子どもの顔が夫に似ているという理由で虐待していたと語ったそうです。私が子どもの頃に母親から言われてきたことが約43年たった今も現実社会で行われていることに心が痛みました。
又、母親は自分のしていることを分かっていて、メディアで虐待防止の活動を見て、(打ち明ければ)自分も子どもも助けてもらえるかもしれないと感じた結果、児童相談所に連絡をしたそうです。私は人々の活動が役に立っていると思いました。その母親の気持ちを新聞で知ることも出来たので、「お父さんとお母さんが理解し合えずにいると子どもに被害が及ぶ」ということを社会に知らせてもらえたとも感じました。
私は、この出来事は特別なことではなく、過去の私がそうであって今も気づかないうちにそうすることがあるかもしれないように、多くの人はその人自身の心のストレスを力の小さいほうへ向けて開放していると思います。
私はさらに、お父さんとお母さんが子どもの親となる前・子ども時代に感じていたことを思い出し当時のことを見つめなおすといいと思います。私は今もその取り組みを続けています。その成果は、結果として感じることが出来ています。


2010年03月24日(水)

 仕事。朝、バスの中からスズメが田んぼに咲いた花をつついているのを見ました。「かわいいらしいなぁ」と思いつつ通り過ぎました。
仕事が始まり呼吸器を付けている女性の所へ行くと、女性が窓のほうを指さしました。見ると、ベランダの柵に1羽のヒヨドリが止まっていました。私は女性と、鳥のお目目はかわいいですねぇと語り合いました。
帰りに、バスの中からセキレイを見ました。長いしっぽをチョンチョンと地面に付けて、歩くように飛んでいました。顔までは見えませんでしたが、心の澄んだ大人の目は鳥のお目目に似ていると思いました。


2010年03月23日(火) ゆとり

 心にゆとりを持って仕事をしていると、患者さんの前にいてもアイデアが浮かんできます。意思の疎通が図れないと思っていた方はじゃんけん遊びが出来る方でした。ベッドサイドに立った時じゃんけんを思いつく余裕があってよかったと、後から思いました。呼吸器を付けた患者さんは話ができませんが、ほっぺがつやつやして唇はきれいなピンク色でした。そのことをご本人に伝えるとその方は笑顔になりました。


2010年03月20日(土) 心から

 仕事。30代の女性の同僚からプライベートな部分を尋ねられました。私は「お願いがあるのだけど、私があなたの質問に答えた後に、よかったねと言ってもらえる?」と言ってみました。理由は、私は3月1日に就職してからのち、この点について答えた後は100%「大変ね」と感想をいただいていたからです。
私は同僚の了解を得て「私はマルイチですョ」と言いました。同僚の不思議そうなお顔を見ながら「離婚は人生のマイナスと捉えられているけれど私は反対の考えを持っています」と付け加えると、同僚は「わかる」と言いました。彼女は離婚の計画を持っているそうです。
私は質問に答える形でアダルトチャイルドの自分を語りました。彼女は「自分もそうかもしれない」と言いました。
「子どもを引き取れなかったの?」「うん。離れる時は身を切られるような思いだったけれど、私の中には、心の勉強をして成長したら子ども達に会えるという小さな確信のようなものがあったの。ここに…」。そのとき、私の手は心があると思えるとこらへんに…。癒やしの作業をしてきてよかったと心から思いました。
「また結婚したいと思う?」「結婚という法則に価値を置いていませんが、自分の心を大切にしている人がいたら一緒に暮らしてもいいかなぁと思っています」「ふーん」。
 以前、「結婚し終わった…」と伝えて周囲に??を浮かんでいる中を退散したことがもありましたが、価値観が一致しているときは語り合うことができます。私は、結婚は人生で経験する多くの中の一つにすぎないと思うのです。


2010年03月19日(金) 適度

 私の職場は、毎週金曜日に朝礼があります。私は前回新人職員として自己紹介をしました。
同僚が今日「そのうちにスピーチが回ってくる」と言いました。私が「楽しみだなぁ」と言うと同僚が「えっ?楽しみなの?」と言いました。私は、その時間は病院の規則にとらわれずに語ることができると思うと楽しみなのです。
 午後、人工呼吸器の勉強会に参加しました。専門用語が並んだ資料はちんぷんかんぷん。私は言葉の意味を繰り返し質問することから始めつつ、業務に必要なことを拾ってメモをとりました。後で気付きましたが、体の仕組みをもっとよく知っていると、ちんぷんかんぷんの中身を理解しやすいと思います。夜勤に入るまでに少し勉強しておけばいいかな…。
今日も人数が少なく忙しかったけれど、その時々の会話でいい形を残すことができて、ちょうどいい加減で一日が終わりました。


2010年03月18日(木) 基準

 仕事。私の所属している療養科というフロアは医療処置をすると同時に病院の収入につながる点数付けが一般病棟よりも細かく義務付けられています。この形を丸め医療というそうです。でも、私はその他の業務で手いっぱいで点数付けにじっくり取り掛かる時間を作れないので、つい前日に習え方式を取って間違えるのです。(患者さんの容態は日内変動するので前日と違うことがあるのです)。加えて、私にとってその仕事は看護以外の分野のように感じているのでその説明を聞く時点で興味が持てていなかったのです。
けれど今日は、そのことを嫌がっている自分を受け入れたら、覚えておこうか…という気持ちになりました。間違えて注意されるのは楽しくないですし知っておいてもいいことなので仕事時間を利用して少し勉強してきました。
 帰りの電車。いつも一緒になるドクターから、発熱している患者さんに抗生物質を使わずに水分の点滴だけで3日間様子を見ていると聞きました。私がなぜ?と問うと「自分の力で治るのを待った方がいいから」と言いました。私は電車の中で小さく拍手をしました。
それから、私達はコスト重視の医療の世界はおかしいね…と話をしました。私は医療界の方にも、いつも心を基準にして看護師をしていると伝えます。


2010年03月17日(水)

 休日。某市立図書館の近くで本屋さんを経営されている女性から手記の注文に関する連絡を頂きました。某市立図書館で私の本を置いて頂けるそうです。公的な機関の方の目に留めていただけたことをうれしく思いました。その方は心の本が広まるための知恵を貸してくださったので、それをもとに動いてみようと思います。女性が経営していらっしゃる本屋さんにもチラシを置いて頂くことを承諾していただいたので、さっそくチラシを微調整しました。


2010年03月16日(火) 視野

 昨日は寝不足で仕事に出かけて疲れて今朝もまだ目覚めが悪かったので、今日は休みたいなぁと思いました。でも、もう少しで給料日なのでそれまでの出勤日数を数えて切り替えました。
昼休みは、通常1畳くらいの休憩室で他のメンバーと共に過ごすのですが、今日は屋上に出てみました。風が強くて少ししか居られませんでしたが、青い空が見えて気持ち良かったです。
午後からは急変した患者さんを救急病棟へ移すことをしました。患者さんが移動して空いたベットに、以前わたしのフロアで急変して他の階へ移動した患者さんが回復して戻ってきました。病院の中は同じ患者さんがグルグルまわっていて出口がないように思えましたが、帰る場所のない方には必要な場所ということも分かります。私達は病院で生活せずにすむ方法を探して生きることが大切です。
 一日を終えた時、昨日よりも体も心も楽でした。私はまだ吸収期間なので伝えられたことを全部してみるようにしていますが、少し慣れた視点から「この場所での方法に慣れれば出来ていくことだなぁ」と思えています。慣れた分だけ視野もプラスの判断力も活用できて楽しいです。


2010年03月12日(金) 動くこと

 昨日から二人の心友達が暮らすお宅へ泊りに行きました。場所は小牧市の端っこ。電車とバスを乗り継いで待ち合わせ場所に着き、迎えに来た心友の顔を見た時、まるで田舎へ帰ってきたような懐かしい気持ちになりました。それは生まれた場所へ戻ってきたような感覚でもありました。
三人でバトミントンをしました。心友のうち、一人はまだ少年なので、私は彼とゲームをする時どんなふうにしたらいいかなぁとイメージして、私が野球を習った時と同じ方法をしてみました。私が羽を早く低く返すと彼も早く返すようになったので、その方法でいいような気がしました。
夜は3人で川の字に並んで寝ました。布団や室温の都合上、私が真ん中でした。間もなくスヤスヤ寝息。目が開くと両側に女の子と男の子が寝ていて、そこで寝ていた自分が不思議でした。そして何とも言えないやさしい気持ちになりました。
私はいま引っ越しを考えているので、心友のお宅は通勤に便利かどうか確かめるために早起きをして出勤経路を歩いてみました。すると、今住んでいる家から通うよりも朝が早くなり時間がかかることがわかりました。動いてみてわかったことですが、住みたい場所の基準を決める材料になりました。
今日は他にもいろいろなことをしました。いろいろと楽しいです。


2010年03月11日(木) 二つの視点

 病院で働いていると高等看護師の資格を取ってもいいかなぁと思えてきます。長い将来のことを思えば2、3年という月日はあっという間のことだと思います。
けれど、母の仕事を持つことを思うと別の思いが浮かんできます。私は先に生まれたものとして、私たちの生きている世界は無限だということを伝えたいのです。私たちはどの国の人とも語りあえますし、世界中のどこでも暮らしていけるのです。
私がこれらのことを子ども達に伝えるのには、私自身がそのように生きるといいと思います。子どもは私の生き方を見て自らの人生を考える材料にするからです。
このように、母としての私の視点で捉えると、先に書いた高等看護師の資格は私にとって小さなものになっていくのです。
子ども達に伝えられたらと思っていることは他にもありますし、これからも浮かんでくるでしょう。人生を通して私を伝えることは、離れていてもできる仕事の一つでしょう。そして、プラスの思考で生きていたら何を選んでも大丈夫、というところはいつも同じです。



2010年03月09日(火) 文学

 朝の電車の中で『Emile』を読んでいます。その文章の一つ一つに女性が女性として心地よく生きられる法則が入っていて、まるで大学で何かの講義を受けているようですし、心に安らぎが広がります。
心地よさの中で仕事をはじめ、そのまま夕方を迎えています。


2010年03月08日(月) 楽しさ

 仕事。いつも就業終りの時間になると、日勤の仕事が残っていても周りのスタッフに「送迎バスだからもう帰っていいよ」に声をかけられます。私も定時で帰りたいのでその言葉に甘えていましたが、バスのために毎日仕事を変わってもらうことに抵抗がありました。それで今日は「私だけ特別というのはよくないと思うので、大丈夫です」と答えました。責任者は最初「じゃ、好きなだけ働いて」と言いました。けれどもその後私のところへきて「でも私の方が気になるからやっぱり帰って」と言いました。私はその言葉に安心して、帰宅することにしました。後ろで「走らなきゃ間に合わんよ」と声がしました。その声がさわやかに聞こえたのは私の戸惑いを伝えることが出来たからかもしれません。
 家に帰ってから、リカバリしたパソコンのデスクトップの背景に新聞取材の記事を載せました。見ているだけで楽しくなります。


2010年03月07日(日) 新しいこと

 昨日から二日間の連休を楽しみました。昨日は有志会があって心のことを語り合い、人生には私の知らないことがたくさんあると改めて感じました。新しいことをしようとする時、傷を抱えたままの思考が邪魔をすると、そのことをする前にやめようとするのでプラスを意識することが大切です。
私はもっといろいろなことをしてみたい。したいことがたくさんあって体が二つほしいくらいです。今日は部屋の中で英語を流していました。こちらも新しい世界のことです。楽しんでいます。
夜、本を買ってくださった方から電話がかかりました。その方は遠方にお住まいですが、心のことを勉強したいと言いました。私は癒やしの作業に使っている本のことをお伝えしました。


2010年03月06日(土) 働くということ

 心の成長度合いに比例して「世の中がもっと変われば」と切実に思います。私に何が出来るのかなぁと自分の能力を確かめたい気持も手伝って、毎日アンテナを回転させています。
私は今仕事をしています。仕事に全部をつぎ込んだり、つぎ込まされたりするとアンテナを張る余力がなくなります。一般に、人は大人になると働きますが、私達が生活の為だけに働いているのなら、その成長は小さく日常は平凡で、自分の中に無限の可能性があるということを知らずに、仕事で疲れた心をお金で癒やして修復して、働けなくなったら自分の命の価値がなくなったかのように老いていきます。今の人々はみなその状態で生きながらえているのだと思います。
私は、働くことの意味はもう少し違うところにあると思います。と言っても、私も今月から借金を返済できる生活のスタート地点に立ったばかりで出来ていることは少ないのですが、アンテナを張っていたらきっと私にも何かが出来ると思っています。実際に未来に向かった話題を見つけると嬉しくて明るい気持ちになります。
したいことがたくさんあって、それが点でもいいから社会の変化につながればいいと、切に思う今日この頃。


2010年03月05日(金) 明り

 就職5日目。午後2時半を過ぎるとパートのナース達が一斉に帰ってしまい、リーダーナースと就職して5日目の私だけになりました。リーダーナースはリーダーの仕事がありその他のいろんなことが私に回ってきました。申し送りを一度も聞いていない患者さんの処置をする。情報を探して電子カルテを広げるけれど、そもそもその情報は画面のどこにあるのかしら?と探している間にもコールが鳴って、なかなか行きたい所へ行きつきません。この体制はどういうこと〜?と疑問が湧きました。
送迎バスで会う医師の言葉を思い出しました。「ここは田舎で職員不足だから待遇はいいよ」。それはそうかもしれないけれど…。待遇が良くても無理をして働いていたらいずれ私も倒れてしまう。そしていつかベットの上でおむつを換えられる時間を待つだけの人になってしまうかもしれない。看護記録によると、ベットで寝ている人々はみな、倒れる直前まで何ら変わりない日常のことをしていたようなのです。私も今は手伝いをする側にいるけれど明日には反対の場所に居るかもしれません。私がもし脳梗塞になったら?
今の日本は倒れた人を手伝う人が居る社会があります。その受け皿を広げようと、出来る方が動いて下さっているそうです。それはいいことで必要なことだけれど、だけど倒れた人を手伝うことばかりでは倒れる人は減っていかないのだから、手伝っている人々も倒れていくかもしれませんしそんな方も実際にいると思います。これから、人が倒れないようにする仕組みを先に作れたら、今ある問題は半分くらいに減るかもしれないなぁ。社会が今までと反対の仕組みになればいいのになぁ。
…と思いつつ、就職5日目を終わりました。


2010年03月04日(木) 広がり

 昨晩は早くに寝たので、今朝は体が楽でした。新しい事をする時にはそのように優先順位を作ると楽なのですねぇ〜。
私は今研修期間なので、ナースから指導を受けています。時には伝えられる事が伝えて下さる方によって違うこともあります。片方ずつに確認すると双方が違う意見の方に遠慮されてうやむやになって、私はどうしたらいいのか分からないので、皆さんが揃っている席で責任者の方に「この事はどうしたらいいですか?」と確認して解決しました。不安なことも丁寧に確かめると楽になります。
今日は電子カルテの入力もしました。電子カルテはパソコンの台数に制限があったり起動が遅かったりすると時間がかかるというデメリットがありますが、私は鉛筆で書くよりも楽です。
指導ナースは「今日は60点だね」と言いました。私は他者から点数を付けられるなんてイヤだなぁ…と思いましたが新しい世界を知っているから大丈夫と切り替えました。私の使っている方法はもう10年以上も前のもので古いので新しい方法を知りたいです。
帰りの電車の中では、心のファシリテイターという言葉を思い浮かべて楽しみました。私はプラスが広がるように行動したい…。


2010年03月03日(水) 得る

 3日目。眠たいなぁ、体の疲れが取れていないなぁと朝のバスの中で独り言。でも、行きたくない理由を聞いてもらえなかったチャイルドを癒やしてすっきり出勤。
 仕事はさらに細かい事を聞きました。説明の言葉はよく聞いていると話が脱線していることが多いので、私は脱線に気付いた時は「それで、これはこういう事でいいですか?」と確認をしました。
明日から3部屋の10人の受け持ちナースをすることになりました。頂いた資料にはもう忘れてしまっている医学用語の省略語が並びました。丁寧に仕事をする為にはその人が持っている病気や薬の知識などを知っている必要があると気付くと同時に「看護師だったのだなぁ〜」と、アルバイト先でしていた仕事との違いと責任を感じました。家に帰ってから勉強をしました。得た知識の分だけ心の余裕も増えました。


2010年03月02日(火) 眺め

 二日目。昨日よりも少し状況が分かり、患者さんともゆっくり話が出来ました。
昼休み、ありがちなことですが、社会は人の噂話が多いです。私はプラスの会話が好きです。私も自分の事を尋ねられますが、今はどこまで伝えられるのかなぁと様子を見つつ、笑って終わりにすることもあります。
 夕方近くになってから、透析から帰ってきた患者さんが急変したので、普段終わっているはずの処置が終わっていませんでした。私はその処置に回りました。就業の終了時間になってしまい、送迎バスに間に合わないけれど仕方がないなぁと思っていたら、他のナースが交代してくれたので定時に帰ることが出来ました。でも、毎回特別に扱ってもらうのは難しそうなので、早く夜勤に入りたいと思いました。私は、業務を把握できた後は夜勤専属になるのです。
夜勤専属ナースの出勤は月に9回と決まっています。(9回と言っても日をまたぐので18日ですが)夜勤者はよほどの緊急の時以外残業はないはずなので、その日までは帰りが遅くなっても辛抱します。


2010年03月01日(月) 新しい世界

 初出勤1日目。病院最寄駅からの送迎バスが1本だけなので、余裕を持って2本早目の電車で行き、余裕を持って到着しました。
午前中は看護師長さんに連れられて病室を歩きあいさつをして回りました。
インドネシア人の看護職員が居ます。他の病棟にはフィリピンの方も居るそうで、外国人看護師の研修生さんのようです。インドネシアの女性と一緒に処置に回りました。外国の話などをして楽しかったです。
 帰りも送迎バスで駅まで行きました。帰りのバスも一本なのでそのバスに乗れるように急いで着替えました。行きと帰りが少し忙しいです…。


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