「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2007年05月31日(木) 茎わかめムーヴ さようなら

 5月最後の今日、大切に乗ってきたムーヴを車やさんに持っていって、さようならしました。
お店まで運転して、お店の方に鍵を渡した途端に寂しくなって泣けてきました。茎わかめ色のムーヴにはプラスがいっぱい詰まっていたのです。一つ一つは思い出せないけれど、あんなことがあったこんなことがあったとプラスの風船のようなものが心に浮かびました。この次も、心を大切にする方に利用されますように。そして、私のプラスの風船はフワフワと空に舞いました。
 
 車とお別れした後は、バイクの生活がより楽しみになってきました。
 私の場合、バイクのシート下のボックスに物が入りきりません。何か箱を付け足してもっとたくさん持ち歩けるようにしたいなぁと、走行中にすれ違うバイクを観察しながら案を練っています。

何時も楽しみがいっぱい。嬉しい。



仕事。
 仕事先では、ひらめきから女性と足指じゃんけんをしました。片方の足が使えなくても、使える方の足をたっぷり使ってあげたら、きっと足も喜ぶはず。そして喜んだ分だけ細胞が生きるはず。何よりも楽しみのついでに細胞を育ててあげられたら素敵です。
 事務所に帰ってから、次回持っていけるように、足指じゃんけん表を作りました。
表を作っている間にいろいろな想像をしました。使えるかどうかは、もちろんその方の心にお尋ねします。


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2007年05月30日(水)

 今日は、私の好奇心とある方の心がLinkして新しい喜びを知った日。
 
 今週月曜日28日、ある方のお宅で筆談していた時、その方の言葉の中に私の分からないことがあったので事務所に帰って調べてみました。そうしたらそれがお花の名前で、パソコンの画面に映った花びらがあまりにきれいなので、私はそのお花を利用者さんと見たくなり、今日は画像を印刷してお伺いしました。
 そうしたら、私の見つけたものとその方のおっしゃりたかったことと一致して、その方は、白黒印刷の花を見て「うんうん」と首を縦に振って頷かれました。それから私のカメラに写した同じ花のカラー写真をお見せしたら、もう一度、うんうんと言ってお顔をくしゃくしゃになさって、それがほんとにうれしそうに見え、何とも言えない雰囲気でした。

 その方のエンピツをお持ちになるその手は、生まれて間もない赤ちゃんがエンピツを握るよりもまだ小さな力です。だから書いている字は小さくてか細いです。
 訪問当初は何を書いておられるのかわからなくて、だからと言って、何度も書いて頂くのも心苦しく沈黙になることもありました。
 そしてこの頃は、書いているその時を見ていれば何の字を書いているのかを推測することが出来るようになりましたから、私の読解力も少し上がったのかも知れません。
 もちろんはずれの時もありますが、その方のおっしゃりたいことと一致したときには、そこから会話が弾むようになっているから、これからの自分の成長が楽しみです。

 出来たねぇ、私。 

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2007年05月29日(火) 好奇心

 訪問。
 以前、「あなたがした後は痛い」と伝えられたお宅。上司と私の違いは何かと見ていたら緊張して身体に力が入っている自分に気が付きました。伝えられたその日からどこかで緊張していたのは私でした。自分を見れたら安心して、安心したゆったりの心で膝をクルクルしたら、「あ、これでいいんだ」と心にもう1つ安堵感。私が自分の心に感じている柔らかさが相手の方にも伝わっていくような気がしました。
 マッサージの後一緒に歩行練習をして、その後「大きく深呼吸してみましょうか?」と言ったらご自分で何度も呼吸を整えていらっしゃいました。人が自分の事をしようとする姿はきれいです。

 午後は、上司の訪問に付いていきました。昨日上司は私に「技を盗んで」と言いました。私は上司の手先をジーッと眺めて、技術を盗むという発想ではなく、好奇心が自分を手伝って目で学んでいるようでした。学ぶことが出来たのは私の能力。“何時も好奇心”がいいのです。
 

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2007年05月28日(月) つながり

 私メッセージをいつもの倍くらい意識した一日。理由は、二人の方に伝えたいことがあったから。それと上手に自己主張できる大人になりたいから。 そして、そのつど、私は私の言葉を大切にしようとしているという意識が、自分を手伝いました。こんな小さなことが明日へ繋がるのです。

 訪問先では、先週から計画していたことを伝えました。伝えたことは了解され訪問の30分を終えて、次に繋がる安心を経験しました。それから、過去とは違って、自分を伝えた後にも何も起こらない・大丈夫という安心感も経験しました。だから、嬉しさをそのまま伝えて「ありがとう」と言いました。次にお会いするのが楽しみにもなりました。
 
 


2007年05月27日(日) 変化

 二日間たっぷりお休みタイム。休みを楽しんでいる自分を見て、先週末少し頑張っていたと気付きました。
 でも、楽しい事もありましたから、過去の頑張りに比べると、小さな迷いのようなものかもしれません。その出来事の中で自分を見つめ考え成長したとも言えるかな…。いつも何かがブースターなのです。
 それと、今は環境の変化を楽しんでいる自分が面白いです。以前は、自分の周りで何かが変わってしまうことが恐くて大変でしたから、又成長しましたよ。こんな自分を見ているのが楽しいです。

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2007年05月26日(土) 心に添って

 昨日夕方、上司と語り合いました。
内容は今の自分とこれから出来ること。上司からも話があり、共感したり、それは違うなぁと感じたり。時に、難しいなぁと心でつぶやきました。
 世の中は何時も急いでいます。ゆっくりでも急いでいます。世の中の動きに合わせることも、それでは大変だよと抵抗することもどちらも疲れます。だから、自分のペースを大切にして動きます。
 それと、語り合う中で、介護保険の仕組みを考えました。介護保険は利用者さんが自分の人生を生きられるようになる為にあるのだから、私たちは、保険を上手に使って人々の手伝いが出来るといいのですね。それも、その方の心に添ったお手伝いが出来る私を意識して。


2007年05月25日(金) 心を語るということ

仕事
 午前中は、多くを語らず静かな方のお宅。実は前回の訪問時、「私は○○さんのしたいことを手伝わせていただければ」と伝えたら、「僕はしたいことはない。あなたが帰ったら何をしようかと考えるよ。僕の気持ちなんかない」と答えを頂いて、心が痛かったお宅でした。前回は散歩をしましたが、今日は雨なので散歩はなく、室内で過ごす日です。
 雨降りの天気予報を見た日から、それでも行けば何かが出来るだろうとのんびり構えていたら、今朝になって絵を描くというアイデアが浮かび、私はその方と一緒に絵を書いてみたくなりました。と言っても、利き腕が不自由になってしまった利用者さん。絵を描きましょうと言ってすぐにそのようになるかどうか、分かりません。そこで、私が過去に自宅で描いていた絵と自分の持っている色鉛筆やペンを全部持って伺いました。
 今回持参したものには、心の傷を癒やす作業を進める傍らで描いていた絵と当時すぐに分からなくなる自分の心を整理するために書いて心にしみこませてきた標語のようなものもありましたから、利用者さんの傍で、描いた当時の心境を語る形になりました。
 私自身は自分を語れているから楽でした。利用者さんは、わたしが背中合わせに座っている絵をじっと見ていました。
 今は、医療行為とは違う世界で何が出来るかを探している私。そこに居る自分を見ながら、こんな形でいいのかなぁ?という気持ちと、自分のしてきたことを仕事に利用できているの?という気持ちで少しドキドキしていました。
 その後、家族の方を交えて語り合いました。生きる力や細胞の話を語り合いました。私の事を尋ねてくださったので、「社会で生き辛かったこと・そんな自分を見つめているうちに少しづつ…」と語りました。これは私に興味を持ってくださったから、私を語ることが出来たのです。ある方の好奇心は私の心にもやさしかったのです。

 午後も一件。
 家族の方と薬の副作用のことや身体の水分のことなどを語って、これから何が出来るか探しを手伝わせて頂きました。私はその方の望む部分のみを語るよう意識しました。先日から集めていた情報が少し役に立ったようで嬉しくて、丁寧にしてきた自分を認めました。
 ご家族の方は、「あなたを見たとき、小さくて折れてしまいそうな体で、うちの人のことを手伝えるかしら・大丈夫かしらと心配していたけど、思ったよりしっかりしているのね。」と仰いました。
 私も…。今うかがっている方は体の大きな男性が殆どなので、時々、自分の身体が小さく力ないものに感じることがありました。
 家族の方は今日、私に大丈夫そうねと仰いました。私も少し、大丈夫だと感じました。少し道が繋がった。そんな気持ちがしました。


2007年05月24日(木) 心の成長

 バイク通勤。いつもより早めに外に出て、バイクをじっくり眺めました。可愛い赤色。改めて赤い色とライトや全体の形が気に入りました。荷物はお尻の下のポケットに入るように少なめにして。お弁当がつぶれないように整理して入れて。それから、バイクでは素振り用のバットを積んでいけないから玄関前で素振りをして。
 そして出発。走り始めてすぐに、車の中は身体が包まれている分安全で、自分の部屋のようだったと実感しました。そしてバイクは風を感じて気持ちよかった。昨晩はこの爽快感を感じる余裕はありませんでしたから、一晩で成長しましたよ。空手と野球をしていると、バイクもすぐに乗れるようになるのかな。50CCを練習したら今度は大きなバイクに乗りたくなるかもしれません。


 仕事では、二つのハプニングがありました。二つ目のハプニングは移動中の車の中だったので、少しの間、静かな空気が苦しかった。でも、利用者さんのお宅では好奇心で動く私がいました。切り替えて現実を楽しめている自分を見て、嬉しかったです。だから、事務所に帰り着いた時、一緒に行けたことのお礼を言いました。上司は笑っていました。

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2007年05月23日(水) 我が家にバイクがやってきた

 夕方、先日購入したバイクを迎えに行きました。初めてのバイク。お店の方に使い方の説明を聞いてエンジンをかけました。
 ところが実際に道を走ってみたら、通り過ぎる車と接触しそうで恐かった。それに自分の身体が全部出ていることに改めてドキドキしました。それから、右折したいのに右側の斜線に入れずに、目的の交差点を直進して通り過ぎて「うぇ〜ん」。
 それでも事故を起こさずに到着。小さなエピソードをいっぱい持ち帰りました。
 そして、タイヤが二つでも走っているときには倒れないのだなぁと楽しむ自分も居ました。自転車も同じですものねぇ。自転車にエンジンがついているということなのですよ…。明日からバイク通勤。楽しみ楽しみ。


 仕事では、今日は訪問が一軒もなく、一日事務所にいました。上司は訪問へ出かけたので、私はほぼ一人きり。一人になってもパソコンの前にいて、動きたくなったら外に出て、できることを探しました。こんな仕事は始めて。不思議です。
 ちなみに今は、訪問先で私に問いかけてくださる、皆様の小さな疑問に、私自身がより丁寧に語れるよう、資料を集めているところです。資料集めはすぐに出来るのか長い時間かかるのか、いつか語る機会があるのかどうか、何もかも未定です。そして、出来ることをしています。


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2007年05月21日(月) 心の成長

 今日は訪問先で散歩の手伝いをさせていただきました。介護の書類には「歩行訓練」と書かれていますが、私は「歩く練習」と使っています。もっと易しい表現が浮かぶのを楽しみにしています。
 その方は大学の国文科を出ておられて本をたくさん読まれる方なので、大学の論文の話を聞かせて頂きました。私には、いつの日か大学に行ってみるという小さな目標もあるので、興味深く話を伺いました。楽しい時間でした。
 それと、その方の娘さんの年齢をお尋ねしたら、私と同じ41年生まれでした。私は機会があれば娘さんにお会いしてみたいです。
 そして事務所に戻った後その方のカルテを見ていたら、精神薬を5種類飲んでいることが分かりました。中には、私の知っている睡眠薬の中で最もきついものもあり、さらにカルテに書かれた病名には、薬の副作用で併発する病名も書かれていて、精神薬が身体に及ぼす害を直視させられた気持ちでした。今日の訪問したときの空気を思い返して残念な気持ちもしました。
 でも私の仕事は、その方がご自身にある能力に気付かれることのお手伝いです。いずれ薬がなくなっていくような変化があるなら、それもいいなぁと想像しました。
 
 午後は、別のお宅で、室内で歩行訓練をされる方の後ろに付き添わせて頂きました。歩いている方の呼吸がそのまま生かされるように、歩調を合わせてそっと後ろにいました。後ろから歩く様子を拝見しているうちに、小さなアイデアが浮かびました。そして、心を語っていければいいなぁと想像しました。

 夕方、仕事帰りにバイクを買いに行きました。この頃は買い物に行っても緊張せずにお店の方と話が出来るようになり、お店を出たり入ったりせずに買い物が出来るようになってきたので嬉しいです。心の成長を自分の目で確かめられた気持ちです。
 バイクは車の売値よりも安く済み、今週にはGobamcanの仲間入りする予定です。そういえば、ヘルメットを買わなくちゃ。何色にしようかな。


2007年05月20日(日) バイク購入の旅

 午後、バイクのお店を探検しました。始めは、バイクの値段の相場が分からないので車が売れた値段以下の価格を基準にして動くことにしました。家を出る前から、情報が少ない中で動く自分が面白く感じていました。
 お店に入る度、初めてバイクを買う自分を伝えていたら、お店の方は丁寧に説明して下さいました。
 バイクの種類では、スクーターよりもギアが着いたカブというバイクに惹かれました。実は、バイクにもギアチェンジがあるのを始めて知ったのです。Littleカブというのに、座らせていただいたらギアチェンジしている自分が浮かび、お店の方は遊び心だと話してくださいました。
 遊び心だなんて面白そうですが、値段が高いです。自分がどうしたいのかを確認するためにお店を出ました。
 そして、何が大切かを吟味しているうちに、今家にある自転車よりも早く走ってくれればいいという考えにまとまり、自分の値段の基準を下げました。
 その後、インターネットでバイクやさんを検索してみたら、他の場所にも3万くらいでバイクを売っているお店を見つけて、今度は安さが面白くてワクワクしました。
例えば総額3万円のバイクとはどんなバイクなのでしょうか。今日は時間切れでお店には行き着かなかったけれど、しばらくバイク購入の旅を楽しめそうです。


2007年05月19日(土) 自分に好奇心

 育成会。いろいろと考える材料を経た一日でした。
 社会のマイナスに染まることをしていると、染まっている自分に気が付かないことがあるのだと実感します。私はいつも、今の自分はどうかと、自分を見て生きる勇気を持って生きたいです。

 午後はヴェトナム旅行へ行ったことを少し語らせていただきました。ヴェトナムという国で、好奇心たっぷりの視線で想像して楽しんだ自分を懐かしく感じました。そして、もううんと前のことのようでした。毎日、その時を生きているということなのです。

 私は自分の好奇心が好きです。好奇心を持っていることは素敵です。
特に今、これまで特定の場所でのみ心を開いていた私が、どこに居て何をしても楽にある自分として生きていて、その私はこのまま行くとどんな風になるかに興味がわいていて、いろんな人と遊んだり語り合ったり、その状況で感じるままに遊んでいる自分をニコニコ見ている自分が面白いです。

 感じたままに動いていると原体験と重なることがあります。自分がこれまで持たされていたものや想像だけの世界と今ここにある現実との違いを肌に心に感じられるきっかけにもなっています。体験させてあげたものを心の傷を癒やすのに利用できるから、やはり、動いてみることがいいのです。

 それから、昨日車を売却する手続きをしました。今度はバイクに乗ります。心が軽くなった分だけ、乗り物も持ち物も小さく身軽になります。
 これから暑くなるけれど、暑さはヴェトナムで慣れてきたからたぶん大丈夫です。というより、暑さの中でバイクを走らせることに嬉しい気持ちもあります。でも寒いのは苦手だから、激寒の季節が来る前にヴェトナムへ旅立ちたいものです。計画は目的の位置からさかのぼって立てるものなのです。もっと身軽になるように意識します。


2007年05月18日(金) やさしい視線

 出勤一番、リハの内容について以前から聞きたかったことを上司に質問しました。上司は丁寧に伝えて下さって、その上になぜかニコニコしていました。
 午前中に一件、一人で訪問しました。私は質問して分かったことをしてみたかったから一人で行けて嬉しかった。訪問時間を終えて事務所へ戻ったら、上司に「どうだった?」と聞かれました。「楽しかったですョ。あとのことは今度○○さんに聞いてください」と言ったら、上司はニコニコしていました。
 午後の訪問先も一人で行くのは初めての場所。「行ってきま〜す」と外に出ましたが道を間違えて時間がぎりぎりになり、少しドキドキしてしまいました。
 訪問を終えて事務所に戻ったら、再び「どうだった?」と尋ねられたので、「出かけるときにMさん(上司)と握手するのを忘れたから緊張しました。」と言ったら、上司はイスからのけぞって「えぇ〜っ?!」と言って笑っていました。でも、私は本当にそんな気持ちだったのです。そしてのけぞる上司は、心の底からのけぞっているように見えました。

 
 訪問先では、よく「もう慣れましたか?」と聞かれます。私は「なれた分だけなれました」と答えます。そして今日は「私は大丈夫ですが、私を利用してくださる方はどうかなぁ…。この時間は私を有効に使って下さると嬉しいです」と言いました。

 訪問先からいくつかの話題を持ち帰り、調べ物をしました。こんな時間も面白いのです。それでも、パソコンの前に居る時間が長いので、私の心は時々「動きたい・話したい」と言いました。そんな時には、小さな部屋の中で伸びをしたり上司のところへ話をしに行きました。

今日も一日楽しかったねぇ。


2007年05月17日(木) 直視すること

 今週の初め、ある出来事から職場の上司に不信感を抱きました。そして今日は、私にとって小さな記念日です。その理由は、自分の怒りを出すことを楽しめた日だからです。
 

 昔々、自分が怒っていることに気が付かない人でした。少ししたら、怒っていると分かる人になりました。それから昨日まで、怒っているのに泣いていたり、感じた怒りをないものにする人にもなりました。そして今日は、怒りを出すことを楽しめました。
 今改めて、楽しめた自分がうれしいです。それから出来た自分に、少しだけドキドキしています。

 私が心の傷を癒やすために利用している本・『インナーチャイルド』の表紙に、「親の愛を得るために、環境を抑圧し続けた子ども」という一節があります。今夜は、私の心と十分すぎるくらいにリンクしました。そして、まだ傷はあるので、癒やしていくのがいいです。

 仕事では、一人の女性を訪問しました。事務所に帰って記録を書きながら、私に何が手伝えるかなぁと想像もしました。もちろん心の事がありました。
 たいていの大人は、病気になった自分と向き合えないまま生きているように感じます。私は心と病気のつながりを、病気を持っている大人に語っていける看護師に成長したいです。


2007年05月13日(日) 無限大

 いつもこうやって、自分の事をすればいいんだなぁ。
世の中にはいろんな事があって、私の周りにもいろんなことがあって、その中でいつも自分。何時も何時も。

 これからも、あたらしい事をさせてあげた分だけ世界が広がる予感。ここは拠点・そして地球は無限大です。

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2007年05月12日(土) 基準

 午後、研修生さんの寮へ遊びに行きました。
 私は向こうで吸収した言葉を使ってみたかったのですが、ここは日本ですから、私も日本語で。それでも、皆さんの会話に合わせて時々出てくるヴェトナム語が、旅行に行く前よりすんなり出ている自分にちょっと感心。ライブはいいです。
 「Mamoちゃん、おみやげ頂戴」と言われました。お土産は…ヴェトナムを見て感じて吟味して、自分の未来も思い描いた今の私の心です。

 研修生さんの中の数人が買い物に出かけて、日本語が少しの女の子と二人きりになったので、ヴェトナム語と日本語を交えて語り合いました。二人でリビングに行ったらゴキブリがたくさん居てびっくりしました。確か昨年も同じことが起きていました。
 もしも日本人がヴェトナムのHotelで、ゴキブリがたくさんの部屋に止められたら、きっと泊まれないと苦情を言うでしょう。もしもご自分のお子さんがヴェトナムの企業に、不衛生な環境での暮らしを強いられているとしたら、きっと嫌な気持ちになるでしょう。会社の側にきちんとしなさいと苦情を言いたくなるでしょう。
私がヴェトナム旅行へ行った時、私は皆に歓迎され、現地の方にお願いしたことや私の気持ちはたいてい肯定して動いてくださいました。おかげで楽しい思い出がたくさん出来ました。ですから、日本の大人が、外国から来ている彼女達の環境を整えてあげられないのは何故かと、不思議に感じます。
 
 ところで、昨日と今日の新聞には、研修制度の改善が載っていて、賃金や保障の面で日本人と同等になると書かれていました。この改善はいいアイデア。心を大切にした会社が増えていくといいなぁ。


2007年05月11日(金) 自分の未来

 今日は2回目のナースの訪問。訪問先では、何かをしている自分の手足の動き・その人を見ている自分の視線・語りかけている自分の言葉など、その時その一瞬の自分を見て聞いてました。そんな風にしていても、「しまった」と思うことはありました。そして、「しまった」の後はより丁寧になりました。
 一般社会では、こんなことを語る時、「人のため」と言います。でも私は、全て自分のためでした。自分を知りたいと心の底から沸いてくる感覚。自分が分かる自分への嬉しさ。それから、繋がっていく自分への安堵感・楽しみ。…いろいろです。
 職場の方は、訪問前に、「今日の計画は?」と私に聞きました。そして訪問の間は静かにそこに立っていて、訪問後は昨日と同じように、私に何も尋ねませんでした。
 私は事務所へ戻った後、自分のしたことと訪問先での会話をパソコンに落として読み返しながら、次に何が出来るかを探しました。心の隅に、自然とか可能性とか、これから出会うものを思い浮かべて楽しんでいました。

 退社直前には、私の中で小さなハプニングが起きました。
夜、心を整理していたら、その出来事を境に他者の間違いを探し集めて安心しようとしている自分に気が付きました。こんな形で自分の心を投影させマイナスを収集しているのかと、改めて自分を知りました。
 でも大丈夫。先を見ようと出来る自分が居て、今の自分に気が付くきっかけに出来て、「こんな小さな出来事で済んでよかった」という結果になりました。

 その後、改めてこれからの自分の目標を立てました。
 近い将来、行きたい場所があり、したいことがある。それを、自分はいつしたいのか、いつ頃なら出来そうなのか、何があれば出来るのか整理しました。計画とは一番遠い目標地点からさかのぼって立てるものだと、実感しました。将来の自分の為に、今何をしたいか・一番近い未来の、明日、何をしようかと、先が見える自分が好きなのです。

 私はこれから、何もないことを願って卵の上を歩いてきた自分を、変えていけそうな予感がしています。
 何があっても、自分の将来が見える時、私に起きた社会の出来事をうまく上手に交わしていけます。

だから、きっと大丈夫。私は大丈夫。


2007年05月10日(木) 探求

 職場の人に付き添っていただいて、始めての訪問看護に行きました。
初めてというのは、今の職場での第一回目。
 訪問前、職場の方から「今日はどんな計画がある?」と尋ねられました。私は「待つのが好きなこと。そして何より、その方の心に添って動きたいこと」を伝えました。
 訪問中は少し緊張しました。でも、心のどこかで「自分を見ていれば大丈夫」という思いがありました。
 訪問が終わった後、職場の方から、本日の初回訪問について何も質問されませんでした。質問を受けなかったことで、感想や質問をされることを予想していた自分に気が付づき、ニュートラルな自分を意識しました。
 その後、明日伺う方の計画を立てるように伝えられました。私は始め、(する前に計画を立てるのは難しい)という思いがありました。でも、実は以前の職場を退職した後から、する前に出来ないと決めてしまう私を変えることを練習する機会を探していました。「何が出来そうか?何がしたいか?」を出しているうちに、前の記録を眺めたり分からないことをネットで調べたりして、いくつかのアイデアが浮かびました。

 今の仕事は、昨年までのように子どもさんに伝えるのとは違い、ご高齢の方との関係になりました。
 それでも、私のテーマは何時も同じ。自分を大切にすること・自分にあるものを生かして生きることです。これから、語り合う回数とともに、私達に必要なもの不可欠なもの・そして不必要なもの邪魔になるものを、探しあい語り合い学びあっていければいいな…という思いを持っています。

 素直に生きている時、私はいろんなことを発見し、それは私の心の成長になります。


2007年05月09日(水) 小さな私の成長

 朝職場へ着いてすぐに、職場の方に伝えられていた駐車場が開いていませんでした。実は昨日、駐車場の件で警察の方に注意を受けたばかり。少しがっかりして、職場に連絡してみると、結果的には、自分の想像とは違う結論があり、自分の頭に乗っていた小さな軽石がコロンと転がり落ちたみたいでした。がっかりした自分にごめんね。何があってもニュートラル。そして、素直に動けた自分には、「待てたね。出来たね。よかったね」。

 仕事は今日も楽しかった。いつも、職場の方の丁寧な進め方を見学しながら、怪我をした後や脳の病気の発症後のリハビリの大切さを実感しています。
 ちなみに昨日、職場の方は私に、「病院と違って、在宅医療の人には、自宅で起きたことに対して機械を使う前に出来ることがたくさんあるんだよ。なぜか分かる?」と問いかけてくださいました。私は「緊急の状態にはない。いますぐに死んでしまう人ではないからですよね」と。
 ところが私は、利用者さんが、痰が絡んでむせているのを見て、すぐに痰を吸引する機械に視線が行く私。私の肌に染み付いた条件反射を感じます。
 私は自分が持っているものを一度、全て降ろしてこの場所へ来ることを、自分自身に提案しました。
 
 そして、これから、たくさんの事を勉強できると想像しています。
何より、自分のしたかったことの1つ…「医療の中で丁寧に動ける自分」を育ててあげられると想像しています。もう1つ成長したいです。


2007年05月08日(火) 視点

今日も観察の日。
 リハビリというのを丁寧に見るのは初めてですが、ほぐされていく関節を見ているうちに、皮膚に包まれている骨のイメージが、あそことここがこうなっているから、こんな風にするといいんだ・・・とイメージが浮かんできました。
 じーっと食い入るように見ていたら、職場の方は「してみる?」と言って下さったので、ベットに上がって手伝わせていただきました。慎重に丁寧にしてみました。出来ているのかどうかよく分からないです。でも、自分の身体にもいいなぁと、いつも自分の身体を想像している私です。
 
 移動の車の中で、車の中から見える景色を見て面白いことを言うので、仕事中だと言うのに笑い転げました。それから「日本は経済主義だ。あくどい考え方を持っている人がお金持ちになる」という話も聞きました。医師が病気を年のせいにするのは、自分はわからないと言っているのと同じだという話も聞きました。私もうなずきました。
そして、個人主義と輪の話もしました。「アジアの人の中には人の為に生きるというDNAが入り込んでいて、何億年も前からのものだから簡単には変わらない」という話に変わりました。私は聞いていられなくなったので、「話を止めてもいいですか?」とお願いして、車の中はシーンと静かになりました。

昼休みは、近くの公園で過ごしました。日陰で本を読みました。
今日も、いろいろと経験した一日でした。


2007年05月07日(月) 見ること

 初出勤。若葉マークの私は、私が来るまであった会社の上司と利用者さんと空間を大切にすることを意識して、静かに見学しました。訪問では、ある疾患を持たれて在宅医療を受けている方を、社会とは違う方法で手伝っておられる内容を、興味深く見ていました。訪問の関係で昼休みがずれましたが、ずれても休み時間を頂いてお昼寝までしました。まるでヴェトナム人なのです。
 職場の方とは、ありのままを認めることや心で接することを語り合いました。時々難しい話が出ました。そんな時は退屈しました。そして共感できる部分もありました。それから、既に共感した部分のその次を知りたい自分も居ました。いつも次を見ていたいのです。
 私は、自分の背中から自分を見るのが楽しくて好きだと語りました。流れの中で、自分の楽しんでいることを語れる自分が嬉しく感じました。
 疑問に感じることは、自分の為に全て尋ねてあげました。確認できたら安心できました。

 訪問して疲れたかどうかな。以前の、訪問看護の時と比べてどうかな。
大丈夫。職場の方がしているリハビリを見学させていただきながら、「運動の前の自分にしてあげよう」、というアイデアも浮かばせて楽しんでいました。


2007年05月06日(日) 好奇心

 雨の音で目が覚めました。野球も中止になりました。今日も旅行記を纏めていました。丁寧に進めているので仕上がるのはまだ先になりそうですが、当日家を出た瞬間から、好奇心が自分を手伝って全身で何かを探して輝いていた自分を再確認し、再び楽しんでいます。

 それから昨晩遅く、家父長制度について調べました。私達人間は多くの事を知らされずに、鵜呑みにさせられたまま生かされてきたのだなぁと小さなため息が出ました。そして、今は地球の上には、私の知らない大切なことがまだまだたくさんあるのだと感じています。

 帰国してからヴェトナム語の教科書を見てもあまり気持ちが乗りませんでした。旅行の間の“リアルタイム普通の会話編”の楽しさが心に沁みこんでいるからでした。そしてここは日本。今夜はもう一度、本を開いて単語の勉強をしました。次に行った時、今回よりもたくさんお話が出来るようにね。

 明日から新しい仕事。好奇心が自分を手伝って、又素敵な私が育つでしょう。自分の明日をプラスに想像できる。楽の大小を楽しむ私です。


2007年05月05日(土) 私と戦争

 今日は旅行記の整理を少ししました。それから、戦争について調べました。私は今まで、戦争については、従軍慰安婦のことや靖国参拝・南京大虐殺のことを少し知っているくらいで、日本=原爆被害者というイメージを大きく持っていました。でも、本当に、日本もアジアの他国に対して多くの残虐な行為を繰り返していた国なのですね。今日まで詳しく知らなかったことを恥ずかしく感じました。そして今日知ったことを心から嬉しく感じています。
 
 戦後に生まれた私は、日本人として、戦争の加害者ではないと言えるかと考えました。
 私は直接戦地に行ったのでなく、その時代にマイナスから目を逸らしていたのでもありません。だから、直接の加害者ではありません。でも、私がもし、これからの人生で、戦争があること戦争をすることにNOを言わずに生きたら、私は戦争の加害者になるでしょう。
 そして私が、自分の歴史にあった丙午を含む全ての風習と社会のおかしさにNoを言わずに生きたら、私の代まで続いてしまったマイナスを連鎖することになるのです。
 私は心に感じた大切なことを語り続けることで、戦争の加害者になることを避けられるでしょう。

 世の中には、考える材料がいっぱい。そして今は、Vietnam旅行をきっかけに新しいことに興味がわいている自分を見守っています。勉強できることが嬉しいです。


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2007年05月04日(金) 楽の大小

 昼間、車の車検を控えて、車を売るとしたらどれくらいの値段が付くのかと、査定を出してもらう旅に出ました。4件廻って値段はそれぞれ。そして、ものの値段とは、あってないようなもののような気持ちもしてきました。
 気温が高くて車内では汗ばみましたが、クーラーよりも、小汗をかいているほうに気持ちよさがありました。数日間のVietnamで、違う世界を見てきたことで、暑さを感じると直にクーラーを入れていた自分も変わっていく予感がしています。毛穴を使ってあげたほうが、毛穴が喜ぶのです。
 
 今日もまた、いろいろなことを感じ続けた一日。私は日本を語れる日本人になりたいです。

 ところでヴェトナムから帰国したら、家の電子レンジの中がぴかぴかになっていました。きれいにされたのは、一緒に暮らす女の子です。実はずいぶん汚れていたのですが、狭い箱の中というのは掃除が億劫で…。ですから今は、扉を開けるたびにピカピカ真っ白な庫内が視界に飛び込んできて、気持ちがよくて嬉しくなるのです。きれいは気持ちがいいですねぇ。これも楽の大小なのですねぇ。

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2007年05月03日(木) Xin Chao cac ban!

 帰国しました。11日間の滞在で、私はVietnamの国に歓迎され続けました。 屋台のお姉さん・バイクタクシーのお兄さん・仕立て屋の女の子・ホテルのお姉さんお兄さん。言葉を交わすたびに心に気持ちよさを感じました。その他に私と言葉を交わしてくださった方も皆さん、私を歓迎してくださいました。そして私は、Vietnamという国のさまざまな場所で、始めてみる世界を心に感じ続けてきました。

 新しくAddressを交わしたお友達が二人。これまでにもあった心友関係はより新しくなって広がり、そして又別の世界が広がる予感もしています。今はまだ小さな世界が国境をやわらかくとかして、未知の世界に続く道が広がれば嬉しいです。

 携帯電話を、電話全体のメッキがはがれて充電プラグの差込み口がむき出しになったまま使っているお友達が居ました。外側が大変になっても機械の中が健康なら大丈夫なのです。私も自分の持ち物達が満足するまで使い切ってみたい。


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