「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2007年10月31日(水) いろいろなこと

 朝一番、院長から昨日話をしたことを調べなおしたプリントを頂きました。内容は昨晩私の調べたものと同じでした。
 就職してから何かを感じている私。その何かが何か、分かりました。それは不思議さ。院長の動きの軽さ、不思議なのです。
 そして、伝えられた自分がよかった。ほんとうに、出来たねぇ。

 仕事は、今日はあたらしい事を覚える日。医療事務の女の子の後ろをついて歩いて歩きました。よくよく聞いてしていたら、大半が医療事務の仕事のような気がしてきました。でもここからがこうだと線引きが出来にくいもののようにも感じます。それに今は吸収期間ですから、もう少し観察するのです。
 途中で連絡が行き届かず人が居るべきはずの場所に誰も居なくなり、お叱りモードになりました。言われた通りに動いていたのだけどなぁ。気をつけられる分だけ気をつけましょう。何しろ学んでいる途中ですから。そして必要なときには復唱して、いつも自分で居られるよう環境を整えましょう。

 それから、今日は給料日。ニコニコ顔で銀行へ行きました。通帳に載った金額は失業保険をもらうよりも多かった。やったネ…。
 金額より何よりも、楽しみを持っていけた自分に、やったネ。


2007年10月30日(火) 知りたい・とき

 疑問を感じた仕事内容に関して院長に質問をしました。院長はあとから、私の質問を問題定義として取り上げ、数人の職員と一緒に、提示した内容の続きの話をしました。院長は、このことは私たち看護師に選択肢があると言いました。私は私の戸惑いを全体の問題として取り上げていただけたことと、選択肢が私たちにあると知ったことに安心しました。途中で反対意見に巻き込まれて結論を急ぎすぎたので逆戻りになったのですが、尋ねられたことがよかったです。
 
 あとで法律を調べてみたら、私の持った疑問に関する法律は平成14年に許可されていました。14年といえば5年前。5年も昔に自分がどこで働いていたかを探し出すことはしないけれど、私は自分に必要な社会の変化を知らずに、そのことを当たり前としてきたようです。
 でも、今回はこのことに疑問を持ち医師に尋ね、自分で確かめてみたことで社会を知ることが出来たのだから、今を生きる私の小さな力となればいいです。動いて始めて分かることがたくさんあるのですから。
 
 病院では他にもいくつか質問をしました。別の看護師さんも質問をして、派遣の看護師さんも「今度質問を持ってこよう」と言って帰って行きました。みんなの知りたいが集まっているように感じて嬉しかった。そして、昨日より又少し自分と社会・人々が近づいたような気がしました。
 夕診で、若い看護師さんから「菅野さんなら、勉強会が毎週あってもよさそう」と言われました。むむ?毎週勉強会をするという決まりが出来たら、プライベートの時間が無くなるではありませんか。ちょっと焦りました。
「え〜っ、そんなのは嫌だョ。知りたいときが学べるときだもん」
「そっか。その気のない時に言われても右から左だね。そうだよね。」
 病院で、こんな話が出来るとは思わなかったから面白かったです。

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2007年10月28日(日) ふにゃふにゃ・プシュッ

 夜、相生山公園の近くに星を見に行きました。カシオペアが光ってた。というより、カシオペアが一番よく分かった。めずらしく、オリオン座が見つけられなかったので、家に帰って、今度はベランダから空を眺めました。
 ベランダの柵に後頭部を乗っけて上を向き、双眼鏡から月を見て、それから金星。見えているこの星の光は何億年も前のもののはず。不思議な世界。宇宙は広いです。宇宙の規模からすると、地球はちっぽけな置きものみたい。そして人間はゴマ粒のようです。ゴマ粒が服を着て歩いてる。(時々転びます)…面白い。もっともっと広い視野で世の中を見るようにしよう。

 この頃の自分の動きから、まだまだ過去のものを持って、自分をNOにしていることがあると気付きました。気が付いた時にさっと降ろして、あたらしい事を経験させてあげたい。そして、意図的にそのものを降ろして動こうとする私も居ました。そうしたら、楽しかった。
そっか。この、サクッがいいみたい。うんうん。

 夜には、楽しい職場の中にあるいくつかのマイナスを抱えたままの自分を迎えに行きました。見えなくしているのは自分なのだなぁとしみじみ感じます。そして、怯えた自分を迎えに行ってあげられたときには、心から嬉しい。感じたものをそのままOKにしてあげたら、心の底から自由です。いいとか悪いとかではなくて、私がそのまま、そこに生きている。

MamoちゃんはMamoちゃんを、もっともっと大切にします。
純粋素直なMamoちゃん。感じるままに動いていいからね。

やさしさと愛は同じところにある。
どうしてこんなに開放されるんだろう。ふにゃふにゃっ・プシュッって感じ。





2007年10月26日(金) つぶやき

 今日は雨で患者さんも少し。こんな日もあっていいのです。
 派遣の看護師さんは時々しか来ないので、患者さんのことや物品のおき場所などを私たちに尋ねて、それからすみませんと言います。
 今日は私が「そんなに謝ったらもったいないよぉ〜」と言ったら、「えーっ、じゃ、ありがとう」と返してくれました。嬉しかったので、「それいい・いい。こちらこそありがと〜」と言いました。
 そのあと、リハビリ室に物品を頂きに行く用事がありました。男の子ばかりが5人くらい集まっていて、皆が私を見ました。一斉に見られて少しどっきり。それから、大丈夫だよと自分に言って、おしまい。ニコニコしている私が居ました。
 午後も患者さんが少なかったせいか、小さなところで笑いがこぼれました。というより、笑いすぎて遊んでいるみたいでした。
 帰りのロッカールームで看護師さんが、今日は笑いの中で仕事が終わったと言いました。そこでもう一回、面白かったねぇと言ってさようならをしました。



 休み時間、今日は雨なので家で本を読みました。昨晩から、一昨日の嬉しい出来事を利用して心の傷を癒やそうとしていたらいつの間にか嵌っていて、その原因を探ったら、その日以前の覚えのある場所に行き着きました。気が付いてよかった。
 その出来事をもう一度整理していたら、その時出来ていた自分に出会いました。私は私を生きてた。そして出来ている自分が見えなくなるような自分が居たのだなぁと。
 偶然にも外は雨で、家には私独り。しんとした静けさの中で自分を見ていて、自分が世間とは全く違う世界に居るような気がしました。
 今は仕事も趣味も楽しい。職場で笑っている私は新鮮です。そして、ゆるやかに流れる空気の中で自分を見つめる時間を持ちたいと願う自分に安心しました。いつも自分を意識していられたら、まだまだ自由に楽しめる。そんな気がします。ルソーの言うように、砂漠の中を散らばって生きる私になりたいです。

 ふと、自分が歩いてきた道をいつも覚えていたい気持ちになり、壁にひとつ貼り紙をしました。
2007年10月20日、私の思考が変わらなかった日。MamoちゃんがMamoちゃんを生きた日。
今を生きる私の中の、大切な日です。


2007年10月24日(水) やわらかさ

 今日も静かに仕事。若い看護婦さんから、「菅野さんは平和ですねぇ」と言われます。小さなことに感動しているからのようです。だって面白いんだもん。そしていつも、自分を大切にして心を語ります。

 昨日、ちょっぴり嬉しいことがありました。嬉しかったというよりも、心地よかった。心にそっと、残しておきたい空間。

やわらかい羽毛布団に包まれているみたいです。


2007年10月23日(火) やさしさの中で

 派遣の看護婦さんが来て、話をしながら、自分のペースでいいんだなぁとしみじみ。いろんなところで働いてきたの?と尋ねられて、「今までしたいことはだいたいしてきたよ」と答えました。そういえば、名古屋へ来てからはほんとうに、したいことをしてきた私なのです。どこが楽しかったの?と聞かれて、保育園と答えました。知りたい気持ちがたっぷりの子どもが集まる場所でした。そして私も、生まれたままの純粋な心を持ったMamoちゃんなのですから。
 ヴェトナムから帰ってきて落ち着いたら、もう一度保育園という場所で働けるといいなぁ。


 時は流れて、自分は今を生きています。
楽しいことはたくさんあって、現実を遊んでいるように感じます。
でも、大変なことがあった場所・空間をイメージすると、息が苦しくなる。
その一瞬は、思い出したくない出来事と行きたくない場所として私の心にインプットされたまま。

ふと、私が彼女を迎えに行ってあげなければという気持ちになって、その場所に行きました。

びっくりして息が止まったその時の自分に、「大変だったね。びっくりしたね」って。
そして、「大丈夫だよ」って。

こんな自分に心から安心しました。そして今は、やさしい喜びを感じています。


2007年10月22日(月) Mamoりんの地図

 今日は外傷の患者さんが数人来て、小さなOPもあり、忙しかった。
忙しいとき、心を忘れたでしょうか、忘れました。処置をこなすのに一生懸命になりました。途中で、集中力がない自分に気が付き、疲れているのが分かりました。でも、カルテはデスクの上で重なっていて、看護師さんと、「目が回るね」とつぶやきました。そのあと又外傷の急患さんがきました。ひどい怪我。今度は疲れたという言葉は浮かびませんでした。私は痛い人大変な人を手伝うためにそこにいるのだからネ。
 昼休み。運動の予定はなかったので、バイクで有松駅の近くまで行きました。抜け道を通って30分。桶狭間の辺りに池が二つあって、アオサギが居ました。バイクを止めてのんびりしたくなりましたが、仕事がありますからね。それにしてもアオサギさんはいつも大きくて、凛として見えます。
 
 夕診でも、外傷の患者さんが来ました。痛そうだった。患者さんは「急いでたから」と言いました。みなさん慌てないでいいよ。ゆっくり歩いて大丈夫だョ。

 夕方の診察が終わって、休憩室で医療事務の女の子3人と一緒にモナカを食べた。20 歳代の女の子達と一緒にのんびり座ってる自分が面白かった。感じたままに生きていたら、いろんなものに興味がわく。何をしていても楽しいのです。

 夜は、話題の DVD を見ながら白衣のすそ上げをしました。ゆったりのんびりの時間でした。
 たいていのことは、それまでの自分の歩き方でその先が決まってくるのではないかと思える。だから、今起きていることは全て自然の流れでしょう。私は今、自分の地図を自分で作っています。私はより多くの事を体験しそれを基にして、地図を広げて生きたい。動くということ・してみるということは大切なのです。
ね、Mamoちゃん。


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2007年10月20日(土) MamoちゃんをMamoるということ。

 午前中・仕事をしました。そうしたら…。
私は今日始めて、楽しく働く私をじっくりと眺めたのです。嬉しそうに楽しそうに薬を詰める私は、鏡に映っていないけれど瞳は喜んでいました。体の真ん中からワクワクしていました。嬉しかった。 この頃はいろんな気付きがあって面白いです。
 ちなみに今日は給料の締め日。就職してから皆勤したので、皆勤手当が付くのです。こんな小さなことが、ヴェトナム行きを目標にする私の励みになっています。そして、毎日楽しくて一度も休みたいと思わなかった自分に感心しています。
成長したねぇ。Mamoちゃん…。うん。
 
 それから、心臓が飛び出そうになるくらいに大変な出来事もありました。爆弾が体の中に落ちてきて、体中が針のようにとげとげになり、爆弾が落ちてきたことを伝えずにはいられなかった。ただし、その時は涙が出てしまったから、怒りはすぐに、悲しみに変わってた。
 泣いたら、ほんとうの気持ちが分からなくなる。ほんとうだったなぁと実感しています。
 それから、こんな時の私は他者の言葉と自分の気持ちが混合しやすい。私の気持ちの感じたままを感じるよう、意図的に意識してあげることが大切だなぁ。あとで、自分を守ってあげられたのだと気が付きました。
MamoちゃんがMamoちゃんをMamoってあげられた。とりあえず、よかったね。

 育成会には、この3日間の嬉しい気付きを持って参加しました。

 一日の中で残念なことがあったときには、心残りが消えていくように何処かでやり直しをしたいと願う。それが、自分を守ることにつながっていくから。だから、いつもそこからでいいのだね。

そして、今を生きようね。Mamoちゃん。


2007年10月19日(金) やっぱり風船・ふわわ

 職場で皆で集まっているとき、ただ静かに、何をも語らずそこにいると、おもしろいです。人々の中に居る自分を後ろから見ている感じでした。いつも自分を見ているって、こういうことかな。
 その私に、毎日の運動のことを尋ねる若い看護婦さんが居ました。他にどんなことをしているの?と尋ねられたので、心の傷を癒やしているョと語りました。少しだけ語る自分も面白かった。
 

 昨日の夜、私の中から過去の傷に対する怒りが噴出してきました。少しの間、恐かった。そしてどうすればいいのか分かりませんでした。
 でも、小さな私も、自分を侵害された時には怒ってよかった。私が私を認めてあげたら、怒りは小さな形で表現することができる。そして怒りの表現の仕方はいろいろあるのです。
 そして、名古屋へ来てからの自分をよく思い起こしてみたら、私は今日までの間にも、時にはいくつかの方法で自分に沸いた怒りを表現した経験を持っていたのではないかと思えました。自分を伝えることが、出来ていたみたい。
出来てた出来てた。うんうん。こんな私はちょっぴり面白い…。


 こんなことを考えていたら、体から力が抜けてきました。
いいんだいいんだ。これでいいんだ。大丈夫。怒っても大丈夫。
その前に、感じたままに生きて、大丈夫だったんだ。
生きてきてよかった。生きてこれてよかった。

感じたままに生きていると、いつも楽しくてやさしいね。
やっぱり、風船みたいにふわふわがきもちいい。


2007年10月18日(木) 探求

 今日は、何年も前から知りたいと思っていた、自分のしている診療介助のことを院長に質問してみました。知りたかったことが分かったことと、自分がそのように介助する理由が分かって面白かった。
 それと、尋ねた自分に、あとからドキドキしていたので、こんなに小さなことにドキドキが発生したのはなぜだろうを見ていたら、こっちもおもしろかったです。

 今を生きるということ
心の傷を垣間見て、そのことをもっと知りたいからと言って今のことを忘れていたら違ってくる。時は流れていて、私は今、生きてる。今を楽しんでいれば分かってくることもあるのですね。

 私は私でいいのだなぁ。もっともっと、感じたままでいいのだなぁ。


2007年10月16日(火) うれしかったこと

 今日も自由な私。何が自由だったかというと、小さなことひとつひとつに笑ったり焦ったりしながら楽しく働くことができたのです。自由に仕事をするなんて始めてのような感覚です。

 注射の時、液が血管の中に入りにくい薬液があって、今日は注射の方法を変えてみたらすごく楽に出来て、あんまり楽だったので感心しました。
 同時に、今まで人の体に針を刺すという行為に大きなエネルギーを使っていた自分にも気が付きました。
 この気付きが嬉しかった。それで、「私ねぇ、注射のときすごくストレスがかかってたみたい。今日始めて気が付いたよ」と看護婦さんに話しました。

 ほんとうに、私はいったい何に縛られていたんだろうと思う。
 看護婦に戻ってよかった。まだまだたくさんの、大切なことに気が付ける予感がしています。


2007年10月15日(月) 大切なわたしへ

 今日の私の頭には、昨日の男の子の動きが残っていました。そして私は自由。これでいいんだなぁと、自分を楽しんでいました。
 午後から派遣の看護師さんが来て、患者さんも少なかったので派遣会社の話をしました。仕事を仕事と割り切って働くことがいいのです。
 院長さんが、院内の医療物品を注文するのに、通販雑誌を見て看護師さんの意見を聞いていました。マスクを選んでいるとき、看護婦さんが「ピンク色なんてどうですか?」とちょっと遠慮がちに言ったら、「そう?じゃピンクにしよっか」と言って、ピンク色を注文することになりました。看護婦さんは喜んでいました。やっぱり、今までで一番医師との距離が近い職場です。

 夜、静かに本読みをしました。子どもの頃の動きの一つ一つにいつも、その時の心の苦しさが入っていたのだなぁ。今ではどうしてそんなことをと思うことも、そのときの私にはそんな風にしか出来なかったのだから。
 そして私は、ずっと前から、そんな自分を救ってあげたかった。だから、ごめんねごめんねって。
それから、自分を救ってあげることが出来てよかったねよかったねと言いました。

 生きてきてよかった。もしも今、私の傍に小さな女の子が現れたら、私はかけがえのないその子の体や心のことを、その子に分かるように話して聞かせ、その子をそっと抱きしめます。

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2007年10月14日(日) 感じるままに

 釣りに行きました。でも今日は小さい赤ちゃんのハゼが一匹だけ。お魚さんもあまり居なかったのではないかなぁ〜。
 途中で飽きたので、しじみを採りに行ってみたら、手を入れたすぐそこに、アサリくらいの大きさの特大のシジミがいるではありませんか。びっくりしました。
 そばで、男の子が偶然出会った少年グループと一緒に遊んでいました。「あの子がこの子が」と言って、名前なんて分からないまま、それでも遊んでる。就職したばかりの職場に居る自分の姿と重なりました。
 どこでも誰とでも、楽しむ心があれば友達になって遊べる。やっぱりこれでいい。これでいいんだなぁ。

 釣ってきたハゼを煮たら、今までで一番上手においしく、つややかに出来ました。数が少ないから何も考えずにシンプルに煮ただけなのに…。
やっぱりシンプルがいいのだなぁ。ハゼのシンプル煮。



 


2007年10月12日(金) 紙一重

 就職4日目。3日目の昨日から、もう私にマンツーマンで教えてくれる人は居ません。すでにナースの一要員になってしまい、大丈夫なのかと少し不安になりました。それに、間違えたときのお叱りは恐いです。それで、昨朝は、「一人で動いて間違えたらいけないから、1つずつ聞いてもいいですか?」と伝えたら、「何でも聞いてください」と言いました。忙しくて聞けないときは、動かずに待っているようにしました。分からないときには動かないことが賢明なのです。
 夕診の終わりごろ、看護婦さんが皆居なくなったとき、(私の先輩はどこへ行ったのかしら?)と院内を探している自分が居て、見ていて面白かったです。
 今日は、患者さんが指の怪我を縫う麻酔をするときに、「痛いって言ってもいい?」と仰いました。「泣いてもいいですよ」とお伝えしたら、よかったっと言って目をつぶりました。看護婦さんは偉い仕事をしてるねぇと言われたので、小さな声で「資格という四角い紙で仕事をしていますョ」と言ったら笑っていました。でも本当にそうだったのですねぇ。
 四角い紙、昔はこの紙が重かった。今はどうかな? わからない。ということは、まだ少し重たい時があるのです。
 
 午後、女の子が来てギプスを巻きました。待っている間に包帯マンが体を探検して遊びました。女の子は始め、いたくてこわいと難しいお顔をしていましたが、包帯マンと一緒に体を探検しました。こんな時、純粋に楽しい。仕事ということを忘れるくらいに楽しい時間が続いた分だけ、仕事を楽しむことが出来るのだなぁ。
 
 夜、部屋に帰ってカレンダーを見て、改めて4日目だったんだなぁと思う。もう何ヶ月か経ったような、ずいぶん前から今の場所で働いているような気がする。まだ4日目だったの?と自分で思う。
 ということは少しくらい間違えてもいいかしら。いいえ。分からないことはあっていいけれど、患者さんの何かを間違えてはいけません。能力をお金に換えていただいてるのだから。 

 今夜、またひとつ、仕事をする私の心に決めたことがある。このことを大切にして、成長したい。

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2007年10月10日(水) 風船ふわふわ

 今日は1つの針で2種類の静脈注射を続けてする患者さんに、使う針を間違えてしてしまいました。1つ目の注射が終わって2つ目をうまく差し替えることが出来れば問題はないけれど、付け替えの時に針がずれたら患者さんは痛いです。針を刺してすぐに気が付いて、患者さんもいつもと針が違うと言いました。あっと思ったけれど、慌てて失敗してはいけないから、息を整えてすればいいことをしました。
 「私、針を間違えました。ごめんなさいね。」と言ったら、「うまくできればいいよ」と言ってくださいました。針がずれずに出来たのでよかった。

 注射や採血の時、針を刺すまでは「親指を中にしてぐっと握ってください」と言います。無事に血管まで届いたら、「力を抜いてください」と言います。
 今日、何度目かの注射のとき、患者さんに「力を抜いてください」と言ったら自分の体にも力の入っているのが見えて笑えました。だから、自分にも「力を抜いていいよ」と言いました。それから、前かがみになりがちな注射体制を、どこに体重をかければ体が楽かなぁと体と相談しながらしました。
 そのあとは毎回、患者さんと自分に、「力を抜いて楽にしてください」と言いました。おもしろかった。


 夕方、聞きたかったことを言葉にしました。心にやさしい答えが返ってきました。聞いてみて分かったのは、私はそのことを、ずっと昔から、誰かに聞きたかったのだということでした。だから、言葉に出来た自分とその状況に心から安心しました。
 その少しあとで、聞けた自分にドキドキしました。そして、これでいいよ・大丈夫だよと私に言っているのは、私自身でした。力を抜いて、風船みたいな私でした。
お空に自由に飛んでいきます。風船ふわわ…。


 先日拾った銀杏を、数えてみたら 350 個ありました。昨日ご飯を炊いた分も入れたら、370 個ぐらいです。すごいですねぇ。

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2007年10月09日(火) わざ

 初出勤。
 朝一番、職員の皆さんに紹介されました。私はよろしくお願いしますと言いました。半日、カルテの流れを覚えるように仕事をしました。楽しかった。午前の終わりに私の歓迎会のお話が出たので、「私は今朝皆さんに歓迎してもらったから、もう済みました。だからいいです」と言いました。
 午後の部、午前中のことをおさらいしながら、シンプルに仕事をしました。流れの半分くらいが分かりました。
 夕方の診察が終わって皆が集まったとき、院長さんから医療用のはさみを支給されました。「大切に使いまぁす」と言ったら、院長さんは「え?」と。それでもう一度同じことを言ったら、今度は「ありがとう。末永く」と言いました。なんだか面白い会話でした。

 今日は空手の日。一日中立ちっぱなしでしたので、少し足が疲れていました。でも、週に一度の日を利用したかったので行きました。初出勤の日に、空手に行こうかという発想を持てていたことがすごい。成長の証なのです。

 過去は何をしていても落ち着かなくて、いつも時間に終われて生きているような感覚でした。今は毎分毎秒を生きて、楽しく過ごしているんだなぁ。

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2007年10月08日(月) ムニャムニャ

 体育の日。
今日は、よりネイティヴなヴェトナム語を学べる環境を作ろうと、半日インターネットの世界で作業をしていました。それにしても  広告とは上手に出来ていて、小額の料金を大きく提示して、その他の高い費用を小さく記載されていたりします。新しいことを始めるときには、いつもよりさらに一呼吸おくくらいのていねいさを持ったほうがいいのですね。

 午後、銀杏の実むきをしました。バケツに水を張って銀杏の実を入れて、棒を突っ込んでかき混ぜたら、グニュグニュッと実が飛び出てくるのが分かりました。だいたい出てきた頃を見て、ビニールをはめた手で実を拾い出します。これが、木から落ちた銀杏を拾うよりも時間がかかり、一度は嫌になりました。ところが、嫌になったそのあと、ビニールの指で銀杏をはじいてみたら、プシュッとバケツに飛び込んで、今度は面白くなりました。ということで楽しんでいるうちに作業が終わってしまいました。
 夜、その銀杏をレンジでチンしてみたら、その実のかがやきの美しいこと。ピカピカの銀杏をお米に混ぜて、銀杏ご飯を炊きました。


 今日も一日、自由な心。安心と自由はいつも同じところにあるみたい。二つのものは仲良しなんだ。 
そして、いろんなところに愛。愛と自由と安心は Link しているみたい。

それにしても、こんなに楽しくていいのかな。
たぶん、いいんだと思う。
自分を楽しんで生きることが、私に生まれた私に出来ることだから。
私の人生は今、ほんのりあたたかい。

 明日から初出勤。前よりもさらにワクワクがいっぱい。遠足の前の晩より少し小さい喜びの中で布団に入ろうョ。ムニャムニャ。


うつくしい銀杏さん。


2007年10月07日(日) Allo.

 今日は野球がありました。でも、最初の予定より2時間早く始まりました。レフトで守っているときに、「あれ?」と思いました。計画の急な変更に、自然に動きをあわせられて楽しんでいる自分を見たのです。小さいことだけれど嬉しかった。楽しかった。成長しているのだなぁ。
 野球が終わったあと、木登りをして銀杏を拾いました。その数は、たぶん200個くらいです。久しぶりの木登りが面白かった。名古屋に着てからは、1年に1回は、木登りをしています。一番最初の木登りは、天白公園の外灯でしたけれど…。

 夜、ヴェトナム人B君に電話をかけました。最初に日本語で「ヴェトナム語で話したい」と伝えたら、「はい。じゃ、最初からね」と言ってくれたので、「“プルルル〜♪ プルルル〜♪ 。  Allo… ワタシハ Mamo デス。ベトナムゴ デ ハナシタイデス。イイデスカ?」と再現して、2人で笑いました。 それから、私のボキャブラリーがほぼ尽きるまで話をしました。「なんていうんだっけ。なんだっけと唸ったあと、つい日本語が出たりして、言葉のやり取りがスムーズに行かないところが面白かった。だから又話をしたいです。そして、やっぱり単語力が欲しい。ということで勉強したい気持ちが大きくなった私でした。


2007年10月06日(土) 無限の世界

育成会。

 夜、本読みをしていたら、この頃気になっていた自分の過去を整理しに行くことができました。
チャイルドを癒やした後の自分は、癒やす前よりさわやかで軽くて、使用前使用後のような気持ちにもなります。表現を変えるなら、施行前施行後のようです。この頃は、楽しいことが続いています。楽になったらほんとにいつも楽しい。人生を楽しめることがうれしいです。
今は、プラスの自分を構築しているのだと思えます。

 ところで、午前中はヴェトナムの友人にメールを書きました。全部で6行くらい。でもその中に先週の間に勉強した文法のものを入れてみました。こうして楽しんでいるうちに自然に、別の世界が広がっているみたい。
 昨日のことですが、誰にもCosmoの世界が有ると聞きました。私にも無限の世界が秘められている。遊んで楽しみながら、自分の世界を広げられていることに喜びを感じます。将来、転職しているかもしれない。無限の可能性の中のひとつです。


2007年10月04日(木) 嬉しくて楽しかった一日

 今日は嬉しいことが二つありました。1つは就職が決まったこと。昭和高校近くの整形・形成外科。新瑞橋行きのバスの窓からいつも見ていたきれいなクリニックです。
面接に行ってその場で、ここで働こうと決めました。即決の理由は、若い職員皆さんが私を迎え入れて下さったこと。院長は歯切れが良くて、私と同じくらいの身長だったこと。立って並んだら私と同じくらいのところに顔があり、その近さが面白かった。

「どうですか?こんな感じですけど。菅野さんさえ良ければうちに働きに来てください」。その言葉の通り、歓迎されている雰囲気と、それでも私が決めてもいいんだという安心感。さらにこのあと、私の気持ちを決定付ける出来事がありました。
 院長は、気持ちがかたまりかけている私を見て、就業規則と給与規定・育児介護休業規定の冊子を渡して下さったのです。今までいろんな場所で働いてきたけれど、就業規定を始めに会社のほうから見せて下さったり、持ち帰り用に小冊子にして渡して下さるところは始めてで、私のほうは、「就業規則は社内から持ち出してはいけないもの」と認識していましたから。
 私の驚きを院長に伝えたら、「ここが皆さんの一番知りたいところで、ここがはっきりしてないと働き辛いでしょ」と。規則の中には、セクシャルハラスメントを防ぐための言葉やそのような出来事が起きた場合の方法なども入れられていました。

 その後、給料の内訳をはっきりと提示してくださり昇給等の細かい説明を加えて、「この額からスタートになりますが、どうですか?これくらいならうちで働いていただけますか?」と。
 私は、働く私を視野に入れられ大切にされているように感じて気持ちが良かった。そして安心しました。
 それから職員さんに「楽しいですか?」とお尋ねしたら、楽しいですよと言っていました。職員の皆さんが意気揚々と働いていることは私にもその環境があるものと思えました。
 ということで、即決です。長ーい就職活動にやっと終止符が打てる。嬉しくてたまりませんでした。

「やった。やっと就職が決まった。うれしい」と言ったら、「そうですか。そんな風に言ってもらってありがとうございます。ぜひうちで働いてください」と。
 働きやすい場所を探し続けてよかった。今までの行動が実を結んだ気持ちでもあるのです。
 

 二つ目は、心友親子さんのお家に遊びに行ったこと。お邪魔することになったきっかけは私のミスにあったのですが、ミスした自分を認められたことで楽しいひと時を過ごせました。
小学校2年生の男の子とベランダに出て星を眺めたり星の図鑑を見たりしました。子どもって、いろんなことを知っていて面白いやら感心するやら。その広い世界・無限大とはこのことだなぁと、やっぱり感心しています。
 食事をした後、心友の女の子と一緒にお皿を洗いました。面白いことを言って笑って遊んで、楽しかった。そして嬉しかった。
 あとで、どうしてこんなに楽しかったんだろうと振り返ってみたら、自由な自分がそこにいて、100 %楽しむ私がそこにいて。私は今、自分の行動に責任をもてる大人として生き、そして過去に出来なかったことを自分にさせてあげているのだなぁというところでまとまりました。

「楽しかった」がいっぱいの日でした。


2007年10月03日(水) 視野

 今日も就職活動。でも、10月に入り体に感じる寒さがネックになって就職活動が数時間空回り。でもその後は気持ちを切り替えて、窓から空を見上げました。明日は、近くの整形外科クリニックと、夕方は御器所まで面接に行きます。

 思えば、私は「看護師の免許を使ってしてみたい」と思っていた仕事は一通りし終えていたのです。「してみたい」の中には、准看護師の私には、正看さんと同じ経験を積んでいても、准看護師であるために入れない入り口がある。「どうして?」と不思議さがあったから。してみたら出来る。そういうことを私は実践で学んできたのです。そして今も自分の夢が実現しやすい職場を探しているのです。

 
 昨晩はヴェトナムに進出している日本企業からメールが来ました。実はその会社に面接希望を出していて、その返事が届いたのです。答えは不採用でした。でも、申請を出してから後のやり取りの間、出来るだけ私の希望に添うように動いてくださったのが、文章から伝わってきました。それがやさしかった。私はそのお礼を加えて返事を書き、最後に「ヴェトナム語が私の能力そのものになった後に、お会い出来れば嬉しいです」と書き添えました。そうしたら今日返事が来て、そのことに対する返事が書かれていました。
 自分の、別の可能性を見ました。

 偶然ですが、ヴェトナム人のお友達Dちゃんから携帯にメールが届きました。携帯の文字には声調が入れないので難しく、
こういうことかなぁ?この意味でいい?とメールを送ったら、こういうことで、その意味でいいですと返事が届きました。ヴェトナムと日本でメールをやり取りしているなんて面白いです。
 広い視野で社会を見よう。そうすれば大丈夫。

 夜、ヴェトナムラジオを聴いた。楽しかった。ルンルン♪

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2007年10月02日(火) ゆっくり

 朝、目が覚めた布団の中で、そろばんが浮かんでしまいました。起き上がると机の上のそろばん。150まで出来るようになりました。箇所箇所で私ならではのエピソードがあり、その位置に来ると笑えます。
 午後は中区の栄まで面接に行きました。先週土曜日、ある場所の不採用通知が届いた後 半日落ち込んだ分を取り戻して、ワクワクを持って面接に行きました。やっぱり心から沸いてくるものの中で動くのは気持ちいい。私の履歴書を職員皆さんで見て、相談されていました。皆さんに囲まれて緊張したけれど、こんな面接は初めてで面白かった。
 夜は空手に行って、前回よりもくつろいでいる私がいました。
すこしずつ。すこしずつ育っていく自分を観察しています。小さなことを確認していくのに時間がかかる。ゆっくりかもしれない。でも、自分のペースでいいと思う。私は私のままでいいよ

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2007年10月01日(月) ねがいましては〜っ。

 珠算の本を探しに本屋さんへ行きました。珠算の本やドリルがありました。中を見ると、2桁の数字がたてに5個並んで、その下に合計欄があり答えを書く。こういうのを「みとり算」というのだそうです。この5つの数字をそろばんで計算するのですねぇ。ワクワクします。そろばんは紙に書くよりも早くて脳の刺激になるそう。私も今では、計算機よりもそろばんに愛着がわいているのです。
 ドリルを見ているうちに、ネットの中にもあるかもしれないと思いつき、買わずに帰ってきました。
 ということで、インターネットで調べてみたら、珠算のページがいくつかあって、計算式もあって。中には、「願いましては〜」と声の入ったものもあって面白かった。声の主は、10 級のところでは2桁の数字の足し算を言い、引き算のところでは、「ひぃいては〜」と言うのです。
「願いましてはぁっ、……なりっ……なりっ……ひぃいては〜……」。そして、ほんの3秒くらい置いて、「…えんっ(円)」と、たぶん答えを言っています。その言い回しに笑えました。
 それから1級というところを聞いてみたら、7桁くらいの(何桁なのかがすぐに分からないくらいに長かったのです)数字になって、びっくりするやら面白いやら。

 算数の出来る人はすごいと思っていたのに、数字ってこんなに面白かったんだ。私の場合は、まだ“すうじ”だけど。

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