「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2009年10月31日(土) 移り変わり

 今夜、私は夜行バスに乗り子ども達の居る東京へ向かいます。約7年ぶりの再会なのです。行きつ戻りつの7年間、何度思いだし何度切り替え、新しい母として再会できるよう軌道修正してきたことでしょうか。一時はあきらめの思考が湧いた事もあったのに、私はその子ども達に会いに行くことが出来るようになりました。
この現実をタイムトンネルをくぐるかのように感じたり、してきたことの延長としてあると実感出来たり、そうしていながらもするということが出来ている私を見て、くすぐったさも湧いてきます。
誰とも分からない誰かにありがとうと言いたい気持ちも湧いてきます。そして私は私に「私を導いてくれたことに、ありがとう」と言います。
この現実は新しい世界の始まり。小さなターニングポイント。何度も見上げて願い続けた向こうの空へ行ってきます。


2009年10月30日(金) つながり

 遠方の方に本を郵送する場合の準備として振込口座というのを作りました。手続きの為に家と郵便局を3回往復しました。今までとは違うことをしている感覚を楽しみました。でも、この小さな動きの延長で心を基準にした会社が出来たら素敵だと思います。
 午後は新しい印刷機の設定を楽しんだり印刷物のノウハウを勉強したりしました。するということをしているといつも次につながります。あら?…私は次につながることをするということが持続出来ているみたい。
あ〜うれしい。


2009年10月29日(木) プリンター

 プリンターを購入することにしました。駅前から始まって北区や港区近辺を渡って歩き、最後は駅前のお店に戻りました。時間を使いましたが幾つか見て納得して買いたかったので心の満足がありました。
自転車でリュックに入れて持って帰ろうと思っていきましたが、スキャン機能が付いていると大きさもそれなりなのでした。ミカン箱くらいの大きさの箱を自転車の前かごに紐でくくることにしました。不安定な自転車と大きな箱を合わせるのにしばらく時間がかかりましたが、どうすれば安定するかなぁ?の中で楽しみました。夕方に行ったので自転車をこぐ頃には日が暮れていました。暗い道を、かごからはみ出た箱が通行する人々にあたらないように気をつけて走りました。クロネコヤマトのお兄さんのようで楽しめました。丁寧を意識して大切に使います。


2009年10月28日(水) 一こま風景

 留守電に、先日栄で私のチラシを受け取って下さった方からの伝言が入っていました。動いた結果の形の1つだと思って嬉しくなり、又どこかでチラシ配りをしたくなりました。例えば東京の新宿でチラシを配ったら新宿の方から連絡があるかも知れないのです。このようにして動いた分だけ世界へ広がっていくとしたら…面白いと思います。
そのチラシ作りに必要なプリンターがただいま故障中。今日は電気屋さん巡りをしましたが新品は私にとって結構なお値段なのですよねぇ。中古品は私の台所になっていた北区のリサイクルショップにもありませんでした。明日は港の電気屋さんへ行ってこようかなぁと思いつつ、本日自転車で3時間走ったので明日はゆっくりしたくなるかなぁとか…。することを優先して楽しんだ秋の一日。


2009年10月27日(火) 予想図

 姉から手紙が届きました。私は未来の青写真を浮かべて楽しみました。姉との未来は広がる可能性があり次のことをするブースターの1つになります。
 私は同じものを見てもその時の捉え方と動き方によってその後の展開も外に与える印象も変わります。
未来はプラスに広がる方がいいです。
 アイデンティティという言葉が浮かびました。アイデンティティとは「私の思う私と他者が見る私が時間的にも空間的にも同一であること」なのです。私の見る私は他者以前に私自身にとっても、私とは違う私になることがあります。私はまだアイデンティティが確立する途中の人なのですが、一致していると感じられるところもありますし毎日丁寧に生きているとやがてそれが確立した大人になれると思っています。


2009年10月26日(月) 細く長く

 本が出来てから10日間、「物を売るってどういうことかなぁ?」の中で思いつく方法を試しました。これまでの動きの中で感じたことは、人々に何かを買っていただくということは時間とその事を広めて歩くための資金が必要ですし、特に私の本は意識してこそ見ることが出来る心のことなのですから、コツコツと細く長く「自分を大切にして生きること」を語って、行動して、伝えていくのがいいのだろう、ということです。当初は、投資をして頂いた方に配当金というのをお渡しできるように、又は、私は他者にお借りしたお金で生活しているので早く返せるようにという考えも持っていましたが、この捉え方が大きくなると方向がずれていくとも思いましたので、少し横に置いておいてみることにしました。
 心のことを初めてすぐの頃「成長報酬」という言葉を聞いた時から、それは私の未来予想図の1つとして小さな形で残っています。これからは、私の成長に添って本が広がっていくと捉えることにしました。それが私の心の報酬・満足となり私の外へ広がっていくと思います。そして、それが叶うよう目の前の事を丁寧に、1つずつ進めることにします。


2009年10月25日(日) 1つ

 自分のことを1つずつしていると楽です。「1つずつすること」と「丁寧にすること」は同じだったのですねぇ。何度も聞きましたが何度も気付いて、気付いた時に修正していけばいいのです。
 私の思考も本来は1つずつなのかな?私の思考はいくつも浮かんできて、時には収拾が付かず何がしたいのか分からなくなることもあります。でも、本当に私が溢れてしまった時はそんな自分に気付かず動いていると思うので、こうして書いている私は整理が出来ている状態だろうと思います。
本来は、人の意識に上がるのは1つずつなのでしょう?私の気持ちも本来は1つずつ。私は無意識のうちに、浮かんだ思考の中で最も欲求の大きいことを行動に移しているように思います。そして今は、この気付きを文字に残したい私がパソコンのキーを打っています。


2009年10月24日(土)

 私のすることは何かなぁ?と未来を見ます。
目の前に出来たことの1つになる「本」があって、プラスの母1年生も出来るようになって、これから新しい世界が広がることも実感していて、それでもまだ未来に向かってすることがあるような気がします。心の一番奥にある安心を感じられるように、その場所へ向かいたい気持ちにも似ています。そして、そこへ行きつくためには今ある現実を丁寧に生きることだなぁと思います。
丁寧にしていると、してきたことを確認することが出来て安心して次へ進むことが出来ます。
自分を丁寧にしていると人々とも丁寧に語り合うことが出来ます。整理出来ている度合いによって支離滅裂になることもあります。後で気付いて「あら、ここはまだだった…。今度はもう少し整理できてから語ろう」と思います。
ということで、今日も楽しい一日でした。


2009年10月23日(金) 世界

 午前中に本の作業をしました。本は気持ちよく受け取って頂けるように、扱う時は一冊一冊を折れたり歪んだりするのが防げるよう丁寧に持ち、そーっと運んでいます。そして、いつでもきれいなものをお渡しできるように準備しています。持ち運びや保管はどうしておくのがいいかなぁ?と何度も練ります。本のことに限らず、丁寧に動きたいけれどその方法が解らないということもあります。社会の殆どの方はそうなのかもしれませんが、周囲にお手本を探しつつ「こんなことが出来るようになればいいなぁ〜」と思いながら生きているとそうなれるような気がします。
 夕方子どもの頃のことを思い出しました。それは、母がよく私と姉を比較して「姉ならそんなことはしない」と吐き捨てていた様子です。子どもの私はどうすればいいか分からないまま否定されて傷ついてばかり、という記憶でした。否定の環境の中ではその辛さから立ち上がるのにエネルギーを使います。当時勉強が出来なかったのも食べ物の味が解らなかったのも、その中で暮らしていたからです。否定はヒトの感覚を無くさせるということだと思います。けれども私は今では多くのことが出来るようになっています。私を含めた全ての人はどんな状況にあっても楽を探した分だけ楽になれます。それに自分を大切にしていたら他者をも大切に出来るのです。
 夜になって嬉しいことが3つありました。1つ目は先日約5年ぶりの友人にメールを出したところ、丁寧にご自身を振り返っていらっしゃる返事を頂いたことです。私は友人のメールを読んだ時「そうそう。これこれ」と思いました。本という形を持った私のすることは、単に本を売るのとは違っていて、心を語り合う延長に私の本を読んでいただければ…いうことなのです。人がご自分を見つめていらっしゃる姿は美しくていいです。私はいつも、心を語りあう世界に生きていたい。友人からのメールは心を通して動いたことが心を通して帰ってきたみたいと思いました。
2つ目はいつも心を語り合っている女性から届いたメールの文章が私の心に響いたことです。心育てを意識して生活していると心育てを意識している環境がさらに広がると思いました。それに、私は女性にも抵抗なく自分を語れるようになっているのだなぁと、嬉しくなりました。
3つ目は成長している自分に気付いたこと。3つのことは全て丁寧にしたことが形になったと思いました。私は私を信頼している時、世界中に一人でも楽しく生きていけます。この私を持続させることが出来ると、私のプラスの世界はもっと広がって楽しいと思いました。


2009年10月22日(木) ひとつずつ

 感情と思考を切り離すことを、まだまだ意識不足だと感じます。マイナスの感情はもちろんプラスの感情であっても、感情の中で動くと方向がずれていくのですよね。でも、間違えた所からプラスの発想をすると動けますし、私は今も成長途中で全ての事を心育てに利用できるのだから、それでいいのです。(…と本に書いていたなぁ〜)。
 夕方散歩へ行きました。今日は日が暮れても風が温くて気持ちいい。思うままに歩いているうちに、目先の事を置いて先の動きをし過ぎていたと気付きました。それに、社会の情報を得るのはいいことだけれど、一般社会の方法を真似ると気付かないうちに急ぎ足になりますしお金が基準になると思います。
私はもっと、プラスを丁寧にするということを練習することにしました。1つしたら、その次にすることを意識して生活します。
ということも、私の本に書いていたなぁ〜。私も自分の為に、もっと私の本を読もう。こんな自分に気付いてよかった…。あ〜うれしい。


2009年10月21日(水) 心で補い

 夜、電話が鳴りました。「もしもしお母さん?」「お母さんだよ」
6年半ぶりの電話の2回目です。会話が途切れた空間は静けさに耳を澄ませて楽しみました。
「そういえばねぇ」。
思いついたように語る声が届く瞬間、私は(何を聞けるのだろう?)とワクワクして、沈黙は話が広がる前の静けさだったと気付かされました。
私は今日、Joke の中に伝えたかった気持ちの1つを入れました。
「子どもはわがままでいいんだョ。みんなは今までの分も私にわがまま言う権利があるんだョ。例えば逆立ちしてとか、バック転してとか」
子どもは笑っていました。私はその笑い声を聞いて言葉を付け足したくなりました。
「それに、一緒に寝てとか。あれして、これして。学校に付いてきてとか、思いつく事を全部言っていいんだョ」。
昔、小さなあなたを無理に学校に行かせた私の補いのつもりです。伝えたあと心が軽くなりました。現実的には不可能なこともありますし子どもが望むかどうかも別にして、心から伝えられたことが次のステップになります。


2009年10月20日(火) 視野

 外に出たら、始めて聞くような鳥の鳴き声がした。見上げると電線の上にスズメよりも小さな鳥。しばらく見ていたらもう1羽、同じ種類と思える鳥が飛んできて最初の鳥から1メートルくらい離れた所に留まった。後から来た鳥はきれいな泣き声に誘われて飛んできたのかな?それとも、もともとお知り合いだったのかな?
鳥はしばらくすると2羽で一緒に飛んで行った。その姿のどれくらいか上空で、2羽よりも一回りくらい大きな鳥が2羽で飛んで行った。鳥達を仲むつまじく感じるのは二つの命が寄り添っていると思うからかな。
 私の方は人々に伝えたいことがあって、それをどのような形でしていこうかと思案している。それは「本を売る」という直接のこととは違う。本を売るということは、私のすること語ることの先についてくる。2日間チラシ配りをして気付いたことなので、あっているように思う。
駅前。街中。家の傍。…小学校。中学校。保育園。ボランティア…。
伝えるための材料は少しあるので、それをよりよく使える方法と場所を広い視野で探しているのです。


2009年10月19日(月) 5倍の視野

 午前中に栄へチラシ配布の仕事に行きました。でも平日の栄は人通りが少なく、道行く人は足早に通り過ぎてチラシはなかなか減りません。1時間くらい立って10枚くらいでした。
 ネットの中で、メンタルヘルスの掲示板に書き込みをしようと覗いてみましたが、私は人々の会話に入ろうという気持ちになれないのです。独りごとのスペースがあったので、そこにさりげなく宣伝をしました。
ホームページを検索エンジンにかけました。他にも出来ることを探してみると、オークション・フリマ―・ネット通販。幾つかの方法があるようですが、どの方法にもクレジットカードや手数料などの何かの条件が付いているので、何を選ぶか少し様子を見ることにしました。ネットの中をうろうろしているうちに「本を売る時は書く時の5倍の動き」と書いているHPを見つけました。少し納得…。そして、心を基準にして動きます。
 動いている自分を眺めます。今日も出来たことがあるのだから、これからも出来るようになることがあると思えています。


2009年10月18日(日) ドキドキのデビュー

 今日、数ヶ月前から面識のある男性に本の話をお伝えしたところ、その場で買って下さいました。昨日買っていただいた方も入れて4人目の方ですが、心のことを知らないのに買って下さったのは初めてなので、心のことが社会に広まったように感じて嬉しく思いました。
他に、NPO Gobamcanの理事のお一人で喫茶店を経営されている男性がその方のお店に本を 10 冊置いて下さいました。その男性も( Mamo はどんな人?)と確かめることをしなくても、すぐに本をまとめ買いして下さったので、始めは(こんなに簡単に売れてもいいの?)と思いましたが、後で、私を連れた心の父を信頼してそのようにして下さったのだと思いました。
カウンターに座っていた男性にチラシを受け取っていただきました。男性がチラシを読む間の沈黙。その間私は少し緊張しました。
男性が「 Mamo さん?」と尋ねてくれました。「はい。Mamo と呼んで下さい」。私とその男性は、最初は知らない人同士だったのに、私のことがその方に伝わったのです。なんだか不思議な感じでした。
 夕方は栄に出てチラシを配ってみました。「すみません。本の紹介なんですけど、一枚受け取ってもらえますか?」
にっこりして受け取ってくれる人・要らないと言う人・遠目に通り過ぎる人。いろいろな方が通り過ぎて行きました。私は受け取ってくれそうな人を探して声をかけました。最初は若い女の子が多かった。信号待ちで座った二人組の女性がにこにこしてくれたので「アダルトチルドレンって知っていますか?」と尋ねてみました。「知りません。初めて知りました」「そうですか。多重人格はご存知ですか?」「あ〜それは知っています」「あーよかった…。もしよかったら私の書いた本を読んで下さい」
受け取って下さった方の姿を追うと、皆さんは文章を読みながら歩いていました。その後ろ姿が励みになって30分くらいで持っていた10枚がなくなり、さらにもう一枚…と思っているうちに手元が軽くなってきて、日が暮れて文字が読めなくなる頃、残った5枚と満足をバッグに納めて終わりにしました。
 私から数メートル離れた場所でNGOの看板を持った女の子が人々に声をかけていました。私のしている事は外見には彼女達と同じなのですが、少し違うことをしていると思いたい私がいました。
私は街に立った時、通行する方々に一瞬でもいいから「あの子、何だろう?」と関心を持ってもらいたい。私のチラシは同じように配られるティッシュとは違うと気付いてもらいたい。
Tシャツに「複数人格優合中」とアップリケを付けて着ようかな?それとも「多重人格」のほうがすぐに伝わるの?など、いろいろなことが浮かびました。
それにしても私は、人々と区別されたいと思うのは何故?私は私の心の声を人々に読んでほしい。その為に今出来ることがこれだから、なのです。 
私は今、この新しい世界にドキドキもしています。予想外のことが起きた時には過敏に反応したりもします。新しい体験にドキドキするのは今は仕方のないことなので、先につながることを続けて動けている私の能力が積み重なったら、ドキドキも小さくなって、今よりももっと多くのことを瞬時に楽しめるようになると思っています。


2009年10月17日(土) 心と引き換え

 今日は誤字脱字の修正をお願いする用紙(誤字脱字の修正を読者の方にお願いすることになるのです)を作りました。まだ心の父と文章を選別する作業が残っているのですが、この用紙を本の中に挟んだら、その時こそ出来上がり。もう数日後にはそのようになり、本を代金と引き換えにすることが出来そうです。出来あがることへのワクワクと「そこへ向かってもう少しもう少し」と丁寧にすることを楽しんでいる自分を沁み込ませながら進めています。
私は「心の本」を愛しています。文章力は別にして、一般の書物に見られる一時の時期を経て人の目線から遠のくものとは違う存在でありたいなぁ〜なんて理想の世界を見て生きています。何より、ご自分を知りたい方や成長したいと望んでいる方、心を見て生きている方に目を通していただけるのでしたら、この上ない喜びです。その為に私がまず心を大切にして私の心に丁寧に生きること。
私は成長しようとされている方の語りを聞くのが好きです。今日は傾聴する事を楽しんでいる自分を見て、話したいばかりだった数年前の自分が懐かしくもありました。


2009年10月16日(金) ファシリテイト

 昨日完成した本が我が家に到着しました。その500冊はイメージしていたよりもこじんまりと部屋の隅に納まりました。感動が込み上げて、いつまでもそうしていたい気持ちになりました。
 今朝、子ども達に報告の手紙をポストへ入れました。でも、本当はそれよりも先にしたいことがあったのです。それは子ども達の父に彼女達と再会することのお知らせメールを出すこと。けれど文章を迷っているうちに子ども達の手紙の方が先に動いてしまいました。
私は元夫と、お互いの人生を語り合う関係とは違う世界に生きています。でも彼と私との間には子どもという共通の存在があるのです。その子ども達は彼と一緒に暮らしているのです。私が子ども達と会う時に彼にそのことを伝えるのは自然なこと。そして、子ども達にとってプラスに広がるように動きたい。彼が子ども達に、私からメールが届いた事をやさしい言葉で伝えたくなるように、私はやさしい言葉を使って彼にその事を伝えようとしています。
一般的には男女は依存しあうけれど、本来はお互いに持っているものを引き出しあうために存在するような気がします。男女に関わらず、同性、親子、異国籍、どんな環境にあっても人はプラスを引き出しあうために人と関わっているとも。こんなふうに思えるのは、今夜私の中の人が父親から傷付けられたチャイルドを癒やしたからかもしれません。私は心の傷を癒やした分だけプラスに動くことが出来ます。
ということで、元夫にメールを出すことも出来ました。


2009年10月15日(木) 栄養の元

 少しカロリーの高いものを作ろうと思いつつ冷凍庫を眺めていたらホワイトシチューを作ってみたくなり、ルーがないので買いに行こうとして思いついたのは「ソースも自分で作りましょう!」。ということで、電子レンジでホワイトソース作り。ネットのレシピを参考に。フムフム。小麦粉とバターをよく混ぜて、600Wのレンジで1分加熱して、取り出して混ぜたらもう一度1分加熱して。レシピの隅に「2回目はお皿が熱いから気を付けて」と書いてある。本当に熱いから気を付けて。私の家のレンジは500Wだから少し多めに加熱して、私の味覚をミックスして…。約10分後、出来た出来た…。とろ〜りホワイトソースが出来ちゃった。食材を炒めてソールを入れて…。お皿に盛った具だくさんシチュー。まるでホワイトシチューみたいでした。
先日は88円で売っていたサンマを3枚降ろしにして皮をはいでお酢につけて、締めサンマを作りました。魚の皮がきれいに禿げた時は感激しました。締めサンマもお刺身なのかなぁ?家でお刺身を作るなんて初めてだけれど、出来ちゃったのです。お店で並んでいるよりも形が崩れていたけれど、世界にたった一つの締めサンマだったのです。こうして料理を楽しんでいるうちに、栄養が体に回るでしょう。心を通過した楽しみ細胞が栄養を運ぶのです。


2009年10月14日(水) 眺め

 今日はWordで本紹介のページを作りました。この頃「私をアピールする方法」を探しているせいか顔写真を入れたくなりました。私は昔、自分の写真が嫌いだったのです。でも今は自分の顔が好きです。PRらしくなってきたファイルに「ねぇ、見て見てぇ〜」と人々に見てもらいたい気持ちが湧いてきました。幼稚園くらいの子どもが楽しく描いた絵を人々に見せて、出来た事を実感したくなるような気持ちかなぁ?今日はその“絵”を大人の私が飽きるまで眺めました。
 夕方には二人の子どもから手紙が届きました。写真が3枚。うち1つの背景に、見覚えのある子どもの絵が映っており、泣けてきました。涙が出たのは自然な感情だからいいのだけれど、その絵に悲しい思い出があった記憶はないのに泣いているのが不思議でした。人は常にあるものに対して何かの刺激を受けるのだから、別れた時のしまい込んだ悲しみの一部を又感じたのでしょうか。ちなみに2年近く前に子ども達から初めて手紙が届いたときにも泣きました。こちらは感激の涙。…私は言葉にできない感情を涙という形に変えているのですねぇ。涙を流すという行為は感情表現の一つで、今日の涙も私の気持ちのひとつだったのです。
 休憩時間に先日の有志会のテープ起こしをしています。人々の心の声は貴重です。物事の根底を見据え社会がよりよく変化するために残しておきたいと思います。起こした声をホームページに載せていれば、約7年前の私のようにどなたかの心に響くこともあるかもしれません。これからも心の事を語るスペースを作っていこうと永遠に続く未来を思い描いています。それは、私に出来ることのひとつ・私のしたいことのひとつ。


2009年10月13日(火) 目的

 家の近くの本屋さんを探検しました。世の中では携帯小説が流行っていて、その種類の本のコーナーが出来ていました。本の外観は殆どが淡いピンクや黄色などやさしい色合いのもの。内容は恋愛小説のようです。私は昔から小説というのに興味が湧きませんでしたが、書く人になった場合を意識して著者のあとがきを読んでみると、体験に基づいたものと書かれている方が多いように感じました。そのペンネームに話しかけました。「あなたはどんな理由で自分の体験を小説にしたの?」
隣に女の子が来て、本を持ってレジへ向かいました。その後姿に尋ねました。「あなたはどんな理由でその小説を読むの?」
 私は、本を書いたのは何故かな?私は約7年前家を出た時に、いつかは子ども達と会えるようにと目標をしてきたから。そして本が出来たの。子ども達とも語り合えるようになって、最初の目的地点には達したの。だから…。私は今から何をするのだろう?人々に私の本を知ってもらうという仕事はあるけれど、「売る」ということが主体とは違うのです。
 見方を変えるとこんなことが浮かびました。私は親に敷かれたレールから離れ新しい世界を生きるために本を作ったの。新しい世界は家を出た時から始まっていて、今もまだ途中経過なの。この新しい形はブースターのひとつ。本は売れた方がいいに決まっているけれど、したいことが他にもいくつかあって、本当に死ぬまでにしたいことは私の一番奥にあるの。心を通して本を売りたいの。私は今、その事に向かって毎日進んでいるの。プラスの毎日の延長で本が広がるようなアイデアが生まれてくるのです。


2009年10月12日(月) 未来

 昼前から外に出ました。本日もポカポカお日さまの行楽日和。私はスポーツセンターDEPOまで自転車の旅。私は今、冬に備えて防寒出来る服を物色しています。今日で3か所まで巡りました。いつかは買うその物を安いところ探しを楽しんでいるのですが、こうした経過を得てそれを買った日は通常の3倍くらいニコニコしているように思います。私は買い物も楽しめるようになっているみたい。
 夕飯にはお豆腐のハンバーグと青梗菜のスープを作りました。昼間は気温が高かったけれど夜になると家の中はひんやり。スープに片栗粉でとろみをつけて体の中から温めるようにしました。
適度に満たされたお腹で「明日は何が出来るかなぁ?」と浮かべました。この頃いろいろなアイデアが浮かび「あれもこれも、全部出来たらどんなにいいかな〜」と出来た自分を想像してワクワクしています。楽しい楽しい。本当に楽しい毎日。感じたままに動くとこんなにも楽しいのです。
 そして、ワクワクの日常にも考える材料はたくさんあるのです。その一つは子どもから届いた手紙でした。子どもはペンを持った時の喜怒哀楽をそのまま文字に残しています。私は時々、返事の言葉に迷うことがあります。子ども達と再会した後はこのようなことが私の生活の中に入って来ると思います。やさしいだけのお母さんでよいのなら今すぐにも出来る。でもそれでは私が苦しいと思うのです。子どもからの手紙は「私はどうするの?」を練る機会だなぁと思いました。私は子どもの心に共感することは大切。けれど感情に巻き込まれていては過去と同じになると思うのです。
そして、私に出来ることは私の心に丁寧に向き合うこと。よりシンプルに未来につながる言葉で伝えること。自然な私に寄り添って、未来に向かった伝え方を練習します。名付けて「未来語の練習」。


2009年10月11日(日) 心で料理

 結婚していた頃は家族の為や特別な何かの為に工夫を凝らしていた料理。独身になってからも食事は作っていたけれど、作っている時も食べている時もどこか他人事のようだった。一人の食事の時間、私は時々ロボットになった。
「自分の為に料理を作ったことがなかった」と気付いたのは2ヶ月くらい前。おいしいという感覚から遠くに居て「体のため」とか「食べなきゃいけない」と無意識のうちに言い聞かせて食べていた。時期を逃して痛んだものも我慢して食べるものだと思っていて、我慢している自分が不思議だった。
我慢の元は子どもの頃カビの生えたものを食べさせられていたからだと気付いたことがきっかけになった。
萎れて小さくなった野菜を見て「これを使えば節約になる」と、節約出来る楽しみに変った。「料理なんてしたことがないよ。塩と砂糖で料理が出来るの?」と思っていたのに、全く不思議なことだけれど「こういうことしたことがあるような気がする」と思えてきた。台所に立つとワクワクした。
最近は舌先に意識を持っていくと「この食材とこれが合いそう」とアイデアが浮かんでくる。視線の先にレシピを研究している人が浮かぶ。あの方達はこうして新しい料理を開拓してきたみたい。そしてそれは私にも出来ることだったのだなぁ〜なんて。楽しんでいるうちに出来ていくことの不思議さが楽しい。持って生まれた味覚を大切にすると別の世界を知ることが出来る、ということの証。
 今日は夕食に玉ねぎとウィンナーと卵のチャーハンを作った。副菜はヤマトイモの酢合えと大根の皮の甘辛煮。食べながら、明日の予定を浮かべて楽しむ。「生きているんだなぁ」としみじみ思う。きっと、私の感じたことをそのまましているから。
楽しく生きるための楽しい食事。ここにも独りで生きることの楽しみ。私はいつも「楽しみ」というお風呂に浸かっているみたい。


2009年10月10日(土) 不思議

 今日は枇杷島方面庄内川沿いをサイクリングしました。途中で休憩しました。すると美しい鳥の鳴き声が。見上げると、あるのは一面の空。鳥は今こそ私の真上に居ると思わせるように澄んだ声で泣き続けているのに私は鳥の姿を探せません。少し向こうには蝶のカップル。2匹の蝶はまるで吹く風のじゅうたんの上に居るかのようにダンスをしていました。地面には土色のバッタが「その先に何があるの?」と追いかけたくなる早さで飛んで行きました。自然は心惹かれる不思議がいっぱいで時間はあっという間に過ぎました。
自転車をこぎ始めるとアスファルトの行く先々に、ある物体。そう、殿様バッタなのです。出会うたびに自転車を止めて捕まえようとしましたが、近寄ることすら難しい〜。それに、その飛行距離の長いこと…。けれども最後に見たバッタさんは強風にあおられて前に進んでいませんでした。バッタの王様も自然の風にはかなわなかった。けれどバッタは怒りません。いつも自然に生きているのです。
 午後はサンプル本を読みました。私の本は不思議な本です。
一人一人の人格のページは「この子こんなに苦しんでいて、いったいどうなっちゃうんだろう?」とハラハラするのに、最後は楽になって安心して過ごしています。その安心が私の心に伝わって私も安心するのです。不思議な本だなぁ〜。


2009年10月09日(金)

 私今、一人暮らししているんだ…なんて、今までも同じだったのに改めて感じている。独りで過ごすっていいな〜。
 今日は外に出てサンプル本を読みました。ミスの数が昨日よりも5個くらい増えました。たぶんまだ増えると思います。でも、落ち着いた今だからこそ見つけたような感覚もしています。
読んでいるうちに新しいアイデアが浮かんできて、そちらをしたくなったので家に戻りました。それから、ホームページにカウンターを入れようとあれこれ試しました。でも今日のところはWeb上にUPせず様子見で終わり。
一番最初のホームページを見ていたら、隠れていた掲示板を見つけました。2008年にまとめ作業を初めた当初、毎日のように隠れ掲示板を見つけて慌てて大変な思いをしていたなぁと懐かしく思いました。それから、いつ見つけてもいいのだけれど今見つけてよかった…と。
 夕方5時ごろから散歩に出たら、あっという間に暗くなりました。時は流れて季節はもう冬。


2009年10月08日(木) Mamo の一日

 今日は午前中にパソコンがおかしな動きになって、解決した時にはメールボックスのメールが全部なくなっていました。すっきりした受信箱を少しうらめしく眺めて、Why?Why?原因不明。なくなったものは仕方がないので原稿が終わってて良かったなぁと思いました。
遅めの昼ご飯を食べて夕方まで名刺作り。出来たと思ったらパソコンさんが「問題が発生したのでソフトを閉じます」と言って、上書きせずに閉じてしまいました。そんなぁ〜。Why?Why?消えてしまったものは仕方がないので「今のは練習だったのよねぇ」と1回目よりも手なれた体制でもう一度作りましたが、今度は印刷がどうしてもうまくいきません。Why?Why?出来ないものは仕方がないのでプリンター会社に問い合わせることにしました。アクシデントに時間を使った一日でしたが1つずつしていくと何かが出来ていくので面白かった。
 体重を測ってみるとまた痩せていました。体重計さん間違えてるよと思いたくなる数値。Why?Why?動かずに間食をしているのに痩せちゃうなんて、食べる量が足りないということかしら?そういえば、私は一度にたくさん食べることが出来ないように思います。たぶん胃が小さいのだと思います。
気温が下がってきて寒さ対策が必要な季節になってきたのでもう少しお肉を付けることにしました。ということでお肉と油を使った料理を作って、食欲を手伝ってもらえるようビールを飲みました。私はちょっと酔っぱらった自分のすることが面白くて好きです。ほろ酔いのお目目でスーパーの広告を見て「しまった!今日はサンマが80円だったのに…」と思いました。でも、きっと又安い日があるのだからいいのです。いつもマイペース Mamo の一日でした。


2009年10月07日(水) サンプル本

 サンプル本が出来ました。
 中を見ると、見た目の改良を加えたこともあって前回の本よりも落ち着いているように感じました。その文章の方は、既に幾つかの脱字を見つけましたが丁寧にした結果のことだと捉えました。読んで頂く方々には訂正の紙を入れさせていただくことになると思います。
したいことがある。そのことに近づいていることにワクワクしています。


2009年10月06日(火) 楽しみ

 この頃節約出来る買い物を工夫して楽しんでいます。その方法の1つは広告を見て安いものを1品だけでもそのお店に買いに行くことです。スーパーによっては時間制限をしているところがあるので、違う時間帯に売っているものを買うために1日に2回同じお店へ行くこともあります。数件のスーパーのチラシを見ると価格戦争のようですし、店内を歩けばそれなりに安いものが目につきます。以前は「安いから買っておこう」と手を伸ばすことがありましたが、最近は次の安い時に買う先送りと一つだけを買ってくる面白さも楽しんでいます。節約も先送りも楽しいのです。


2009年10月05日(月) 風に吹かれて

 新しいことを楽しく進めているうちに少しずつアイデアが浮かんで、その事を進めているうちに次のアイデアが浮かんで、そんな一日を終えて「少し落ち着いたなぁ」と感じた日。楽しんでいる自分を見ているのがまた楽しい。人生は楽しみでいっぱいで、こんなふうに感じる私は「私と私が一緒になった」なんていうことも感じているのです。この感覚を持ったときは心から安心するのです。この安心が私をさらに未来に導くの。安心という風に吹かれて軽く飛んでいくみたい。


2009年10月03日(土) 対峙

 今日は有志会。私は日々の気付きと出版に関する先の予定のようなことを語りました。
実は、まとめ作業は紆余曲折の中で日々が過ぎ、今もまだその雲の中に入ったり出たりしながら、新しい世界への好奇心に導かれるように先を見ることが出来ています。そのために、気付いた方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、本の話をするとき人格が変わってしまいました。でも、その人格が語っていたことは、私が日を置いて語ることのような気もするので適材適所を実感しました。
 私にはまだ人格が残っています。話は変わりますが、離婚前の時期、ある人格が元夫と自分の関係を見て「私が受け入れられて嬉しくても他の人が苦しんでいる。それを見ていたら私も苦しい」と言ったことがあります。私は数ヶ月前から、人格が出てくるたびにこの言葉を思い出すようになりました。私は、私を後ろへ引っ張る人格は要らないと思っています。けれども私に条件を付けたら私は苦しいのです。いろいろと試す中で気付いたのは「私に寄り添う」ということでした。そして、これらの事は私が自分と対峙し心の傷を癒やしつつ楽しみを探せる私を生きるうちに自然に解決されること、とも感じました。
新しい体験が私を導いてくれると思っています。そうしているうちに私も私自身のこととして本のことを語れるようになるのでしょう。
ということで、これからも私の感じていることに心を傾けて私に寄り添う Mamo を生きます。


2009年10月02日(金) 体験

 昨日と今日の二日間、「間を持つ感覚」を楽しみました。例えば他者にメールを送る時、書いたメールを一晩置いている間に「私の書いたことが元で何が広がるかなぁ?」と想像してワクワクしました。今朝はそんな経過を経てワクワクしながらメールを送りました。届いた返信を、他者と私の間に境界線を引いて眺めてみると、人は皆自身の心の一部を言葉や文章にしているのだなぁと改めて思いました。
私の心は1分1秒変化しているのですから、一日の内に感じたことを1回ごとに表現しようとしたら幾つの単語が何回並ぶことかな?その中からやさしさにつながる言葉を選んで表現していたら、そしてその動きもいつかはプラスの形になると捉えると、その自分を持続させたくなります。そして、毎秒変化する私と対峙することが私をよりやさしい大人へ導くと、自身の体験を通して感じています。


2009年10月01日(木) 完成

 午後3時半。「もういいよ。書きたいこと全部入れた」。一番最後に綴ったのは好奇心に導かれて始めた野球のことでした。
1時間後、会社に原稿を届けました。校正作業は一応終わりなので、これで本当に「出・来・た」になると思います。
印刷のし直しを決めてから今日までの2週間は心の面でも文章の面でも貴重な時間でした。間違いは少ない方がいいけれど、今回の事ではお金をかけた分だけ成長できたと思えています。
 一息付いて「何をしてきたのかなぁ?」と、この1年8カ月を思いました。ただひたすら作業をしてきたけれど…。そう。私はベトナムでまとめ作業をしてきて、帰国してからも続けてきて、そしてついにその成果が形になって、もうすぐ我が家へやってくる。
そう思うと、まるで部屋中の全てのものが、目に見えない空気さえも私の気持ちに共感しているかのように思え、体の真ん中を開いて喜びをそのまま取り入れたくなりました。
来週にはサンプル本のチェック作業の仕事があるというのに、すでに充実感の中に居る Mamo でした。


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