留学先での独り言

2004年01月31日(土) 怪我のレベルはチームのレベルを物語る

快適なホテルの一人部屋を楽しむ間もなくチェックアウト
し、試合へ。昨日外は暗くて見えなかったが、ホテルから
コーネル大はすごく近かった。

コーネルと言えばアイビーリーグの一つで、大変頭の良い
学校。でも学校の周りは田舎過ぎて勉強にはいいけれど
余り住みたくないなぁと思った。コーネルに入れる頭が
あるのなら、イェールに入った方がいいように思う。因み
にこの辺りは自分の学校のある所よりもさらに雪が多い。

試合はなんと珍しく勝った。相手がしょぼかったことも
あるが。コーネルの男子ホッケーは歴史も古く、全米でも
強豪校に入るチームで数人のオリンピック選手を出して
いるが、女子ホッケーは1980年代以降本当にしょぼい。
今日うちに負けたことで更に汚点を残したことだろう。

ただしばらくアウトしなくちゃいけない怪我人が2人も出た。
同業である友人から1試合あたりどのくらいリンクに出て
怪我人の世話する?と聞かれたことがあるが、数えてみる
と1月に入ってから1試合に最低1回は氷の上を歩いている
計算になる。これはこのスポーツの性質上やむを得ない
面もあるがそれ以上に身体が出来てないため、DivI相手の
チェックに耐えられない、多少のラフプレーに対応出来な
い面の方がはるかに大きい。

現に今日の怪我人の一人は、以前日記で書いた練習1-2回
で試合に参加した1年生である。彼女はまだウェイトを
挙げたことがないのでは?というほど細い。多少技術が
優れているとは言え、こんな彼女をすぐに試合に出すのは
いかがなものかと思う。まぁその程度のレベルのチーム、
もしくは女子のホッケーはその程度のものと考えばすんで
しまうことなんだけどもね。



2004年01月30日(金) コーネル大へ

朝1時間強ほどの練習の後、コーネル大との試合のため
にNYはIthacaに向かった。今回はNYでもNYCに向かわず
北に行くだけのため順調なバス旅だったが、途中夕食に
よったデニーズで、あるテーブル(実は自分のところ)
だけ注文がなかなか来ず、滞在予定の1時間を大幅に
上回る2時間弱そこにいたため、結局予定通りにホテル
に着かなかった。

ホテルについたのは10時半、何もせずに寝ることにな
った。アシスタントコーチが今回来れない為(彼は
アシスタントコーチとは言えパートタイムのため、
本職を別に持っている)一人部屋を与えられた。一人
でいられるのは本当に快適。しかも宿泊したホテルの
天井が高く、本当に快適で1晩しか泊まれないのは
残念で仕方なかった。

一つ発見したこと。今までアイスティーに、そして
レモンの入った水に砂糖を入れるアメリカ人の女の子は
何度となく見てきたが、生のトマトに砂糖をかけるのは
初めてみた。しかもスライスされた二切れのトマトに
たんまりとかけていた。おぇー。

彼女の味覚は絶対におかしいと思う。



2004年01月29日(木) 少し考えろよなー

シーズンが終盤に入り、疲れがたまったきたこともあるが
今怪我人が多い。完全にアウトしている人間が今日は5人。
そのうち本当にアイスホッケーをプレー中に怪我をして
アウトしている人間が1人しかいないところに、うちの
チームの意識の低さがうかがえる。ぼくは君たちの親じゃ
ないんだから、自分のお尻は自分で拭いて欲しいものだ。

そんな折クリニカルローテーションコーディネータより
メイルをもらう。今月配属した2年生がほったらかしに
なっている、この件で話したいから電話くれとのこと。
ちょっと待ってくれ、彼らの方が連絡してくるのが筋だ
ろう、マニュアルにもそう書いてある。

それでも仕方ないので一応電話する。事情を話して練習に
来てもらうように伝える。すると朝は授業があるから彼ら
はこれないと言う。だったらアサインするなよ。それでも
8時から授業っていったって俺は普段7時にはリンクにいる
んだから30分でも来て手伝ってくれれば1時間ぐらい実習
時間つけてやるのに。試合は?と聞かれてもホームの試合
は1試合しか残ってない。あとはすべてawayだ。午後に
ATRでリハビリをやって手伝わせてやってくれ、って言われ
ても練習中に出来るリハビリは、そこでやって午後は自分の
勉強の時間にあてたい。

結局すべてNOと言って、再検討してもらうことになった。
それでも結局アサインされた2人の2年生とは明日会って
ミーティングすることにしたけど。

愚痴になるが2年生は来てくれてもいるだけで、申し訳ない
が面倒見切れないことが多いんだよなぁ。させられないこ
とも多く、その割にいちいちやることなすこと説明しなく
てはいけないし。そのくせ水汲みとかは言わないとここの
生徒はやらないし。

コーディネータという肩書きつけるのならこの辺りまで考え
てほしいけどなぁ。丸投げじゃん、これじゃ。どこかの
首相みたいにさ。

P.S.明日からまた遠征に出ます。今回はコーネル大で比較的
近い(といっても片道約5時間)のが救いだけど。



2004年01月28日(水) 雪で学校はお休みでした

今日は雪のため朝の練習がなくなったばかりか、夜の授業
まで休みになった。勉強をしたとはいえ、本当に久しぶり
のオフとなった。

折角のオフなので、外に出て雪かきをして運動した。
これが結構疲れた。昨日買ったシャベルでばしばしと地面
の氷(道路の上に何度も雪が積もっては車で押しつぶされ、
夜には冷え込んだのですでに氷と化していた)をつき
やぶり、自分の車の周りには久しぶりに舗装道路が顔を
出した。何故かうれしい。

夜には久しぶりと友人とチャットした。元気をもらった。
がんばらないといかなぁと思った。



2004年01月27日(火) Sweet Home Mississippiに帰りたい

今朝は朝から雪の予報。6時半前に起きていたときにも
すでにぱらついていた。「もしかしたら練習休みかも?」
と淡い期待を胸にコーチからの連絡を待ったがなし。
仕方なく練習にでかける。

寒いので雪がさらさら。道路にうす−く積もっているの
がわかる。走ると埃のように舞うぐらいだから。積雪が
少ないとはいえ、曲がろうとしたり、止まろうとすると
雪にのってすーと、ドリフトする。周りに車がいないと
いいが、いたら大変。心から「止まってー」と思う。

結局今日は強引に練習をした。幸い練習後は雪がやんで
いたので問題なく家に戻れた。しかし夕方から夜にかけ
ては大雪の予報。もしかして授業がキャンセルになるか
も、とまた淡い期待をした。

しかし雪は降らない。結局授業の始めから終わりまで
降らなかった。なんだよぉ、と思いながら車に乗り
しばらく走り始めるとぱらぱら降り始めた。おせーよ
と思いつつ、それほど降りが激しくなかったので貧乏
の友、ウォールマートに寄ってパンとおかし、そして
非常用にシャベルを買うことにした。

駐車場に車をとめて中に入り、車に戻る。時間にして
15分かかるか、かからなかったかだろう。外に出て
びっくり、すでに1面の雪。うっすらじゃなくて、
しっかり積もり始めていた。急いでエンジン始動させ
家路を急ぐ。もうワイパー、しかもしゃかしゃかやら
ないと前が見えない。止まるときだってどんなに低速で
も「すー」と滑ることがわかる。ひたすら安全運転を
心がける。すでに除雪車があちらこちらで見かけた。

寒さと雪は人を鬱にさせること、間違いないと思う。
南部に帰りたーい。

P.S. でも雪のおかげで明日のアイホの練習は休みと
なった。おかげで明日はゆっくり寝られます。



2004年01月26日(月) オフとは2時間弱しか働かないこと

何日か前に触れた国会議員の学歴詐称が問題になっている
らしい。残り単位は19単位だとのこと。国会閉会中に渡米
して単位取得するって言っても、19単位って言うと実質
2セミスター必要だよなぁ。そんなに国会って長く閉会す
るんだろうか?2年計画ならわかるけど。

それにしても大学卒業してないのがばれただけで泣くなよ
と思う。絶対確信犯だったはずだから。それなら○○大学
で何単位取得って書けばよかったのにね。実はこれも氷山
の一角でどきっとしている政治家や有名人がたくさんいた
りして。

今日はオフとはいえATRに選手のケアのために行った。
しかし待てど暮らせど現れず。つったくよー、むかつく
奴だ。お前から昨日膝が痛いから診てくれって言って
きたくせに。折角ATRに来て時間を無駄にしたくなかった
ので、書類整理や調べ物をして家に戻った。

週末のアメ食に飽き、今日もまたオリエンタルショップで
お弁当を買った。もう店の人とも顔なじみで心なしか大盛り
にしてくれる。2食分に相当するからこれで明日の晩もおか
ずに困らない。時間をお金で買うことにした、といえば
響きがいいが、ただ単に面倒なだけである。



2004年01月25日(日) 帰ってきました

今回の遠征は先週と違い全く余裕がない。来るのに10時間強
かかったせいもあるが、その後2日(実質1日半)で2試合して
その直後にすぐ帰途につくため、ホテルに滞在する時間より
明らかにバスに乗っていた時間のが長かった。

試合は向こうが面子を落としてきたのか、それとも次の試合
のために体力温存したのかスコア上は1−3であった。しかし
スタッツを見るとすごい。相手のShot on Goalは100に対し
うちは30。勝てるわけがない。

雪を避けるため帰りは行きと違う道を選択したらしい。
遠回りしたのに8時間程度でついた。うれしいことだが、
だったら何故行きもこの道を使わなかったのかと思う。
それでも学校についたのは夜の12時を回っていたけど。

やっぱり自分の部屋はいい。今日はゆっくり寝ることにしよう。
来週末も遠征だけど今度は車で5時間程度でしかも1泊のみ。
楽だといいなぁ。



2004年01月24日(土) ペンシルバニア州エリーに滞在中

今日は全米ランク7位のMercyhurst Collegeと対戦。思った通り
に順当に負けた。うちのパワープレーになっても相手ゴール陣で
パックを回せないし、逆に攻め込まれて失点するようだから力の
差は歴然だろう。

ちなみにここのスポーツメディスンスタッフも感じがよかった。
フットボール場に隣接するロッカールームのためか割り当てら
れたスペースが広く、ビジター用のトレーニングルームまで
あった。試合には医者だけでなく、万一に備え救急車とEMTの
スタッフまで待機していた。うちも含めて他の大学でここまで
しっかりしている所には見かけたことがない。(ちなみに
フットボールでは高校レベルでも当たり前のことではあるが。)
これらサポート面から見てもチームが強いのはうなづける。

ホテルに戻った後少し時間があったので、急いでアメリカ五大湖
の一つ、エリー湖のほとりまで行ってみた。ホテルからは歩いて
15分もしないところにある。外を歩いてみてわかったが、本当に
寒い。外に露出している顔の皮膚がこわばるのがわかった。走る
と呼吸がしづらい。まだ陽が上がっていたのに一体何度だった
んだろうと思う。

エリー湖をつくと、、、凍ってた。風景も何もない。真っ白。
それだけだった。展望台らしきものもあったが、そこまでは
行かなかった。特に何も見えそうもなかったから。桟橋に
停泊している船の周りの水も見事に凍ってたし。写真を数枚
取ってホテルに戻った。寒いことだけがよくわかった。



2004年01月23日(金) バスの中の会話

今日練習後にATRに行くと1枚の紙が入り口に張り出されていた。
どうやらBOCの審査に通って、うちのAT programが認定の
プログラムになったらしい。自分に感慨は全くないが、
自分もインタビューを受けたし、審査前はこの対策につきあわ
されたので、まぁよかったんだろう。

でまたペンシルバニアに遠征にでかける。ペンシルバニアでも
オハイオに近く、先週居たところに戻る感じだ。もともと8時間
半の予定だったが、事故のためNYを抜けるまでに3時間かかり、
合計11時間半。結局現地についたのは夜の12時半だった。何も
せずにすぐ寝たのは言うまでもない。

移動中のバスの中はどうなってるかというと、自分と2人の
コーチを除いてみな女の子。予想にたがわずひたすらうるさい。
従って自分はバスにのった瞬間ヘッドフォンをし、本を読みなが
ら自分の世界に入るのが常となる。

しかし今日はたまたま選手と一緒にビデオを見ていたので、
会話が耳に入ってきた。そのうちくだらないけど笑ってしまった
のを紹介する。

NYからNJに入る前の橋(ジョージワシントン橋?)の上で:

カナダ人 A:"Hey, I never been to NYC. Where is the
statue of liberty?"

アメリカ人 B: "Well, it's in the water."

周り:ぎゃははははははっ

これだけでは笑えないかも知れないが、このアメリカ人の子を
知っていると笑ってしまう。女の子なのにパンチを受けすぎて
ろれつが回らないボクサー、もしくはアル中のようなしゃべり方
をし、会話ではいつもボケ役を勤めるのが彼女である。又ゴール
を決められず、悔しさで壁を殴り、結果指を骨折したことがある
のも彼女である。さらに試合に出たいからと、この骨折を医者
見せずに氷とテーピングだけで治してしまったのも彼女である。

いかに濃いキャラかわかってもらえるでしょう。ちなみに彼女
のお兄さんはフィラデルフィアイーグルスでDBらしい。先日の
プレーオフでGBを応援する僕に反してイーグルスを応援してた
のも彼女であった。



2004年01月22日(木) UCLAとCal State

今日は雪降るって予報だったのにほとんど降らなかった。
よかったー。まだあちらこちらに雪残ってるし、そもそも
また車が汚くなってなってしまうから。って今もまだ汚い
ままなんだけど。

Yahooのニュースを見たらある議員の経歴詐称疑惑が。
でもUCLAとCal State at LAの略称間違えるはずないよなぁ
本当に留学してたんなら。同じ州立大学でも一般的に言って
雲泥の差があるし。Cal Stateで有名なのはlong beach校
の映像学科ぐらいでしょ、スピルバーグが出た。卒業した
かしないかだって、こっちではいくら必要単位を取得しても
卒業を申請しなくちゃ卒業できないんだから、自分でわか
っているはずだよなぁ。

みんなはどうせ知らないと思っているんだろうけど、アメリカ
に留学してたって言ったらかえって目立つよね。お粗末。
かといってそれが政治家の資質とは別だろうけどね。アメリカ
の大学でたからってそれで一票を投じる人もういないだろうから。

面白かったのは女子アイホの一人が日本語の授業を取り始めて
習いたての3つの挨拶を練習のためかぼくに言ってきた。

「おはようございます。」
「ありがとう。」
「さようなら。」

いやぁ微笑ましい。がんばって僕と日本語で会話出来ること
希望。そしたら楽だろうなぁ。



2004年01月21日(水) 明日は旧正月だそうで

早朝に練習がなかった分、いつもより遅くまで寝られた。
朝風呂もしてみた。なかなか気持ちがいい。

今学期新しくもう一人自分の所に4年生が割り当てられた
ので、その子と話しをしにATRへ。これで女子アイホ担当
の学生トレーナーは2人になったが、なんで女の子ばかり
割り当てるのかなぁと思う。気を使うこと多いし、休日ない
とすぐぶーぶー言うから使いづらいんだよなぁ。2人とも
将来トレーナーをやるつもりがないから、必要最低限の時間
(この学校の場合200時間)だけこなして卒業したいと
公言してる。ここまでいわれると「そうですか」とかいえ
ないし。出来なくてもいいからやる気のある学生を割り当
てほしいなぁ。

授業の帰りにオリエンタルショップによった。元気だそう
と高いけどおせんべいを買ってみた。本当は肉まんが欲し
かったんだけど、売り切れていた。久しぶりに食べるおせ
んべいはおいしいなぁ。ちなみに明日は旧正月だそうで、
早めに店じまいをしていた。

旧暦を使用している方々、あけましておめでとうございます。



2004年01月20日(火) Yaleにも負け

今日から授業が始まったが、仕事のため出席できず。
相手はYaleだったが順当に負けた。1-5かな。最近ゴール
キーパーの凡ミスが多いように思う。点の取ってくれない
攻められてばかりのチームでは途中で集中力がとぎれるの
も同情できるが。

自分は現在の仕事でストレスを感じているが、これは経験
が浅いためかと思った。ところが同じ業種の人で経験もあ
り、言葉のうまい人でさえ同様なストレスを感じることも
少なくないという。ということは乗り越えなくてはいけ
ないものなんだろう。

とはいえ年初ですでに疲れてしまっている自分に気づく
ことが多い今、今学期後の身の振る舞いを真剣に考える
日が刻々と近づいているようだ。どうしよっかな。



2004年01月19日(月) アメリカ北部と南部の祝日の祝い方の違い

今日はマーティンルーサーキングの祝日。南部では一様に
休みであったが、ここコネティカットはそうでもなかった。
明日から授業が始まるということもあるが、学校はすべて
開いていた。珍しいというより祝日でもプライオリティが
低いのか。

道路は雪が沢山残っていて、車を少し運転するだけでフロ
ントガラスがすぐに汚れてえらく不便。車を降りるとボディ
がひどくよごれているのに気づく。雪って事故の原因にな
るしすごくきらいになった。ちなみに昨日は15センチほど
ここは降ったようだ。

教科書を買った。一つの本だけで145ドル程度した。こん
な高い本は過去にないと思う。これからどの程度リターン
を得なければいけないかと思うと、授業もがんばらないと
なぁと思う。

それにしても何していたわけではないけど旅の疲れが出て
きた。気を使うことが多かったからだと思う。今日は
早く寝るようにする。明日から授業だし。



2004年01月18日(日) 無事CTに戻りました

***この日記はあらためて書き直すかも知れません***

今日も雪により戻る時間は大幅に遅れたものの、無事
コネティカットに戻ってきました。今日も8時間ぐらい
バスに乗っていてみな疲れた顔。自分も疲れたけど
去年のUSMの強行軍に比べればかなり楽な感じ。

時々思うんだけどおれがこの中で一番タフなんじゃない
かなぁって。アメリカ人っていいか悪いか別として嫌
なことはすぐに口に出すし、我慢をしない。でもこれ
だけぶーぶー言うのを聞いてるとただのわがままにし
か聞こえない。

自分の下についていた学生トレーナーはわずか8日の
遠征でホームシックにかかり、疲れ果てた模様。明日
のオフを申し込んできた。先週は自分の用事で1週間
まるごと休んでいたにも関わらず、である。ここだけ
の話うちのプログラムの学生は甘やかされるし、意欲
にかけ働かない。こんな使えなくて気をばっかり使わなく
ちゃいけないのなら正直いらん。



2004年01月17日(土) ペンシルバニア州ステイトカレッジ滞在中

今晩はペンシルバニア州のState Collegeに宿泊してます。
午後4時過ぎに試合が終わった後、急いでバスに乗り込み
元から予約してあったここのホテルに向かったんだけど、
行く先々が雪、雪、雪で車も速度規制でのろのろ運転。
結局ここについたのは12時半すぎでした。

State Collegeといえばペン州立。このホテルに来る前に
あのビーバースタジアムをまた見てしまった。オハイオ
州立のスタジアムも見たけど、なんかこっちの大きい気が
する。オハイオ州立の方が本当のお皿(Bowl)のような
スタジアムで、外からは小さく見えるのかも知れない。

試合は予想通り負け。今期同じ相手に4連敗。勝てないもの
は勝てないんでしょう。試合中、2−2の同点だったのに選手
の馬鹿馬鹿しい反則から失点して負け。試合後、またヘッド
コーチがぶちきれた。

連敗続きと遠征疲れでバスの中は非常にいやーなムード。
弱いのがいけないだけなんだけどね。



2004年01月16日(金) vs Findlay

今日はFindlayとの2戦するうちの初戦。Findlayにはすでに
10月ごろホームで大差で負けていて、少しはうちが成長した
かどうだが計るのにはいい試合。

どうかと思ったけど、相手のがやっぱりよかった。1Pで早速
4点とられて、すでにギブアップ状態。今日はまた何点とら
れるのかなぁと思ってしまった。1Qが終わったとヘッドコーチ
が控え室でぶち切れ。気持ちはわかる。どうみても気が入って
なかったのは確かだから。しかし控え室のドアを閉めた状態
でも廊下で何を言っていたかわかったぐらいだから、コーチ
のトーンは相当なものだったんだろう。

2P以降は相手がすでに明日に向けてエネルギー温存モード。
うちが2点いれて2-4とスコア上ではまぁまぁに見えるが内容
は寒いの一言。100回やっても100回とも負けるだろう。

大した怪我人は出なかったのが救い。あいも変わらず自分の
怪我を大袈裟に報告し、注意を引くというか、何様なのか
分からない奴がいるが、そんな彼女は学生トレーナーに面倒
を見させておく。怪我の評価するだけでも時間の無駄だ。

嗚呼、向上心があるチームで仕事したいなぁ。

P.S. ちなみにFindlayの男女アイホは今年で廃部。理由は
もっともお金がかかるスポーツを学校側が支えられなくなった
ため。うちも女子つぶして男子にお金をつぎ込んだ方がいいと
思う。



2004年01月15日(木) Findlayのキャンパス訪問

日記の更新が遅れました。昨晩は外に繰り出したためです。

ここFindlayでは自分がアメリカに来る前にいろいろと相談に
のっていただいた先生がいます。メイルでのやり取りはずい
ぶんとしていたけど、実際にあったのは約4年ぶりでした。
久しぶりに会ったらなんか少し(かなり?)太ったみたいで
髪も白髪が混じり、貫禄が出てました。

それでも良くしてくれて、ホテルまで車で迎えに来てくれた
り学校の案内をしてくれました。彼は今大学院の修士過程
のAT program(entry level)に携わっていて、そこでは
プログラムディレクターなのです。

ただ規模は小さくアットホームな感じを受けました。いい
なぁと思ったのはPTの学生と一緒に受ける献体解剖の授業。
2−3人に1体ぐらいの割合みたいで、これならよく見れるなぁ
と感じました。(USMは大多数に1体)

ちなみに久しぶりに献体を見ました。合掌。



2004年01月14日(水) オハイオ州フィンドレーに移動

昨晩は順当に負けました。試合開始早々、まさに出会い頭
の1点が入りオハイオ州立を慌てさせたが、2Qに向こうが
1点とって落ち着いたらあとは怒涛のゴールラッシュ。

素人が見ても基礎体力が違うことは一目瞭然なんだよね。
女子に当たりはないっていっても、実際はポジションニング
であるし、スティックではたかれて簡単にパックをとられる
こともそうだし、後半になるに従ってうちの運動量が明らか
に落ちるのもそう。また途中でインターセプトされると守備
に戻らずに見てる奴も多いし。目の前の相手選手がオーバー
ラップして攻撃をサポートしようとしてるのにも、だよ。

詳しいことわからないけど、その他のスキルをみてもうち
って弱いなぁって思う。悲しいけれど。

さて今日はフィンドレーに移動してきました。ここは
コロンバスと違って小さな街で何だかハティスバーグを
思い起こさせます。大学自体もこじんまりした感じを受け
ました。その割に施設は悪くないと思ってけど。

その後時間があったので市内を散歩しました。ダウンタウン
を端から端まで歩いたけど、それほど大きくなかったです。
途中雪が降ってきてしまって慌てて宿に戻りました。

この宿もT1接続のインターネット環境をただで提供してく
れて非常に快適です。日本のホテルも学会などで利用された
かったらこの程度の施設は備えるべきだなぁと感じました。
実際のところ日本のホテルはどうなんでしょ?



2004年01月13日(火) オハイオ州立大のフットボール場を見るために

今朝早起きしてキャンパスをうろちょろした。フットボール
で(生徒が集まって)儲かっているのか、研究がうまくい
っているのか、それともたまたま時期なのか、いずれにせよ
あちらこちらで工事をしている。その規模も大きい。なので
見た目の風景はあまりよろしくない。

お約束のフットボール場に行った。幸いホテルからすぐ近く。
どこかから侵入して中に入れないかなぁと思ったけどだめ
だった。この時期用もないから掃除も何もしてない。残念。

仕方ないので高層の建物の最上階に行って中を見渡せない
かなぁと思い、一番高そうな建物の中に入っていった。
15−6階あるようで、エレベータで一番高いところに行って
みた。窓さえあればフットボール場が見下ろせるはずだ。

円柱の建物の真中にエレベータがあるのだが、その周囲に
当たる部分はすべて部屋になっていた。よく確認すると
寮らしく、中に入る術はなかった。ここでもスタジアムを
見れない。

他のところから挑戦しようと、次に高いビルに行ってみた
が高さが足りず、またスタジアムから距離があったため
何も中は何も見れなかった。工事は良く見れたけど。

よくよく考えてみれば、建物から中がよく見れれば誰も
金を払って試合を見る必要がない。学校もばかじゃないから
その辺りを考えて工事をしてるんだろう。

結局写真は外から取るだけにとどまった。ざんねーん。



2004年01月12日(月) 今日はオハイオ州コロンバス

今日はまたバス移動をして、午後3時過ぎにオハイオ州立大学
があるオハイオ州コロンバスに到着しました。ホテルは学校
内にあるホテルだけど、非常に立派。ベルボーイもいるし
ドアボーイもいる。部屋に入ると2人部屋に2つ机があるし、
高速インターネットも無料で利用可能。どうやらここは学会
を開く時に訪問者に泊まってもらう施設のようだ。もちろん
部活のチームやスタッフも泊まるんだろうけど。

目の前にはフットボールスタジアムがある。よく見ると真中
の古い建物の横に増設した新しい建物がある。LSUと同じ感じ
だ。

練習が終わった後、お土産ショップにもよってみた。さすが
にグッズで溢れていた。去年マイアミを破って全米1になった
ときのスウェット(上)が安売りされていた。20ドルもしな
いのなら買ってしまおうか?と悩んでしまう。今年もフィエ
スタボウルに出て勝ったんだから、体育会の懐はさぞ潤って
いるだろう。

練習中向こうのGAと話をした。ここもATプログラムがある
らしく、学生トレーナーとともに非常に感じがよかった。
いろいろと気を使ってもらっていることがわかり、有難かった。
遠征行くのならしっかりしたATプログラムがある大学ですな。

明日はフットボール場の写真とるぞ。



2004年01月11日(日) 現在はペンシルバニア州アルトゥーナ

今はどこかというと、ペンシルバニア州のアルトゥーナと
いうところにいます。オハイオ州まで遠いので、今日は
6時間ほどバス移動後、ここに宿をとっています。USM
のときはこのぐらいの距離だと朝4時に出発して当日つく
ようにしたので、こういう日程を組んでくれると体力的に
はかなり楽です。

この辺りは昨日のコネティカットほど寒くはなかったけど、
雪があちらこちらに残っていて風情があります。ガソリン
の値段もそうだけど、こっちのが田舎のような気がします。
コネティカットでも十分田舎なんだけど。

ついてすぐにテレビをつけるとGBが負けるシーンが飛び込
み絶句。今年はGBを応援していただけにがっくりです。

明日の午後にはオハイオ州立大学に着く予定です。着いて
時間があるようだったらフットボール場に直行して、様子
を見てこようと思います。オハイオ州立のフットボール
スタジアムは10万人以上の収容を誇り、そのようなスタジ
アムは全米で他に3つ(ミシガン、テネシー、ペン州立)
しかありません。デジカメも持ってきたので写真を是非
とろうと思ってます。その後HPにも載せる予定なので、
お楽しみに。



2004年01月10日(土) 日本が世界を制圧する日!?

相も変わらず寒いです。南コネティカットのAAA(トリプルA)
が1時間に1000件を越す出動要請があり、新記録を作ったと
地元新聞に書いてありました。みな寒さでエンジンがかから
ず、ケーブルを使ってジャンプスタートをしたそうです。

さて題名の話。何度が話した通りうちの女子アイホにはカナダ人
が多く在籍し、そのうち一人はケベック出身でぼくと同様英語が
下手な選手がいます。そんな彼女と僕が会話していると、まわり
のアメリカ人は内容が理解出来ないようですが、ぼくらの間では
立派に会話が成立しています。

先日用があってその彼女をアイスリンクから学校まで車で送る
ことがありました。これはその時の会話です。

最初は自分らの言葉のやばさについて話しているうちに、いつの
間にか第2外国語の話になりました。日本で大学院在籍中、一度
だけフランス語で書かれた古い文献を読んだことがあり、辞書
と文法書を1文ごとに引いた当時の苦労話をすると、彼女は私も
何か他の言葉勉強しようかなぁと言うことになりました。で何語
にする?というと別にぼくが日本人だからと言うわけでなく
日本語かなぁと。

理由はこうです。彼女の友達の中に国際ビジネスを専攻している人
がいるらしく、その友達が信じることは宗主国150年説だそうです。
世界を制する国は150年で変わり、その昔イギリス、今はアメリカ、
しかしそのアメリカももうすぐ終わりになり次は日本だとか。そ
れでその友達いわく、勉強するのなら日本語がいい、だとのこと。
日本のお役人が聞いたら泣いて喜ぶ話ですな。

彼女自身別に日本びいきな訳ではないけれど、車や電化製品は
絶対日本製がいいと思っているらしく、彼女の父さんいわく
「日本製を一度買ったらアメリカ製は買えない」と。

そこで日本人にとって聞いてうれしい話だけど、かといってじゃ
世界を制すとなると別かなぁと言う僕の印象でそのまま伝えまし
た。80年代はお金的にそうなったけど、政治的にはそうならなか
ったし、そもそも日本人に世界でリーダーシップを求めるには
民族上、性格上無理があるかと。

それでも彼女いわく人は変われるし、可能性はあると。アメリカ
より日本の方が穏やかでトップになった場合、世界が平和になると。

うーん、我々はがんばらなくてはいけませんね。



2004年01月09日(金) 2つのゴジラ映画をこっちで観ました

現在日記を書いている時点で-16℃です。これは気温であって
wind chillといういわゆる風が吹いている状態の体感温度
は-4Fなので、-20℃。どれくらい寒いかと言うと、テレビ
では健康な人でも15分以上外にいるのは危険です、部屋に
入って下さいという警報を出していたぐらい。

それはそれは大変だ、と思い部屋の外を眺めようとすると
1つ大発見。窓枠(アルミ製?、もちろん内側)にびっしり
と霜(氷?)がついていて、冷蔵庫のよう。30分前に暖房つけ
たためか一部溶け始めていて、しずくが落ちている。

バナナがあれば一晩外に放り出しておいて、明朝くぎが打て
るかどうか試してみるのだが。

寒い話はこれくらいにして、昨日のテレビの話を。夜寝る
前に何の気なしにテレビをつけたら、ゴジラvsモスラを
やっていました。英語吹き替え版なんだけど、もちろん
映像は日本のものだから、知ってる俳優さんばかり。さらに
その後にはゴジラvsキングギドラをやってました。こっちは
アメリカ人役としてケントギルバードやダニエルカール、
チャックウイルソンなど日本在住のおなじみアメリカ人が
たくさん出演してました。口の動きを見てるとなんか台詞は
日本語のようで、普通のアメリカ人がこの映画をみたら不思議
に思うんではないでしょうか。

内容はともかく、CGをほとんど(全く?)使わない特撮に
よる映像はそれはそれですごいと感心しました。ゴジラが
踏み倒した札幌や横浜は本当によく出来てました。誰が
あんなの作るんでしょうね。壊されちゃうのに。

ちなみにおかげで寝不足です。



2004年01月08日(木) 寒いよー

今日は昨日にまして寒かった。厚着をすれば問題はないの
だが、風が吹くと耳が痛い。外からアイススケート場に
入ったときに暖かいと思う時は初めてではないが、練習
中もずっと暖かいな、と思ったのは恐らく初めてではなか
ろうか。

「あー寒い」と連呼してると、カナダやアメリカでも北部
出身の選手達は「そうでもない」「今年は暖かいからいい」
と信じられない言葉ばかり。彼らの住んでいる地域には
絶対皇帝ペンギンやホッキョクグマが住んでいるに違いない。

でも真夏のミシシッピやルイジアナに彼らを連れて行った
らどうなるかなぁ。体温上昇して、呼吸も出来なくて死ん
じゃうかも。

ぼちぼち来週の遠征の用意をしようかと思う。8日間家を
空けるしね。食べ物もくさっちゃうから、冷蔵庫を出来る
だけからっぽにしなくちゃいけないし。まずは洗濯からかな。

それではアパート地下のコインランドリーに行って来ます。



2004年01月07日(水) 車のメンテナンス

今日は非常に寒い。朝から氷点下が続き、昼でも0℃いって
ないと思う。スキー場じゃないのにねぇ。

アイホの練習はいつも通りにあった。むかつく奴は今日も
むかつく発言をしたが、2日続けて書くと自分の人格も
疑われそうだからやめておく。こいつとあいつ、2人がいな
くなれば来期も女子アイホを担当してもいいかなと思うの
だが。

さて今日は車のオイル交換にいった。ここのサービスは
オイル交換でなく簡単な車のチェックや液体補充をしてくれ
る。少し高いけどね。前回対応が悪かったので、今日は先に
「これとこれは絶対にやって下さい」と伝え、彼らの作業中
部屋の中からじーっと見てた。そしたら今日はサービス内容
をそつなくやってくれた。当たり前なんだけど。

その後オイルを交換したついでに、ウォールマートでFuel
injectorなるものを買って、燃料タンクに入れてみた。こ
れで少しは走りが滑らかになるといいのだが、注入後気の
せいかそんな気がした。

そうそうセブンイレブンに行ってみた。日本みたいに弁当
は売ってないものの、すぐに食べられるちょっとした食べ物
や飲みものが置いてあった。それほど高くないし、これから
利用してしまうかも知れない。



2004年01月06日(火) ストレス発散させていただきます

なんか今の大学に来て愚痴ばかりが多いなぁと思いつつ、
反省の色なくまた今日も書く。あほども相手にして毎日
がストレスだ。

1つ目。問題児が一度痛めた手首をまた痛いと言い出した。
普段4年生の女の子の学生トレーナーがいると自分には
全く話にこず、彼女と話をする。別にそれは構わないの
だが、医者に会いたいとなるとおれを飛び越してほかの
トレーナー(仲良し)と相談する。でそのトレーナー
がおれに「医者に見せるけどいい?」と言う。頭にきた
から「勝手にどうぞ」と答えてアポをとってもらった。

あえていうと、痛いらしいが普段はテーピングもせず、
練習後にアイシングもしない。もちろん見る限りでは
普通に練習も試合もしてる。しかし右手首の話をすると
非常に痛くて、プレーの支障になっているという。ちなみ
にこの子の発言はいつも大袈裟で嘘も多い。

で医者に会う日が今日の午前中だった。本来ならおれか
4年生トレーナーが付き添うべきだが、このあほにつき
あってると週に1度医者にいかなくてはいけないし、
上に書いた通り問題なくプレーできているから一人で
いかせることにした。で午後、診断はどうだった?と
聞くと「病院まで行き方を教えてもらわなかったから
行かなかった。」きれそうになったけど、こいつと話すの
も嫌なので「あっそ」と言って会話を終わらせることにした。
医者に行きたいのならもう勝手にいってもらうことにする。

言うまでもなく生理的に受け付けない選手2人の中の1人である。

もう一つは新しく転入してきた新人。カナダのBCから来たそう
だ。今日の練習後ATRで健康診断を受けるよう昨日の時点で、
そして今日練習の帰りにも行ったが、ぶっちしやがった。こいつ
も最初から感じが悪く、先行き不安だ。

こっちにいて感じるのだが、自分の英語が通じない相手は
総じて良い躾を受けてなく、そのため品がなく、そして教育が
ないアメリカ人(含むカナダ人)だ。人のことをばかにして
聞く気がないせいもあるのだろうが、それ以上に頭が悪い。
この仮説は99%経験的に合っていると思う。

馬鹿は相手にするな、とはよく言ったもんだ。



2004年01月05日(月) カレッジフットボール終了して

昨日の日記の通り、シュガーボウルにて全ての大学フットボール
の2003-4年度の試合は終了した。1フットボールファンとしては
寂しさを覚える時期である。今年の8月まで待つのは非常につら
いことで、それはNFLヨーロッパやアリーナフットボールを見て
も癒されるものではない。

1年でつまらない部分のシーズンが始まってしまった。

えっ、アイスホッケーを担当してるんだからアイホは?という
声も聞きますが、正直あまり興味がないです。なんかハイソで
お金持ちの人のスポーツのような気がして。アイスホッケーを
する黒人を見たことがないですが、何故ですかね。

円がどんどんとドルに対して上がっているようです。なんで
俺が自腹を切って学費をすべて払っているときにこうならない
かね。運が悪いというか、計られたというか。

コネティカットは今週涼しくなり、あさって水曜日は最高で
20度台(氷点下でマイナス一桁台)だそうです。やだなぁ、
また寒くなるのか。

自分はどうやら暖かいところのがいいみたいです。



2004年01月04日(日) 自分にとっての記念日

1月4日はぼくにとって記念日です。何の記念というと留学の
ためにアメリカに来たのが2000年の1月4日だったのです。
今日から滞米5年目に入りました。なんか重いですよね。
英語はうまくなってないから、日本に帰っても英語で仕事
はしたくないし、期待されたくもないのが本音なんだけど
少しは出来ますとか言わないと仕事もないよなぁ。

今日は1月で最初で最後の完全オフです。何もせずのんびり
してしまいました。遠征でしばらくアメリカ人と同じ飯を
食べていたので、今日はご飯をたいて、鮭を塩焼きにして
キムチをつまみながら夕食をとりました。やっぱり日本食
のがうまい。

テレビでは今Sugar Bowlをやってます。今年はBCSという
ランキングシステムによる全米大学王座決定戦。個人的には
LSUに勝って欲しいけど果たしてどうか。テレビを見ていて
去年の今ごろは自分も友人とあそこにいたんだなぁと感傷に
浸っていました。去年の雰囲気もすごかったけど、今年は
もっとすごいだろうなぁ。ニューオリンズはLSUにとって
地元みたいなもんだから。バーボンストリートも大賑わい
のようです。

5年目に入った今年は、時間がないのは変わらないけど勉強で
がんばろうと思います。初心を忘れないようにしないと。
お世話になった人への恩も返さないと。



2004年01月03日(土) バーモント州遠征3日目

バーモント州で3日目、今日は暖かいのか雪ではなく雨でした。
2時から試合のため12時に会場入り予定。朝はゆっくりで幾分
楽だったけど、それでも起きてからはばたばたしてしまった。

朝食時に発表があったが、昨日の勝利で今期6勝目。シーズン
6勝はQU女子アイスホッケー部の記録だそうです。でも年間
30試合あって6勝が最高というのは新しいプログラムとはいえ
弱すぎだと思うけど。ちなみに去年は5勝25敗1分けでした。

それに喜びすぎたせいか、それともやる気がないのか今日の
試合は昨日快勝した相手だったのに試合を通して攻め込まれ
2−6での惨敗でした。何だか今日はポカが多くて、見ていて
不愉快になった。負け癖を直すというのは大変なことだと
思う。

それから家路につき、バスの中で注文しておいた(もちろん
経費はチーム持ち)茄子のサンドイッチを食べた。これが
とてもおいしかった。今度試合後のサンドイッチは毎回これ
にしようと思う。

そうそう高速の途中でアメリカに来て初めて検問にあった。
何かあったのか、それともテロ対策か。真っ暗な道の途中
でいきなり急に灯りが見え、それとともにバスが減速した。
最初事故かと思った。運転手が何やら警察官と話をして
うちらはすぐに通されたが、怪しい奴らはもっと尋問を受け
るのか?

5時間ぐらいバスに乗ってコネティカットに戻ってきた。
コネティカットには道路にも雪は残ってなく、すごく暖かく
感じて上着を一枚脱いだ。でも息をはくとすぐ白くなる。
自分の寒さへの感覚がおかしくなっている気がした。



2004年01月02日(金) バーモント州は雪でした

朝起きてカーテンを開けるとなんと外は雪。すでにきれいと
思う感覚はなく、あぁまた面倒になるなぁと思うだけ。幸い
今日対戦する学校がホテルから近いので、そこに行くまでに
苦労したり、渋滞したりということはないだろうけど。

まずは12時から1時間練習。施設は決して新しくないけど
必要なものが揃っていて感じがいい。鉄筋で骨組みを組んで
いるが天井は木製で温かみを感じる。客席も個別のシートと
ベンチシートに別れ、高いお金を払った人にはそれなりの席
が与えられる仕組みだ。また天井からつり下ろされた電光掲示
板は大きくて見やすくなかなか壮観だ。

控え室に入ると水や氷だけでなくタオル、ファーストエイド
キット、ヒートパックテーピングテーブルなどが用意されて、
ビジターにも快適な環境が用意されている。トレーニング
ルームに挨拶に行ったときも応対はすごくよかった。またどう
やらここにはATプログラムがあるらしい。4年生らしき女の子
を紹介され、いろいろとお手伝いしてくれるようだ。今回
自分の方の4年生が親類の結婚式で来れない為、すべて自分
一人でやらなくてはいけないが、これなら何かあったときで
も問題ないだろう、とちょっと安心する。

大概ATプログラムを持っている大学は生徒の教育と言う意味
で相手校に対してきちんと応対するように躾ている。これは
いいことだと思う。結構忙しいのか素っ気無いところも多いし。

夜は7時からの試合、新年早々、そしてうちには珍しく4−1
で快勝した。特に怪我人もなく、夜を静かにすごせることは
トレーナーにとって非常にありがたいことである。

さて明日もすっきり勝って、意気揚揚と家路に着くかな。



2004年01月01日(木) 初バーモント州

明けましておめでとうございます。

アメリカで迎える3度目の正月でしたが、午前中アイホの練習
がありその後すぐにバーモント州への移動があったので全く
正月を感じることなく1日を過ごしました。

ただ昨晩は自分でそばつゆを作り、きちんと年越しそばを
食べながら年を越えたので、そこだけは日本人らしく過ご
せましたが。

で今バーモント州バーリントンに居ます。コネティカットでは
道路に全く雪が残っていなかったのに、こっちについたら道路
以外は一面の雪でした。この周りはスキー場がたくさんあるの
もうなづけます。

ホテルはホリデイインで、さらに今回はアシスタントコーチが
来れないので個室を提供され、非常に快適です。選手も2人
1部屋(1人1ベッド)を提供され、USMのソフトボール選手より
待遇がいいです。その分夕食は気持ちけちり気味だったかな。

午前中に練習をし、昼間に移動、夜はゆっくりでした。近く
のバーンズアンドノーブルに行って立ち読みし、オレンジボウル
を見ながら早めに寝ました。バーンズアンドノーブルも1日と
いうのに夜11時まで営業するところを見ると、アメリカには
正月という概念はないようです。もっともリゾート地の本屋
だけに開いているのかも知れませんが。


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